こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
コーヒー豆焙煎店の15歳店長
この前、あるお母さんと話していて、
コーヒー豆焙煎店を始めた15歳の店長が群馬県桐生市にいるらしいと知り、調べてみました。
岩野響さんは小3の時にアスペルガーと診断され、
中1の時に不登校になったそうです。
学校生活への適応に困難を感じ、
『どう生きたらいいのか?』と悩んでいた時に、
知人からコーヒーの焙煎機を紹介され、
トコトンのめりこんでいったそうです。
ホームページはこちら。
売れすぎてあまり買えないそうです。。。
今は通販だけなのかな??
それにしてもHPが格好良い(笑)
元不登校の方が運営しているカフェ
これは全くの偶然ですが、元不登校の方が運営しているカフェは名前が『響カフェ』でした。
埼玉県の桶川にあります。
http://blog.livedoor.jp/hibikikizuna/archives/cat_1152695.html
で、カフェの方々が浦和商業高校定時制太鼓部出身の太鼓集団なんですよね。
不登校の子は太鼓やドラムが好きな子が多い気がしますが、
何か人間の根源を活性化させるものが『叩く』ということの中にあるのですかね!?
没頭することの大切さ
人間の精神を成熟させることの1つに『没頭すること』があると言われています。
フロー体験と呼ばれるものです。
我を忘れて、
時がたつのを忘れて、
何かに没頭する
それが人間の幸せの1つで最も潜在能力を発揮させ、
人を成長させると言われています。
ビジネスの世界でもいかに社員をフロー状態に導くかが企業の成功の鍵だと認識され始めています。
私が以前にいた会社でもいかに社員の力を引き出すかが重視され、
好きな仕事にトコトン没頭した社員は驚くほどの成果を上げていました。
その反対が嫌な仕事をやりながら時間が経つのをひたすら待っている状態ですね(涙)
今の学校はどちらかというと『時間が早く過ぎ去って欲しい』と多くの子が思っているのではないでしょうか???
人は没頭すること、フロー体験をすることにより人間的にものすごい成長すると、
マズロー5段階説で有名なマズローが言っています。
現場の感覚でもたしかにそうだと思います。
プログラミングに没頭して自信をつける子、
小説や絵に没頭して自信をつける子、
物作りに没頭して自信をつける子、
野球や柔道に没頭して自信をつける子、
カラオケや太鼓に没頭して自信をつける子などなど。
で、冒頭の桐生市の15歳店長の方はそれがコーヒーの焙煎だったのですね!!
その年令で自分の生き方を確立して自分の意志で歩いている岩野さんは本当にすごいと思います。
今までがかなり大変で、
これからも大変なのかもしれませんが、
ある意味で幸運だったと思いますね。
もうすぐあなたやあなたのお子さんもそんな『忘我の境地』になれるようなモノに出会えると思いますよ。
なぜ没頭することが人を成長させるのか???
それは『忘我の境地』が自己肯定感を上げるからです。
自己肯定感の1つの側面が『自分も他人も同じように尊敬に値する』と思えることです。
自分=他人の状態です。
で、忘我の境地になると、
自分が無い状態なので、
相対比較で小さくなっていじけるということが無くなるのですよね。。。
自分で自分を虐めるようなこともなくなります。
なんせ我を忘れている状態ですから(笑)
無敵の状態ですね。
で、気づいたらスゴイ成果も出て、
周りからもすげーなと言われ、
自分も自信は持てるし、
好きなことは出来るしとなるわけですね(笑)
不登校の子は他の子よりもそうなりやすいと言えます。
そりゃそうですよね。
そんな状態に私もあなたもあなたのお子さんももうすぐになれるはずです!!
では、またお会いしましょう。
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