こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。
不登校の親御さんはけっこうが抑鬱的な傾向があることも多い気がします。
心療内科に通われてる方もいらっしゃいます。
この前、精神科の看護師や心理系福祉のケースワーカーなどの大半が燃え尽き気味という厚労省の調査結果も見ました。
様々な支援者も抑うつ的で燃え尽きて退職したり廃業したりというのもよく聞く話です。
また、そこまでいかなくてもメンタル面の要因でパフォーマンスや生産性が落ちるのはあまり愉快ではありません。
そこで気分の落ち込みにどう対応するのが良いかを、
研究結果と私のやっていることを元にご説明しています。
目次
★精神科看護師や生活保護ケースワーカーの研究結果より考察
抑うつ的になる要因が下記にあげられています。
1,対象者に否定的な見方をしていると支援者が燃え尽きやすい
児屋野氏によると、
感情労働などの精神科看護師は対象者に否定的な見方をしていると燃え尽きやすい、
という研究結果があります。
なので、例えば不登校は人生終わりと思いながらお子さんに接していると、
精神的ダメージが蓄積しやすいそうです。
これは親御さんももし今のお子さんに否定的な認識があるのでしたら、
ご自身を救うためにも認識を変えることが賢明だと思われます。(ご自身の心身の健康のために)
すぐに変えられるとは思いませんが、
不登校から復学して成功している人も多くいますので、
それらの事例について知ったりすることが一助になるのではと思います。
知識を増やして冷静に現実を見るということですね。
なるべく良いところを見て可能性を見ていく、というのが大事だと思いますが、
非常に難しいことだと思いますので、
良いところを見つけるのが上手な他者を頼るのも1つだと思います。
2、専門職としての誇りが無いと燃え尽きやすい、社会的な評価が低いと燃え尽きやすい、
また、研究によると厳しい仕事でも社会的な評価が低いと支援者が抑うつ的になりやすいそうです。
幼稚園の先生とか介護をする人とかはもう少し誇りを持たせてやれんもんかねとは私はよく思います。
これは例えば、不登校の親、という自己認識の割にいろいろと非常に大変だとダメージにつながるようです。
これは我々支援者やメディアなども伝え方を反省しないといけない点ではあると思います。
★読むと効力感が上がるかもしれない記事
3、自身の力の足りなさに対する認識、
これは勉強するか他人の力を借りるかしかありません。
4、業務量が多い
医療現場も福祉現場も教育現場も大量の業務をかろうじて回す的なところがあります。
精神科医は1日40人、50人を診察。
福祉のケースワーカーは担当が100件だそうです。カウンセラーも担当はけっこう多いと思います。
とはいえ、これは親御さん向けなのであまり関係ない項目なのですが、
親御さんは無駄な仕事を見直すというのは必要だと思います。(逆に仕事をするというのもメンタル改善に良い場合もありますが)
この家事は必要か??とリストラしていくと良いと思います。(えっ、子供をリストラしたい 笑 またまた○○さんそんなご冗談を、と言うしかありませんね 笑)
★AQ(逆境対処指数)理論
人が逆境の時に抑うつになるのは下記の3つの認知によるものだという研究があります。
1,困難が他の場面にも及ぶかどうか
例えば、会社をクビになってもその他のことは普通にできているか、どうかです。
当然、会社をクビになってずーっと寝込む人よりも会社をクビになって失業手当をもらいながら旅行したり映画見たりしながら就職活動をする人のほうが逆境から抜け出しやすいです。
なので、嫌なことがあった日もなるべく他の活動をしたほうがいいです。(例:子供が復学後に学校をいきなり休んでも趣味のヨガには行く)
2,永続性
この困難が永遠に続くと思っている人は抑うつになりやすいです。
生活保護ケースワーカーのストレスの研究だと『受給者に自立するつもりが見られない』ことと支援者への暴言が大きなストレス要因になっていました。
これはたしかにストレスですが、
不登校の場合はほとんどの場合が本人が社会復帰していきます。
文部科学省の統計でもそうですし不登校の親の先輩がもしいれば聞いてみてください。
ただ、データと感情はまた別だとは思いますが、
一度、感情を置いてデータを見るのが大事かと思います。
3,効力感 何もできることがない、という感情
これはいろいろと検討してみると良いでしょう。
★日の光、歩くこと、よく噛むこと
日の光を浴びたり歩くのが抑うつに良いという研究結果があります。
そうするとですよ、
よくドラマとかでリストラされたおじさんが公園でひなたぼっこしていたりしますが、
あれは実は生物としての本能からくる無意識の休養活動であり、
(人生の修羅場でピンチの時に野生の本能で自分に何が必要かを感じ取った)
表面的にはぼーっとしていてあわれでも、
無意識下では活発な再起のための作戦会議が行われているとも言えるかもしれません。
で、そこから頭が回るようになってくるとですよ、
その方は自分にはリソース(武器が有ること)に気づくでしょう。
今までの経験とか知識とか人脈とか家族とか時間とか。
そうすると、「まだ俺は終わっていない。勝負はこれからだ。」
とエネルギーが湧いてくるかもしれません。
それが『かわいそうなおじさん』と見てしまい、
かわいそうなおじさんの泣き言を聞いているので終わってしまうと、
そりゃそういう現実になってしまいますよね、、、
「何十年も頑張ってきたのにー」と泣いていたら、
「なんでそんなに頑張れたんですか??」と聞いて、
あんまり『かわいそうなおじさん』にしないことが必要です。(楽にはさせない)
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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