こんにちは。今日もお読みいただきありがとうございます。
「知り合いに似ています」とよく言われる早野です。
春の穏やかな日が続きますね。
いかがお過ごしでしょうか？
目次
★ランチ会のご案内
5月6日（土）12時にランチ会をやります。
場所は東京八王子駅近くのフランス料理店です。
参加学生は東大、早稲田、明治、東洋など。
みなさん不登校経験者です。
会費は無料です。ただ飲食代がかかります。
ランチが３千円くらいでしょうか。
親御さんのご参加を若干名募集します。
★お便りのご紹介
＞今週も学校いきました。
＞楽しそうに帰宅。＞部活の友達や先輩ともいっぱい話してきたようです。
＞思えば〇〇も随分と明るくなったと思います。
★元不登校の大学生が集まった時に話す「意外なこと」
〇〇さんありがとうございます。
明るくなられたようで何よりです。
〇〇さんのお子さんはなぜ明るくなったのか？
それは、、、
さて、元不登校の大学生と話すとこんな会話になることがあります。
ある不登校の子の家を一緒に訪問した時のことです。
ある大学生が帰り際にこう言いました。
「あの家の親御さんは優しいですよね。うちなんて〇〇〇だけど。」と
愛情には２種類あります。
優しさと厳しさです。
さて、あなたはどちらになりたいですか？？
もしくはどちらが明るくなれるでしょうか？？
A君は苦学生で新聞配達をしながら奨学金で一流大学を卒業。
生きる力も学力もある。
B君は何不自由なく育ち学力もありスポーツも出来る。一流大学も卒業した。
しかし生きる力が心もとない。
厳しさがあるから力がついて明るくなれるという仕組み「も」あるわけです。
例えば社会人でもこんな場合はどうでしょうか？？
Ｃさんは超優しい会社でホワイト企業に勤めている４４歳。
でもこの業界は今後は潰れるかもしれないし外資も入ってきている情勢。
だけど転職してやっていける年齢でも無いしその実力も無い気がする。将来がなんとなく不安。
これではうつ病になるでしょう(笑)
自分の将来が他人頼みだからですね。
これは子供も同じです。
★私がこの仕事をしている理由
さて元不登校の大学生は「あの親御さんは優しいよね」と遠慮がちに言った後に、
口々に自分の親の「厳しい一言」がいかに役に立ったかを語ります。
とはいえ、彼らにもいろいろな事情があります。
例えば、お母さんが亡くなっていたりすることもあれば、
ひどいいじめにあっていたりすることもあります。
しかし、社会に出たら「お母さんが亡くなっているから採用してあげよう。役に立たなそうだけど。」という会社はありません(笑)
「発達障害とか精神疾患と診断されているから給料を上げてあげよう」という会社もありません。むしろその逆でしょう。
我々大人は心配して同情してしまいます。
でも、長期的にはそれは子供のためにはならないのですね。
配慮は必要ですが同情はそこまで必要ではないかもしれません。
私の親は非常に優しかった(笑)
しかし、いつもそこに疑問を感じていました 涙
そういう子は意外に多いです。
だったら、ダラダラしてんなという感じなのですが(笑)
「働かざる者は食うべからず」と僕も生徒に言います。
本音では将来はＡＩにすべての仕事が取られるかもなと思っていてもです(笑)
それは明るく自信を持って生きていってもらいたいから。
まーもちろん厳しくすれば良いものではありません。
厳しさは不可欠でしょう。なぜならば人間は誰かに背中を押してもらいたいから。
誰だって苦しい時はどうしても自分に甘くなるから。
タイミングや度合いの問題はありますが。
超絶ひどいいじめで引きこもっている子に厳しいことを言うべきか？？
それはいつ？？休んで５日目(笑)？？
それでは傷口を広げるのではないでしょうか（涙）
ゲーム問題で揉めに揉めてきたのにそこで再度ぶつかるのもアホらしい話ですしね。
また、中学受験で成績が上がらず叱ったら不登校になった。
そんな方も多いとは思います。タイミングと度合いって難しいですよね。
いつ誰がどのカードをきるかですね。
★時代を先取りしすぎてもいけない
時代は優しいほうへ進化しています。
飢える可能性はほぼ０です。
娯楽もたくさんあります。
先生から殴られることも無ければ会社で灰皿を投げつけられることもありません。
それは大変に良いことです。そうなっていくべきです。
我々は物心ともに豊かな社会を目指して働いているわけですし。
しかし、社会よりもその部分が家庭で先取りしすぎると裏目に出ます。
家では殴られないけど学校だと殴られるようだと困ります。
社会よりも少し遅れた家庭であったほうが免疫という意味では良いのかと思います。
正義か非正義かの論点ではなく単純に困るということです。それが幸せかというと微妙なところなんですが。
お子さんが大人になる頃に、
全ての職場が絶対に叱らずに話を聞いてくれて好きなように過ごさせてくれて才能を伸ばしてくれる。
クライアントや取引先も超絶に良い人しかいない。そして全ての働く人が超好待遇(笑)
そんなふうになれば良いなとは僕も思います。
しかし、そうなる保証はありません(笑)
不登校の親御さんは優秀な方が多いです。
仕事では時代の先取りは良いのですが原始的な部分では裏目に出ることもあると思います。
時代の先取りも後取りもできれば才能ある遺伝子ですし無双すると思いますね。
昭和と平成と令和をどの比率でいくか、そしてその根拠。
それをご家庭で話し合ってみると良いのではないかと思いますね。
ではまたお会いいたしましょう！！
最後までお読みいただきありがとうございます。
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