不登校の子供の将来と進路が不安
「昼夜逆転してしまって、ゲームばかりをしていて生活が不規則で本当に困っている。」
「このまま不登校で将来もひきこもりになったらどうしようと将来が不安。」
「家でドアを乱暴に閉めたり、壁を蹴り飛ばしたりしていて、あんなに良い子だったのに大丈夫かしら。」
「人に会うのが怖いようで、もう外の人はおろか家族でも母親しか話せない。」
「せっかく入った私立中学の学校も出席日数が足りず、もう学校を辞めるしかないのか。。」
「自分の部屋に閉じこもってしまい、ほとんど部屋から出てこない。」
「学校が怖いという学校恐怖症になってしまっている。」
「外で遊びまわっていて、子供がなかなか家に帰ってこない。」
「無気力で何をやるにもやる気がなく、何を話しても反応がない。。」
現在では、不登校の生徒は日本全国で約20万人いて、20年前の2倍の数となってしまっています(子供の数は大きく減っているのに)。
それに伴い、精神薬の消費量は20年前の4倍となってしまっています。
また、成人のひきこもりは160万人いて多くの方が悩んでいます。
一向に解決の目途がたっておらず、こちらも深刻な問題となっています。
私も不登校でしたので気持ちがわかります。。
だから、不登校の子供の気持ちはよくわかります。
「人と会うと極度に緊張するが、人が怖いわけではなく、理由がよくわからない。」
「学校に行こうとは思うが、実際に行こうとするとわけもなく、お腹が痛くなる。」
「将来が不安だが、何をどうしたらいいかわからない。」
「理由を聞かれてもわけがわからないので、説明しようがない。」
「人に助けを求めるのは恥ずかしい。プライドが許さない。」
「いったいなぜこんなことになってしまったのかと布団で涙を流す。」
また、弟2人が不登校かつ引きこもりであったため、不登校を支援する家族の気持ちもよくわかります。
「俺は不登校じゃないといってカウンセリングを受けたがらない。」
「子どもと話すといけないと思いつつもかっとなってしまう。いらっとしてしまう。」
「そのうち何とかなるだろうと思っていたが、何ともならないようだ。。」
当事者にとっても、家族にとっても不可解な問題であるため、なかなか解決できないお子様とご家庭が多いのです。
私もわけがわかりませんでした。。
不登校解決カウンセリングの3つの根拠
これからお話しする不登校解決カウンセリングは3つのものが根拠になっています。
1つめは、自分自身の経験。
私自身が不登校で、対人恐怖症、うつ病、非行、家庭内暴力と全て経験し、克服しました。
そして、そこから高卒認定試験を取得し、早稲田大学法学部に合格しました。
また、家族内でも弟がひきこもりであったため、支援してきました。
2つめは、不登校支援の現場での結果。
不登校支援の現場で様々な不登校の中学生、高校生やご家庭の支援をしてきました。
軽い症状の方から重症の方まで様々です。全国さまざまなところから相談が寄せられます。
その子たちも元気になってくれました。
3つめは、脳科学、心理学に基づいた理論。
理論的にもほぼ不登校や他の症状も説明がつき、解決ができるようになりました。
ほかのカウンセリングと違う点は「傾聴」に頼りすぎないことです。
通常のカウンセリングでは、傾聴によりクライアントが自分自身で気づき、行動することによって改善します。
ほとんどの大人は人からあれこれ言われるよりも、自分で気づいたり思いついたりした行動のほうが力が入るはずですし、人間としても成長しますから。
しかし、大人と違い、不登校のお子様の場合は、そうもいきません。
自己分析力と表現力が充分でないからです。
単なる傾聴カウンセリングにとどまらいようにしています。
この先はどうしても長文になってしまいますので、お子様に合わせた対策を早く知りたいという方はこちらからご連絡ください。
また、読み返せるようにパソコンや携帯のブックマークにご登録ください。
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まず最初に、現状診断
◎エゴグラム(交流分析)
下記の5つの要素により性格類型を細かく見ることができる心理テストです。
足りない要素をトレーニングにより補うことができます。
CP(父性)規律、主張性など。CPが足りないと今日は面倒だから学校に行かないというようなことになります。
NP(母性)共感、情緒的コミュニケーション。NPが足りないと機械的なコミュニケーションになり、人生がつまらなくなります。
A(論理性)合理性、計画性。Aが足りないと、パニックになりやすい正確になります。
FC(自由な子供)楽しさ、活力。FCが足りないと、何のやる気も起きなくなります。
AC(従順な子供)相手を立てる、調和する。ACが足りないと頑固になり、人との衝突が増えます。
◎青年期の危機尺度(ACS)
中学生や高校生の問題を細かく見ることができる心理テストです。
A水準:親子関係における独立と依存の葛藤やアイデンティティーの確立の葛藤などの青年期の心の発達過程での動揺を意味する。
B水準:心身の不調や学校や職場での不適応状態を意味する。
A水準、B水準を要素ごとに細かく見ることにより、客観的・科学的にお子様の状態を把握することができます。
主観的に見ている姿と客観的に見ている姿は異なることが多いので極力正確に見ることが重要です。
◎外見や部屋の状態
不登校前と不登校後でどう変化したかを見ることにより、心境の変化をみることができます。
例)部屋が以前よりも散らかった。
服装が地味になった。
好きなキャラクターが変わった、などなど。
◎本人の意思を確認する
1、行きたいのに行けない
・学校、集団生活への恐怖、不安。何らかのトラウマがある状態です。必ずしもいじめとは限りません。
・うつ病的傾向。行く意思はあるが、身体がいうことを聞かない状況です。
2、ある事情があり行きたくない
・先生との問題。先生との相性が非常に悪い。
・学校との問題。学校がその子の性格に合わない。
・友達との問題。友達に嫌な子がいる。
◎生活習慣の改善でできるものはすぐに実施する
無理に学校に行かせることはやめたほうがいいですが、しつけはやめる必要はありません。
・昼夜逆転(心理的ストレスの軽減により改善することができます。)
・ウォーキングなどの軽い運動や料理などの作業(セロトニンを分泌させることができます。)
・食事療法、栄養療法(薬と同等の効果を副作用抜きであげることができます。)
・部屋の状況
親子関係の改善
◎自信貯金
不登校や引きこもりとは自信と我慢が足りていない状態と定義をしております。
その自信と我慢は基本的には家庭で育つものです。
学校は勉強や社会生活を教えてくれるところで、自信をつけてくれたり、本当の意味で我慢強い人間に育ててくれるわけではありません。
まず、家庭内で自信貯金を行い、基礎的な生きる力を育んでいただきます。
1日のうち10分くらいでご家庭内でできるものです。
◎親子コミュニケーションの改善
・過干渉
・放任
・しつけ不足
・愛情が伝わっていなかった
問題、原因の除去
◎認知行動療法
人間には全員が認知のゆがみ(非合理性)があります。
「学校に行けない僕は駄目な人間だ」
「何事も完璧にこなさないと恥ずかしい」
「みんなに好かれていないとダメだ」
「いじめられる僕が悪いんだ」
などの認知のゆがみが不登校という結果を引き起こしています。
こうした認知のゆがみを修正することで、自分で自分を知らぬ間に苦しめることがなくなります。
つまり、元気になります。
◎TFT(思考場療法)
不安や恐怖、怒りなどのネガティブな感情を和らげることができます。
「ある人を見ると恐れがこみあげてくる」
「明日学校だと思うと不安になりトイレから出られなくなる」
「あることに対して強烈な怒りを感じる」
などのような症状を和らげることができます。
いわば、ある事柄(学校、ある人、体育の授業など)にこびりついた感情を払しょくすることができます。
身体にもツボがありますが、心にもツボがあります。
タッピングという手法で心のツボを刺激することで不安を和らげます。
いたって簡単な仕組みですので、一度お伝えすれば家庭内で実施していただけます。
◎森田療法&コーチング
人間はどんな状態でも「あるがまま」の自分を受け入れて生きていかなければなりません。
どんな人間でも「あるがまま」を出発点にしなければ、何も始まらないからです。
「あるべき、こうあってほしい」を出発点にすると身動きが取れません。
不登校の方はあるべきを出発点にしているため、現状の自分を受け入れられず、身動きが取れなくなるのです。
不登校の方で「あるがままの自分」を受け入れられている人はいません。
だから苦しいのです。
しかし、どんな状態でもあるがままの自分を受け入れることが本当の意味での自己肯定感なのです。
そして、そこから適切な(ぎりぎりの)ハードルを細かく設定して、クリアしていくことが不登校解決の最短距離です。
根本原因の除去
◎拠り所の形成
人間は誰もが拠り所を必要としています。
健全な状態だと人は自分や他人を信じています。
しかし、健全でない状態だとどうなるか?
非行に依存する人、自傷に依存する人、ゲームに依存する人、引きこもることに依存する人となってしまいます。
ですから、表面的にこれらを禁止することは別の問題を引き起こすだけです。
自分や他人を信じられる状態にしなければなりません。
それには、幼児期に立ち戻り、分析とトレーニングをすることにより、依存する対象を変える必要があります。
◎人生脚本の変更
人間には無意識のうちに自分はこういう人間だと定義しています。
これを人生脚本といいます。
「自分は何をやってもダメな人間だ。」
「自分は他人とよい関係を築くことができない。」
それに対して、対抗脚本というものがあります。
これは意識的に、
「あの高校に行きたい。将来はパイロットになりたい。」
「あの人と付き合いたい。みんなと仲良くなりたい。」
人生脚本と対抗脚本が矛盾する場合は、人生脚本の結果が実現します。
対抗脚本は意識的に努力が必要なのに対し、対抗脚本は無意識のうちに働くからです。
こうした無意識のうちにある人生脚本を修正することで、より良い未来を創ることができるようになります。
◎ロゴセラピー
夢や目標を見つけて、生きていく。それ以外に人間の生きる道はありません。
ロゴセラピーは創始者がアウシュビッツの生き残りの心理博士です。
夢や目標があればアウシュビッツのような場所でもたくましく生きられ(例えば昔)、逆に夢や目標がなければ豊かな社会で優等生として何不自由ない人でも病んでしまいます(例えば豊かな現代社会)。
ロゴセラピーで夢や目標を見つけて生きていくことができます。
学校生活への適応支援:経過観察期
◎効率的な勉強方法。
中学生や高校生の不登校の再発率は高いのですが、その原因の1つは復帰後に勉強についていけないというものです。
また、完璧主義で手を抜くのが下手でストレスを知らぬ間にためこんでしまい、疲れて「やっぱりダメだ」となる場合もあります。そうならないように効率的な勉強法をお教えします。
◎規律正しい生活
不登校中に規律が完全に崩れている場合、生活リズムを取り戻すのが大変な場合があります。
不規則というのは逆に疲れるので必要以上に消耗します。
そうした規律を取り戻すことも適度に段階を設けて改善していきます。
◎人間関係
「主張ができない。」ことで気を使いすぎて疲れてしまう。
「人のことを気にしすぎてしまう」ことでストレスがたまる。
などの問題を日常の生活の中で改善していきます。
最後に
どうしても時間の都合上、お会いできる人数に限りがあります。
電話相談やメール相談は時間による制限を受けにくいので、お早めにご連絡ください。
無料電話相談
03-6869-4297 |
もしお子様がカウンセリングをうけたくないという場合はこちらをごらんください。
■不登校・いじめ訪問カウンセラー(アシスタント) 野村勇
学生時代勉強が絶望的に苦手でテストで30点以上の点数を取ったことがなく、さらに12年間いじめられ続けた大の学校嫌い。
いじめの内容もお金を取られたり殴られたりとかなり悪質であり、学生時代には友達が全くいなかった。
そのため、学校嫌いの子の気持ちに誰よりも共感することができ、子供に『人生何とかなる!!』と誰よりも希望を感じさせることが出来る。
心理学を学んだことにより過去の非常に重たいトラウマから開放され、持ち前の明るさを発揮し、塞ぎこんだ子供を日々笑顔にし続けている。
なぜなら最悪の状況だと思っている子の状況よりもさらに最悪の状況を彼は乗り越えてきているから。
品川区立平塚中学校卒。私立科学技術学園高等学校卒。東京商科・法科専門学校卒。東京福祉専門学校卒。JESC認定心理カウンセラー。
■学校や先生との折衝に関するアドバイザー 佐藤マー
元小学校教諭。生徒の人気は高かったものの現状の教育に問題を感じて2015年に教育カウンセラーや心理カウンセラーなどの資格を取得。ユング式のカウンセリングをはじめ、箱庭療法やファシリテーションを用いて隠れた才能を見つけ、「自身が輝き、心ときめく生き方」をモットーに都内を中心に活動している。
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