こんにちは早野です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
相変わらず暑いですね。
今日は子供の力を引き出すコツについてです。
★褒めるのって難しい
親御さんからよく「褒めるのって難しい」とお聞きします。
私も難しいなと思います。上滑りしている時とかよくあると思いますかね(笑)
そこで、褒めるについていくつか考えていきたいと思います。
大学受験の必須英単語にコンプリメントというものがあります。
心理学でもコンプリメントはよく出てきます。
語源辞書で調べるとcomplimentはcomplere(満たす)に由来します。
褒めて相手の心を「満たす」ことから来ているのですね。
しかし、辞書で調べると褒めるという意味とお世辞とかおべっかという意味があります。
ここらへんが自我がある思春期以降の子に対しては難しいところではないでしょうか(笑)
どうしたらコンプリメントが入るのでしょうか?
★コツは細かく補うこと
さて、ややこしい話ですが紛らわしい単語にcomplementがあります。
こちらは補うという意味ですね。(1字だけスペルが違いますw)
で、私は補うことで臨場感が生まれてお世辞ではなくなると思います。
complimentするためにはcomplementが必要なわけですね(笑)
「君はよく頑張っているねー」
と言ってそれが入る場合もあります。
でも「小学校でいじめられてそこから頑張った中学受験で燃え尽きてクラスになじめなくても
こうやって週3日だけど再登校して勉強している君は明日のジョーみたいだね」
と言うと入りやすい気がします。
そして、笑ってごまかせるので反発されにくいですね。
「何度でも立ち上がる力がある」「君のことを理解しているよ」「明日のジョーのように最後には勝てるよ」
という暗示が軽く入るわけですね。(ディテールを把握さえしていれば細かく言う必要は無いですが)
さて、補足して考えるといろいろと当たり前に見えていたことが当たり前でないことがわかってきます。
思えば子供も何十年か前は影も形も存在しなかったのが今やこんなに大きくなった。
言葉をしゃべれるようになり自転車に乗れるようになり大人に反抗できるようになりました(笑)
そして、「けっこう一理あるな」と思えるような文句を言ってくる子も多いです。
「いやーよく見ているねー。」(よく言えば俯瞰的、客観的に。悪く言えば自分を棚に上げてw)
と言えれば後で物事を客観的に見てほしい時に使えます。
★労うという意味もある
また、コンプリメントには労うという意味もあります。
職場で「お疲れ様です」とお茶を出すいう感じですね。
我々日本人は社内メールのあいさつで「お疲れ様です」とか「お世話になっております」とか書きますが、
意外に自然にやっているんですね。
まー生きていれば多かれ少なかれ誰もが苦労します(たぶん笑)
そこの苦労談が聞ければ自然にコンプリメント(労う)になると思います。
そしたら自然に「すごいですね。大変でしたね。よくやってきましたね。」
となるんですね。
ありがとうの反対が当たり前だそうですが、
よく考えれば世の中すごいことばかりですね。
考えてみれば電車が時刻ピッタリなのもすごいですし、
スーパーやコンビニに欲しいものがズラリと並んでいるのもすごいことですね。
よく考えると日常はすごいことだらけ。
鉄道会社の従業員さんやスーパーの従業員の方々の苦労や工夫があるのだと思います。
それも相当な。
最近、生徒に聞いて驚いたのですが英語の教科書が著名なイラストレーターを起用していて、
さらにはキャラクターグッズを販売しています。
アニメとかマンガなみに面白くしようと苦心しているのですね。
なかなか他のエンタメコンテンツとの競争は苦しいでしょうが「お疲れ生です」という感じですね。
日本という国は「道」という概念があり自分の仕事を突き詰める文化があります。
それが生きがいであったり成長を実感できたりして個人や社会の豊かさにつながっているのだと思います。
たまに子供で「大谷翔平になれないと意味が無い」とか言う子がいます。
でも、大谷翔平なら仮に野球の才能が無かったとしても他の仕事で自分の道を突き詰めているのではないかと思います。
野球部じゃなくて弓道部でも人知れず達人になり部活の顧問とかを静かに極めていそうな気がします。
平凡な人の苦労や工夫にも光を当てると教育上良いのかなと思います。
電車の中で疲れたサラリーマンも普段の仕事では天才的な接待の腕があるのかもしれません(笑)
どこの組織も極めて高度なバランス感覚と思考があって回っているのだと思います。
面白いですよね。
会社で周りの人を1日1回労うみたいなトレーニングをすると面白いかもしれません。
「部長、大変ですねー。これから経営会議ですか。(社長から数字を詰められるのかな)」
「(新人の)〇〇くん、かなり仕事に慣れてきたわねー。顔つきが違うわ。(辞めたいとか思う時もあったのかな)」
そして自分にも忘れずに。
「いやー仕事に家庭に頑張っているなー私」と。
自分だけは自分の味方でありファンでありたいものですね。
また、なるべく子供の味方でありファンでありたいものです。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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