こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
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今日から元不登校の親へのインタビューという企画を始めます。
元不登校の親御さんは相当な境地に到達していらっしゃる方が多いからです。
ただ、私の主観が相当に入った編集になっています。(話の順序がですね。内容は変えてません。)
それは、
1,不登校からの脱出に何が必要なのか???
2,どん底からの脱出に何が必要なのか???
を伝えるためです。
実は、不登校から脱出よりもどん底から脱出のほうがより本質的です。
不登校から脱出で語られることは知識ですのであまり役に立ちませんが、
(とはいえ、知らないと話にならないのですが。車の免許の学科みたいなもので、知らないとヒドイ目にあいます。)、
どん底から脱出で語られることは役に立ちます。
(車でいうと実際の運転という感じです。が、身につけるのは簡単ではないです。)
そして、どん底から脱出で語られることは不登校でも受験でも就職でも経営でもサッカーでも何でも同じです。
第一回目はSさんです。
Sさんは娘さんが中3の9月に不登校。
高校に進学し高1の9月からまた不登校。
現在は娘さんは留学されていらっしゃいます。
家庭内暴力、暴言で荒れ狂い、
夫も弟も荒れ狂い、
家がメチャクチャになったそうです。
Sさん自体もうつ状態になり、
仕事をやめる羽目になったそうです。
そこからSさんのご家庭は立ち直ったわけです。
★人間がどん底から立ち直る総論
私がサラリーマン時代は潰れそうな会社の支援とか自分の事業が潰れそうだったりとかのどん底の連続でした。
その時に上司から元サッカー日本代表の岡田監督の記事を読むように言われました。
http://president.jp/articles/-/4954?page=2
>我々は、氷河期の饑餓を生き延びてきたという強い遺伝子を持っている。
>ところが、便利で安全、快適な社会にいると遺伝子にスイッチが入らない。
>どん底になったり、強烈な感動をしたときにスイッチが入ると思う。
>だから、倒産、闘病、投獄、戦争など、どん底を知っている経営者は強いのだろう。
>代表監督のプレッシャーは半端ではない。前回監督を務めたときは、散々だった。
>私の息子は、テレビを見ているとあまりに父親がひどく言われるので泣いたこともあったほどだ。
>私の自宅の前には、パトカーが常駐し、厳重に警備された。
>投獄、戦争と比べれば大したことはないだろう。
>それでも私の中の遺伝子のスイッチが入ったのかもしれない。
>不思議なもので、こうして、苦しんで、苦しんで、必死になっていると、秘密の鍵が見えてきたのだ。
あなたは秘密の鍵が見つかっていますでしょうか???
秘密の鍵とは矛盾するようですが下記のようなことです。
>どうして勝てなかったのか。何より自分自身が腹を括っていないことに気がついていた。
>秘密の鍵が見つかっていないというのは、言い訳にすぎない。
>他人に批判されてもいい。
>自分が信じるサッカーをやればいいのだ。
>バーレーン戦の敗戦で私は開き直った。
覚醒したのですね。
不登校でも人それぞれ度合いの差はあれど、
なんかこういう覚醒するようなところがある気がしますね。
私も自分のことをある種の障害者だと思っていて『ヘレン・ハヤノー』と名付けて自分を励ましていました(笑)
『自分のことが思うように出来ないので』闘病とかに近い経験だった気がしますね。
ハヤノ三重苦(話せない、緊張、不器用で常識がない)と内心で大笑いでした。
社会人になってからはハヤノ六重苦となりましたが。。。
★脳科学的に言うと、、、
>脳の働きを調べると、脳には旧皮質と新皮質の働きがあるという。
>おおざっぱに言えば、動物としての本能は旧皮質、霊長類として発達してから得たのが新皮質と分類できる。
>サッカーの指導は旧皮質に働きかけなければならない。
そうなんですね。
どちらかというと、
旧皮質に働きかけないといけません。
>どん底になったり、強烈な感動をしたときにスイッチが入ると思う。
あなたも不登校のいろいろな事例をネットで見ると思いますが、
そこにはどん底か強烈な感動が無いですか???
警察関係とか生死の関係とか何かの出会いとか。
また、自信とか愛着とか不安に打ち勝つとかはどちらかというと旧皮質に属しているのではないでしょうか???
お受験や学校生活は新皮質で良いのですが、
不登校から脱出は頭が良い部分が邪魔だったりします。
(ADHDタイプはバカなところがあるので良い気がしますが 笑)
お利口になることが生きることではないんです!!!
もちろん、今の日本では覚醒しなくても生きてはいけます。
最悪、生活保護を受ければ良いです。
家でずっとゲームをしていても生きていけます。
ずっと旦那さんや子供の文句を言っていても生きていけます。
飲み屋で愚痴をこぼしていても給料は入ってきます。
しかし、そこに人間としての尊厳は無いですね。
マズローの欲求の生存と安全は満たせますが、
その上の社会的欲求にまで行くモチベーションは生まれないでしょう。
(ここはかなり人によりますね)
★どのくらいでSさんくらいの境地に行くか???
Sさんに『どのくらいでSさんくらいの境地に行くと思いますか???』と聞きました。
不登校のお茶会とかに行った時の感じだと3年か4年くらいだそうです。
『大変そうですね。みんながみんなその境地まで行くべきでしょうか』思うかもしれませんが、
『その境地まで行くべき』です。
理由1:普通を目指したら普通にはなれないからです。最高を目指してようやく普通というのが現実でしょう。
格差社会のかなり下のほうで良いなら良いのですが。
普通を目指せば普通にすらなれません。
理由2:親は『子供が自立してさえくれれば何でも良い』と思うと思いますが、子供は人一倍プライドが高くそれは出来ません(笑)
だったら家で寝ていたほうがいいやと言う子も多いと思います(私はそういう思考パターンです)。
自立を目指したら自立すらできません。
理由3:親はいつまでも子供のことが不安なので後悔のないレベルまで到達するべきです。
Sさんもお子さんのことを心配していましたし、私の親も私のことを今だに心配しています(苦笑)
いつ何が起きるかわかりません。
理由4:私の経験上、過去を肯定できないと未来のピンチで逃げてしまいますし打たれ弱いです。
そうなると。。。
理由5:どんな人も生まれてきた使命や才能を持っていると思います。
それが発揮されると良いなと単純に思います。
★どん底で覚醒出来る人と出来ない人の違い
Sさんにどん底で覚醒出来る人と出来ない人の違いを聞いてみました。
Sさんは過去にプチどん底を乗り越えた経験があったのだそうです。
なるほど。
たしかに私もそういえばそうだなと思います。
で、まずはSさんのプチどん底経験についてご紹介したいと思います。
私達と一緒に覚醒していきましょう!!!
まずは、今日はこのへんで。
最後までお読み頂き誠に有難う御座いました!!
私が10代、20代で苦しんだことがあなたのお役に立ち、
あなたのお子さんの幸せにつながればこの上なく幸いです。
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