こんにちは。
「不登校というピンチをチャンスに変える」不登校アドバイザーの早野です。
もうかなり涼しいですね。いかがお過ごしでしょうか??
順調でしょうか?
その場合は、二歩進んで一歩下がるの精神で頑張ってください。
右肩上がり一直線を想定すると精神的に苦しくなりますので気をつけてください。
絶望的でしょうか??
もし必要であれば、ご自分なりの楽しみを見つけてそちらに避難してください。
もしくは今までとは違う視点を手に入れるために未知の人と会ってみてください。
絶望的な方は今日の記事が役に立つかもしれません。
引っ込み思案、内気、不安に対処するには?
私は以前に対人恐怖症でしたのでトレーニングをすると改善されることを身を持って知っています。
感情が決まるメカニズムを知る必要があります。
練習をすることで、親の不安も子供の不安も軽くすることが出来ます。(子供の場合は練習をする意志と気力がないとできませんが)
感情が決まるメカニズム
例えば、勇気を出して、ドキドキしながら教室に入ったらみんなに笑われたとしましょう。
怒りが出てくるかもしれませんし、やるせなくて教師室を飛び出してしまうかもしれません。
「2度と行くもんか」と思うかもしれません。
しかし、実は○○君が何かヘマをしてみんなが笑ったのかもしれません。
そうなると自分も笑って教室に入れて、むしろ優越感を感じるくらいかもしれません。
事実は一緒ですが、思考と解釈が違ったために違う感情が出てきて違う結果となりました。
一時が万事そうです。
感情は思考によって変わるのです。
つまり、思考をコントロールすれば自分の不安をコントロールすることが出来ます。
観察力をつける方法
思考をコントロールするには「よく見ること」が重要です。
そのためにはいくつかやり方があります。
瞑想やマインドフルネス、ノートをつける、深呼吸をするなどがあります。
まずは、落ち着いてよく見ること、を意識してみてください。
思考をコントロールする方法
①不安に思うことを書き出します。
②そして、予想を書きます。
③それに対する根拠を書きます。
④それが起こる現実的可能性を考えます。
⑤感情の強さを書きます。
例えば、○○さんに電話をするのが不安で電話が出来ないとしましょう。
まず、最初の予想を書きます。
うざがられるんじゃないかとか、馬鹿にされるのではないかとか、後ろめたい気持ちになるのではないかとか。
そしてそれを根拠を持って検討します。
過去の経験からうざがられることはないなとか一般的には馬鹿だとは思われないなとかです。
その時のオススメの言葉は「それがどうしたっていうの???」です。
何か不安になったり弱気になった場合は使ってみてください。
そしてそれが起きる確率を考えます。
うざがられたりバカにされる可能性は10%くらいだなとか。
そしてその時の感情の強さを10段階で評価します。
そうすると漠然と不安に思っていたことも不安が和らぎます。
客観的、現実的に考えればほとんどの不安は和らぎます。
他人の不安や悩みは客観的に見れるから自分はそれほどパニックにならないわけですからね。
練習あるのみ!!
練習あるのみですね。練習すれば少しづつ不安が和らぎます。
練習しないと難しいです。
こちらがオススメです。
安全基地はあるか??
お子さんは認知や思考がどうこうの前に基本的な人への信頼感が崩れてしまっている場合があります(というかほとんどです)。
土台がゆがんでいるとその上の認知もゆがみます。
まずは、話を聞いて共感して良いところを見つけて楽しい時間を過ごしてというところが重要になってきます。
そこを見直してみてくださいね。
では、またお会いしましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました!!
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