こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。先日の記事の続きになります。
親の金で遊んでいるのに罪悪感だった
私：そういえば、I君は今年大学一年生になるんですよね。
I君：一応、はい。
私：大学は、どこに？
I君：早稲田大学です。
私：早稲田！？すごいですね！
I君：ありがとうございます。けど、どっちかっていうと大学受験してそこしか受からなかっただけっていうか。
私：むしろ、それで早稲田大学はすごいですよ。…やっぱり試験は難しかったですか？
I君：それなりに。ただ、高校一年の時から早稲田だけ目指してやっていたので、そんなに。
私：予備校に通っていたとおっしゃっていましたよね。
I君：はい。高校は中学行っていなかったから単位とかの問題もあって通信高校で。高校は、勉強するっていうよりは高校卒業認定をもらう場所、みたいな感じだったので、勉強はそんなに強くなかったんです。なので、それもあって予備校に通ってました。予備校は勉強、高校は卒業のためというイメージすね。
私：なるほど。ちなみに早稲田だけ目指していたということですが、なにか理由はあるんですか？
I君：中学の頃、学校に行かないで親のお金で遊んだりしてたんですけど、なんか恥ずかしくなって。知名度の高い大学行けばお金稼ぎやすいかなっていうのはありました。あとは、将来起業したいと思っていて。やっぱ知名度の高い大学に行くのはのちのち得になるかなと。それに大きい大学は人も多い分、人脈も広げやすいと思って。
私：そうなんですね。将来のことまで考えて大学を選べているの、素直にすごいなと思います…！ …ちなみに、勉強は得意だったんですか？
I君：いや、そんなに(得意ではなかった)。歴史は好きだったので成績良かったんですけど、数学とか、英語とかもあんまりできなくて。早稲田は私立だから三教科で受けられるので受けたっていうのもあります。国立大学は教科数が多いのでちょっと厳しかったです。
私：たしかに、国立受験は教科数多いですね。
中１の分野から始めても間に合った
I君：はい。さっきも言ったけど、これが何教科もってなると受からなかったと思うので、ある意味ラッキーでした。しかも中学は全く勉強してなかったので、はじめのうちは中一の分野から始めてて。
私：中一の分野、というと？
Ｉ君：例えば、英語だったらBe動詞だとか、そんなところから。数学はそもそも苦手なのもあってなかなか進まなかったです。
私：そんな中で勉強するモチベーションは下がったり、とかなかったんですか？
Ｉ君：あんまり。ああでも、これもたまたまなんですけど、俺が高一に上がるときにちょうどコロナが流行りだしたんですよ。で、俺、趣味がカードゲームなんですけど、それ、コロナ禍だと一番タブーなやつで。
私：カードに触れるからってことですか？
I君：そうっす。コロナ流行る前は結構カードゲームしてたんですけど、そんなわけで全然できなくなっちゃって。しょうがないので勉強しようと思ってたのは覚えてます。
私：すごい。やることないから勉強するって言って出来る人あんまりいないと思いますよ(笑)
I君：ありがとうございます。
ライターさん感想
不登校でも早稲田にいける！ってちょっと自信が出るフレーズのように感じませんか？
ただ、I君の場合、中学も不登校ではありつつも外に出ていたという話でした。高校生になっても予備校や学校には通っていたとのこと。一概にそうとは言えませんが、家から全くでずに引きこもってしまっている子と少なからず外に出てる不登校の子では、ある程度、差はついてしまうかもしれません。
けれど、こういうお話を聞くと、私でも出来るのかな、と希望が持てますね！
早野感想
そりゃ戦略があれば受かるだろと私は思います(笑)特にそのことに関して言うことはありません。
でもゲームで遊んでいる自分が嫌になったというのは感動しました。
不登校の子も自分に誇りと自信を持って楽しく生きていきたい人が多いと思います。I君はよく頑張りましたね。
ではまたお会いいたしましょう。最後までお読みいただき有難う御座いました。
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