こんにちは。早野です。
お読みいただきありがとうございます。
今年も残りわずかですね。
今年はいかがでしたでしょうか??
さて、年末年始は時間があるという方のために
読書案内をお送りいたします。
選定基準は2つ。
1つは不登校の改善に役立つか。
さらに状態が改善するために役立つ本か?
というのも、このメルマガは既に復学や大学以降の生活をしている方が
半分以上だからです、
2つは好奇心が刺激されるか。
言い換えると隠れた因果関係が見つかり
俯瞰してどうすれば結果が変わるのかがわかる
ということですね。
例えば下記のようなことがわかります。
なぜ問題行動を起こしているのか?
なぜ一時は仲が良かった夫婦や嫁姑や兄弟でいがみ合うのか?
なぜ不登校から大復活をとげる人がいるのか?
なぜなのか??どうしてなのか??
意外に不登校の本じゃ無い方が本質はつかみやすいのかなと。
そこで本のご紹介です。
目次
★中学受験でよく出題される稲垣氏の本
小学生の受験生の子の読解問題で採用し続けたら
すごい明るくなった本です。
というのも、思春期の子は頭が固いです。
真面目な子ほど
〇〇でなければならないという思い込みが固い。
だから自分を責めたり
人を責めたりで
苦しくて自滅するわけです。
で、思い込みが固いのは人生経験が少ないからです。
もちろんそうなりがちなタイプでもあるのですが、
しかし、インドやアフリカに生まれたら
おそらく同じ悩みは持たなかったでしょう。
経験を増やすのは時間やお金がかかりますが、
知識を詰め込むのはすぐできます。
私は恐怖症の時にとにかく
「意外な事実」を集めるということをやりました。
知識があれば普段の会話の中から
思い込みも壊れる機会が多くなります。
そうすれば楽になります。
楽になれば前向きな行動が生まれます。
前向きな行動があれば
失敗もあるでしょうが
成功も蓄積されていきます。
そのうち
ステージが変わるわけですね。
例えば、和田あきこが大変な不安症と聞けば、
「自分だけじゃないんだなー」と少しなったりします。
勉強やゲーム上達にも役に立つ情報であれば
一石二鳥です。
稲垣氏の本は頭が柔らかくなるための知識を詰め込む
のに大変に適しています。
例えば、
他にも性転換する魚がいるとか
キウイは飛べない鳥だとか
稲垣氏は雑草の話が有名なのですが、
強そうなトラやオオカミは絶滅危惧種で
弱そうな雑草は数が多い
そして雑草は倒れても
実は立ち上がらないとか(笑)
思えば、人間も先進国の人が絶滅危惧種で
(韓国、シンガポール、日本、欧米の白人)
逆にアフリカの人などは爆増中です。
将来は地球の半分がアフリカ人になるとか。
能力を高めてプライドを高まるよりは
その逆の方が生き残りやすいかもしれません。
根本から様々なことを考えさせられる本ですね。
★自分の壁 養老孟子
これも中学受験や高校受験でよく出る
養老さんの本です。
自信の作り方やそのための物の見方などがわかります。
そもそも頑なな子供は
思い込みで物事を見ていたりします。
思い込みの壁があり、
あまり観察できていない。
見て⇒判断して⇒行動の中で
毎回、最初で失敗しているわけです。
私は恐怖症の時にそこを痛感し
時間をかけて研究しました。
しかし、養老さんの本は
現実の観察の仕方の向上が簡単に出来ます。
ヒットするものには本質的な理由があるのだと思います。
★2023年芥川賞受賞の「極楽征夷大将軍」
この本は因果関係について俯瞰して考えさせられます。
なぜ室町時代は戦乱が多かったのか。
そこには明確な仮説があります。
この本を読んでから日本史の授業をしたら
世界観が一変しました。
また、なぜ足利一族は超仲の良かった兄弟で戦う羽目になったのか。
そこには置かれた状況、システム、構造が影響しています。
生徒と歴史の勉強をすると
歴史には繰り返しのパターンが多いことに気づきます。
また、日本人でも中国人でも西欧人でも
あまり変わらないこともわかります。
筆者の主張は
人間は自分で物事を決めているようで
実は周囲の状況で言動を決めている。
というものです。
ちなみに脳科学で
人間は自分で決めているようで全然決めてない
というのは共通テストの現代文でも頻出です。
これは不登校でも全く同じで
なぜ問題行動を起こしているのか?
なぜ一時は仲が良かった夫婦や嫁姑や兄弟でいがみ合うのか?
なぜ不登校から大復活をとげる人がいるのか?
そこにはパターンや仕組みというものが必ず存在します。
なので、本来は全てが無罪なわけです。
また、なぜやる気もなく自信も無かった初代将軍の尊氏が
晩年には有能な人物に変わったのか?
これは不登校でもあるあるです。
古今東西人間はあまり変わらないのかなと。
★「なぜなのか?」がわかると面白い
私は社会人になり
コンサル会社に勤めましたが辛かった。
人さまの解決できない問題を
新入社員が解決できるわけがない(笑)
わからないことが多かったものです。
しかし、諦めずに続けていると
手に取るようにわかる時が来る。
人間面白いものですね。
先日、日本史を2か月で偏差値70まであげた子がいましたが、
やれば出来る‼
また、不登校支援の仕事に変えてからは
同じくわからなかった。
なぜ子供は部屋から出てこないのか?
なぜ子供は自滅的な行動を繰り返すのか?
そもそもなぜそうなったのか?
どうしたらいいのか?
今だと手に取るようにわかります。
また、それ以外にも昔から疑問が多かったです。
なぜ学校の授業は黒板に毎年同じ内容を書くのか?
先生は飽きないのか?
なぜ学歴は意味が無いとマスコミは言うのに
子供は大部分の時間を勉強に費やすのか?
なぜ格差が開く社会の仕組みなのに
マスコミは格差をなげくのか。
謎は面白いですよね。
謎によって鍛えられたように思います。
そこらへんの謎からの復活は下記の本が面白いです。
精神科医が心理療法の修行をする話です。
ここまでさらけ出すのは「ただものではない」です。
不登校の事例も出てきて
今回の本の中では一番不登校本に近いかもしれません。
ただ、電子書籍版が無いのが残念。
コンビニでも購入できるようになった
くりーむぱんの八天堂の森光氏の本です。
会社員時代、復活劇を見てきて
こういう人が復活するんだなと
痛感しました。
★今年もありがとうございました
このメルマガは無駄に長いです。
それは長い文章を苦にしない人を集めているからです。
というのも、本を読むのが習慣になっている人は
仮に私が無能で詐欺師でも目的地にたどり着くはずだからです。
(ただその人の状況によって合う主張や合わない主張がある)
さて実際、今年も多くの親御さんの諦めない情熱や
子供への愛情。
そして挑戦する勇気を見てきました。
お子さんの問題行動の裏にある深い優しさ。
挑戦する勇気。希望。明るさ。
に触れて感動することもしてきました。
おかげさまで
今年は過去最高の1年になりました。
ありがとうございました。
良いお年をお過ごしくださいませ。
(31日まで仕事自体はしております)
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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