こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
座間9遺体の事件は痛々しい事件でしたね。
自殺を希望していても『本当に死にたいという人はいなかった』というのが印象的です。
私も子供に『死にたい』とよく言われますが、『本当に死にたいという人はいない』というのが私の印象です。
必ず希望の炎は消えていないのです。
共に大事に希望の炎を育てていきましょう!!
『死ねるものなら死んでみろ!!』というと、
勢いで本当に試みてしまう人がいるそうですのでそれだけはやめましょう。
辛いことには探せばそれ以上のメリットがある
たしかに、不登校というのはとても辛い経験かもしれません。
子供にとっても親にとっても暗いトンネルかもしれません。
しかし、私は『あらゆる逆境や困難の中にはそれと同等かそれ以上の幸福の種子がある』と信じています。
そういう視点でぜひ『幸福の種子』を探してみていただきたいのです。
気が向いた時にでけっこうです。
元気な方はできるだけすぐに!!
例えばこんな感じです
あるお子さんは不登校中にプログラミングを習いもう働けるレベルになってしまった。
学校に行けないのは災難かもしれませんが、この子は好きで得意で需要もあり将来性もあるスキルと仕事を手に入れた可能性がありますね。
この子は凸凹なのでゼネラリストコースを辿り、嫌な仕事を嫌々やるよりはIT系に行ったほうが収入も長いですし、長続きするでしょうし、幸せでしょう。
大人でも天職につける人はごくわずかです(笑)
それが中学生の時に人に誇れるような状態になるのなら安いものではないでしょうか(笑)
とはいえ、お母さんは不安でいっぱいだと思いますが。。。
私の友人の元不登校の大学生のT君とIさんは、自分を曲げなかったから天職に巡り合った
Tさんは中3の時に良い子息切れで頑張りすぎて不登校。
Iさんは高校の時に進学校の校風が嫌で、胃が痛くて不登校になったそうです。
でも、二人ともその後その経験があり、心理学を学び、自分の天職についています。
T君は西日本を中心に元気に活動していますし、Iさんは組織の中である程度の地位になっています。
親は心配でしょうが、本人達はとても幸せそうです(涙)
ひとりミュージカルの伊藤さんは不登校の時に読んだ漫画やゲームが創作活動をする上でとてもプラスになっていると言います。
今は好きな芸能活動で食えていますが、もし普通に行けていたら、今頃充実した人生をおくれていなかったかもしれませんね。
子供は不登校になったがその結果として、両親の仲が良くなり、家族の結束が強まった
ありがちなパターンですがどう思われますでしょうか??
親の愛情をいっぱいに受けて育て直しができた。
これこそが最も良いことだと思います。
愛着や自己肯定感という人生の土台を再形成出来たことはこれから長い人生を歩む上でこの上ない幸運だと思います。
愛着や自己肯定感という土台は学校の勉強や友人関係などとは比較にならないほど重要です。
ある意味、人生の早い時期で幸運だと思います。
というのも、ビルの土台が不安定なまま生きていて、安定な職場の中で不安定な苦しい人生を送っている人が世の中にはたくさんいるからです。
日本の自殺者数は年間11万人と言われています。(WHOの基準だと。諸説あり。変死者をどうカウントするかにより変わるそう)
多い人は15万人から18万人と言っています。
もはや戦争状態ですね。
アメリカの第二次世界大戦の戦死者が50万人と言われています。。。
不登校になり、親が元気なうちに自分を再構築できるというのは『とんでもない幸運』とも言えるかもしれません。
特に、真面目な方、繊細な方、純粋な方、自分を曲げられない方、手を抜けない方、プライドの高い方、凸凹な方にとっては。。。
それでもやはり辛いという方に小話を1つ
これは一休さんの小話です。
実は、あの有名な一休さんですが、
彼は亡くなった後にも弟子たちに大事な教えを残していたのです。
ある時、弟子たちは
一休さんの部屋に呼び出されます。弟子たちが部屋を訪れると、
一休さんは寝たきりの状態で
彼らを迎え入れます。そうです、
実は、この時一休さんは亡くなる間際だったのです。
弟子たちは一休さんがいなくなってしまうのを
とても悲しみ、みんな一休さんの手を握りながら
別れを惜しんでいました。すると、一休さんは言いました。
『もし、この先どうしようもない事に
陥ってしまったと思ったら、これを開きなさい』と、ある手紙を弟子たちに渡したのです。
「本当にどうにもならない事が起こるまで
絶対に開けてはいけない」そう残して、一休さんは亡くなってしまいました。
・・・・・
それから弟子たちは力を合わせて
なんとかやっていました。「お師匠さまがいなくなってしまった」
「自分たちだけでやっていけるだろうか」
そんな思いを胸に抱えながら
なんとか一生懸命やっていました。しかし、ある時、
彼らだけではどうにもならない事が
起きてしまったのです。弟子たちは困りました。
「どうしよう・・・」
「こんな時お師匠さまがいてくれたら・・・」
と頭を抱えて成す術もなかったのです。
すると、弟子の1人が思いついたように言いました。
「そうだ!あの手紙を開けてみよう」
彼らは一休さんから受け取った
手紙の事を思い出したのです。そして、手紙を開けてみると・・・
なんと、そこに書かれていたのは、
『大丈夫だ、なんとかなる』
ただ、それだけだったのです。
それを見た弟子たちは目を丸くして
そして、大笑いしたそうです。これまで、ずっと硬い表情だった彼らは
一気に肩の力が抜けて一休さんがいた頃のように
穏やかな表情になっていました。そうです、
弟子たちは困った困ったと
眉間にしわを寄せて悩んでいた状態が
師匠の言葉によって凝り固まっていた気持ちが解けていき、
前向きな気持ちになる事ができたのです。その後、弟子たちは力を合わせて
見事、その状況を打破する事ができたそうです。
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