こんにちは。早野です。今日もお読みいただき有難う御座います。
前回の続きです。
どうやって人目が怖いを克服したかというお話ですね。がんじがらめのところから青空のような自由な心境に到達した経緯のご紹介です。
人目が怖い
また、話は前後してしまいますが、中学校二、三年生の頃、私は人の目が怖いと思うようになっていました。特定の誰かに見られているというわけでもないのに、過剰に人に視線を気にしすぎる。それは、実際に人が見ていようが見ていなかろうが、です。
その結果、人がいる教室に入っていくのが怖くなりました。誰も自分のことなど気にしていないと思っていても恐怖は抜けることなく、仕方なしに、学校の開門と同時に登校するようになりました。
朝七時に開門のため、五時半には起き、六時過ぎには家を出る生活でした。朝早すぎて友人にも不思議がられましたし、母にも迷惑をかけたと思います。理由は誰にも言えませんでしたが。そしてそれは、ちょうど起床時は体がだるく、起き上がるのにも一苦労な時期でした。
それでも、朝一番に校門をくぐり、一番初めに教室にいるというのは私の中では大きな救いでした。詳しくは知りませんが、心理学ではこのような方法を「暴露療法」というそうです。
そして、この開門と同時に登校する習慣は約二年ほど続いたのですが、この習慣の終わりも、やはりアメリカ旅行の影響が大きかったのだろうと思います。アメリカから帰ってきてすぐにこの習慣がなくなったわけではありませんが、だんだんと自分の中でその戒めが緩くなっていたのを感じていました。
日によってですが、開門と同時に行かなくなる日も増えてきました。
そして、高校一年生の冬、コロナの流行とともに学校が五か月ほど休校になりました。そして高校二年生の梅雨、休校が解除されると、開門と同時に登校する習慣は自然となくなっていきました。それは、周りの視線があまり気にならなくなったことが、一番の要因です。
もちろん、ゼロとは言いません。気にあることもあるし、若干の恐怖はぬぐいとれず残っていました。それでも、とても気持ちが楽になった瞬間でした。
気持ちの変化としては、ただひたすら恐怖しかなかったところに、まあいいや、といい意味での諦めができたこと…気持ちに余裕ができだのだと思います。ちょうど、ごちゃごちゃしたスペースを片付けて整頓したら棚の一角に置くものもなくぽっかり空いてしまったような。ぎちぎちに詰められていた心にすっと風の通れる隙間ができた、そんな感じでした。
人によって感じ方に差もありますし、アメリカ旅行だけがすべての理由ではないと思いますが(都合よく重なった休校期間も良い方向に働いたのだともいます)、私の中では一つのとてもとても大きな起点として残っています。様々、方々に迷惑をかけましたが、行ってよかったと心から思います。
(つづく)
心理学では暴露療法とか森田療法と言われます。私もこのやり方で社会に戻り対人恐怖症を克服しました。
朝一に行くなどのストイックな感じでは無かったですが。この子は極端ですね(笑)
今の時代ならもっとマイルドにやれます。良い時代になってきたものですよね。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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