こんにちは。早野です。今日もお読みいただき有難うございます!!
また雨が多いですね。これなら水不足にもならないですかね。
今日は不登校の5年後についてです。私は不登校の時にとうてい社会復帰は不可能だと思いました。地獄のような苦しみ。
これは大多数の人が心折れて浮き上がれないであろうと。それで私はこの仕事をしているわけです。相手にとって不足は無しと。
そこで今回は文科省の統計からそこらへんを見てみましょう。何事も悲観的に計画して楽観的に振舞うことが大事だと思いますので。
★文部科学省の統計
不登校の統計で比較的信頼できるものに文科省の平成26年の調査があります。
中学3年生の時に30日以上休んだ人4万人のうち約1千6百人が5年後(20歳)に回答しました。
結果は82%が社会復帰。大学、専門、高校、就職、バイトなどをしているようです。楽観的に見れば8割以上が何かを外でしていると。
一方、20歳時点で就職も修学もしていない人が18%。(この中には浪人生も含まれます。資料を見ると1%以下ですが。)
さて、今日は珍しく現実的に悲観的にそれをさらに詳しく内訳を見てみようと思います。
それによると、
20歳で高校に行っている人が9%。
20歳でバイトやパートしかしていない人が17%。
先の就労もしていなく修学もしていない18%を合わせると、
この時点で約4割強が将来まともなキャリアを構築していくのは難しい可能性が高い。
(そこから奮起する人もたくさんいるのでしょうが少数派でしょう)
そしてこの統計に回答しているのは4万人のうち1千6百人。無回答の人よりは精神状態が良い可能性が高いと悲観的に考えると。先ほどの1.5倍の6割くらいは20歳の時点で入社できる会社などがかなり限られるのではないかと思われます。
さらに大学、専門でも失礼な話ですがあまり役に立たない学校に通っているのが悲観的に半分とする。そうなると、7割か8割が20歳の時点で相当に厳しい環境にいると想定できます。
その感じは2割-6割-2割のパレートの法則にも大体合います。私の当時の肌実感としてもこんなものではないかと。私がこれはここから復活するのは絶対に不可能だと思ったくらいですので。しかし、悲観をつきつめると内側からエネルギーが湧いてくるというものです。ピンチはチャンスというものです。
なので、もちろん大事なことはここからです。
★少数派の例外は何をしているのか??
不登校になると何もしないとかなり悲惨なことになる確率が高いのはデータからも明らか。しかし、何事にも例外があります。不登校でも希望する大学でやりたい学問を勉強したり、希望の専門学校でスキルを楽しく身に着けている人もたくさんいるわけです。希望の会社に入って熱心に仕事をしている人もいれば起業して成功している人もいるでしょう。
その先人の例外の人達が何をしているのかを知り事例として蓄積し分析して体系化する。それを心理学の世界ではソリューションバンクと言います。受験勉強で過去問を研究するのに似ているかもしれません。統計とかは正直どうでもよくて単に少数派になれば良いだけです。
我々は絶対に「例外、少数派」にならないといけないわけです。8割に入ってしまうと厳しい未来が待っている可能性が高いわけですから。(もちろん、それでもやりようはいくらでもあるのでご安心いただきたいのですが)
なので親の会とか不登校のイベントなどに行ったら「わかるー」という感じではなく、違和感を感じないといけないわけです(笑)もちろん優秀な人が多い親の会などもあるのでしょうが。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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