こんにちは。早野です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
無料メール講座がプログラムがうまく作動せず追加で今週もメルマガをお送りします。
（パソコン得意な子にやらせているのですが優先順位をあげてくれなくて 笑）
（ZEROは復旧しました。来てないという方はご連絡いただければと。）
今回はかなり長いメールですがかなり有益な内容ではないかと自画自賛です。
目次
★お便りのご紹介
＞なんだか早野さんと話すと占い師とかに相談しているみたいで凄く納得します。
＞そういえば先見の明があるとプロフィールに書いてましたよね？ ＞私は、いつも手当たり次第してしまうタイプで要領が良くないと思ってます。
＞次男にゴメンです。
＞要領良くっていう事をよーく考えてみます。
＞今まで考えた事もなかったです
今回こちらを取り上げたのは、
不登校解決や受験にお金儲けに人間関係の改善など全てにつながることだと思いますので、
上記の種明かしをしていきます。
下記を読まれるとあらゆる面で有益だと思います。（高校中退の分際で偉そうで本当にすいません）
★中学受験や高校受験で学ぶことと不登校解決から効率的なお金儲けに円満な人間関係構築の共通点
中学受験や高校受験の国語でよく出るのが物語文だと重松清さんです。
重松さんには『絶滅少年』みたいな不登校の子が連続自殺してしまうような暗い本が多いのです。
いじめなどの描写がものすごい繊細な筆で書かれていてうつになります（笑）
昔、教育熱心なお父さんが不登校の中学受験生に読ませていて「これはアカン」と思ったことがあります（私は二度と読まないことにしています 笑 内向的な子はメンタルが強いんです。ある意味。）
さて、論説文だと波頭亮さんのロジカルシンキング系の本もよく出ます。
で、このロジカルシンキングが非常に役に立ちます。
ロジカルシンキングは物事を分解して打開策を見つける考え方です。
その中でも物事を漏れなくダブリなく分解するのはMECEと言われ高校数学の集合論とか因数分解が近いです。
就職活動とかをすると業界によっては必須の知識です。
人はどうしても思考が偏ってしまい問題が解決しないということがよくあります。
いえ、ほぼそれが全てです。
で、ロジカルシンキングのMECEがどう役に立つのかというと、
例えば、この前いたのですが、
毎日１０時間勉強しても成績が上がらない生徒がいたのですが、
（このメルマガだと珍しいタイプですかね笑）
量と質で分解するとこの子は質の部分を見落としていたのが問題だと。。。
文字にするとアホらしく感じるかもしれませんが（笑）、
まー次以降の事例を見ていただければと。。。
他にも例えば、
不登校でもお父さんとお母さんが過去の話ばかりしていてお互いを責めあっている。
しかし、というか当然に改善しない。
そういうことをえんえんとしている時に未来志向で未来の話をしましょうと、なります。
過去、現在、未来と因数分解した時に過去に目が向きすぎていたと。
普通は人間の脳は過去のことに偏りがちで責め合う構造になっていますので、
あえて未来のことばかりを話すという心理学の分野もあるくらいです。
文字にするとアホらしく思われたかもしれませんが、
世の中の悲劇というのはこういうことが山のようにあるわけです。
また、他にも例えばいじめられていた子が未来に向けて頑張ろうとしていてもなかなか動けない。
その時は過去の話をしましょうと。
その逆に過去の話をえんえんとしていて状況が膠着している子だと未来の話をしましょうと。
★ロジカルシンキングの論理面と現実面の間 現実と自然科学の交差点
他にも親御さんでも『子供の自主性を尊重しましょう』、
で長くやってきてうまく行かない場合は、
登校刺激をしましょうと。（その逆もあります）
サッカーでも負けるチームは中央からばかり攻めていたり、
右サイドからばかり攻めていたりします。
先日日本代表がオマーンに負けましたしオリンピックでも負けましたが、
解説サイトが言っていることは本質的には上記と同じことです。
どれも上記のロジカルシンキングのMECE（物事を漏れなくダブリなく分類して手を打っていなかったところを注力することで状況を打開する）の利用です。
ピンと来ないかと思いますのでさらに例をあげていきますね。
私は中学生の時に因数分解を学んだり大学生の時に働き始めてMECEを学びましたがその威力についてなかなか腑に落ちませんでした。。。もったいない。。。
先日、受験した小１の娘が本来は勝ち気でおとなしいわけではないが私立小では行儀の良さが求められるというケースで家で暴れているという相談があったのですが、
お母さんの主訴は厳しくすべきか？？優しく受容すべきか？？の二択でしたが、
MECEで分析すると第三の選択肢があるわけです。
それはユーモアの活用でユダヤ人などは論理を極めてユーモア（非論理）も極めているとも言われています。
厳しくするのも優しく受容するのも偽解決なんですね！！
第三のビールみたいな感じでしょうか（お父さんには良い酒を飲ませてください 笑）
★MECEでお金が儲かる上に不登校も解決するこの素晴らしさよ
昔、企業にいた時にある時、
私は売上をあげようとばかりしていたのですが、
コストを減らしたほうが利益は全然上がったということがありました。
売上を上げようとすると同時にコストも上がるのでどんなに頑張っても利益が出なかったのですが、
コスト構造を見直すと途端に利益がザクザク出たことがありました。
深夜まで働いていたのにダメだったのが、
ネットサーフィンして業者さんを呼んで見積もりを取るだけで良かった（笑）
これも業績を売上とコストで分解すると私は目線が売上向上に偏っていたわけですね。
また、営業に足を棒にしていてもダメなのがパッケージ変えたら売れに売れるようになったとか、
そういうことが山のようにあります。
あとは単に少し値上げしたらそれで超絶ハッピーみたいなこともありました。
営業回数と商品力で分けた時に営業回数や販売回数に目が向きすぎていたわけですね。
文字にするとアホみたいな話ですが
海外の人はそういう発想らしく労働生産性も高いそうで、、、（私は今は単価は抑えて日本人的にやっていますが 笑）
カウンセラーとかお医者さんの人が他の人にコンサルを受けたりするのを見ることがありますが、
大体はこのMECEパターンですね。
あっこれを見落としていたと！！いう落ちです。
一番面白かったのがある精神科医が熱心すぎて薬を使うのを忘れていたと。
薬物療法と心理療法とその他で分解すると薬物が最初に来そうなものですが、
薬も全然完璧でないとなった時に逆側に振りすぎたのですね。
サッカーで元日本代表の中澤選手という１８７センチの選手がいましたが（ボンバーヘッドで最近はTVにタレント的によく出ています）
自分の身長が武器だということを見落としていたと、著書で言っていました（今だと高身長増えてきましたが昔は珍しかった 笑）
また、サッカー日本代表の岡田監督が優秀な選手がサイドからばかり攻めていておいおいと思ったと記事で読んだことがありますがこういうことが意外によくあるわけです。
前回のワールドカップでベルギーは日本代表選手の１０倍の戦力を揃えていましたが、
ロジカルにパスをつなぐサッカーで後半に２対０で劣勢になるや、
前線に１９０センチ台の選手を揃えて力技でねじ伏せました。
監督がMECEであったのですね。
親御さんでも受容・共感も大事で素晴らしい親御さんだと思う時がありますが、
普通に上から指示・命令したほうがいい時もあったりします。
引いて駄目なら押しましょうと（誰のおかげで飯食ってんだと 笑）
最近だと東大や京大の就職人気ランキングの上位はのきなみコンサルティング会社が入るらしいですが、
やっていることは大体がこのMECEなんですね（笑）
他にも、学校を日本、海外で分割して考えて、
海外に行ってみると見違えるみたいな子もいます。
これもMECEですね。
他にもお母さんをなんとしても変えようと注力してもうまくいかず、（言い方があれですが）
お子さんを変えようとして普通にうまくいくこともあります。裏の裏の裏という感じでしょうか。
また、最近感心したのが、
『成果を出す』を分解すると自力で頑張ると他の人を活用して楽するとなりますがどちらも大事ということです。
この前、課題をやらずに友達に答えを聞いてそれを写して提出という子がいたのですが、
これはこれで一つの力です。
喫茶店でさぼっていてもうまく人を活用する営業マンと自力ですべてやろうとしてあまりうまくいかないサラリーマンだと前者のほうが社会では評価されるかもしれません。
それが資本主義というものでもあります。（極論、従業員をたくさん雇用してゴルフしてる社長さんとか投資家とか）
不登校の子で多いのは完璧主義で自分で抱え込む子などは自力で頑張る力はあるけど他人に頼る力はないということです。
どうですか？？あなたの会社に自分で業務を抱え込んで出社しなくなる社員がいたら？？
ホウレンソウだろと怒られますよね（笑）
これもMECEで説明すると上着は来ていたが靴を履いていなかった、
みたいなまずいことをしていたことに子供でも気づいたりします。
また、以前子供の不登校を解決しようという時にお母さんはうつ、お父さんは出張、
なんとお兄さんが役に立つということがありました。
お兄さんが学業などが優秀で正統派タイプで周りは弟さんよりもお兄さんを認め、
結果的に弟さんが劣等感をつのらせていたのですが、
お母さんもうつでお父さんも仕事が忙しい時に、
お兄さんがたまに弟さんを褒めると局面が打開できました。
これもMECEですね。お母さんがうつでお父さんが単身赴任なので意外に最短距離で行けた。。。
最近、よく考えると受験も企業で働くのも不登校支援もすべて同じことを別の角度からしているにすぎないんだなーと腑に落ちました。
★参考文献
★その他の記事
さんまさんに学ぶ「生きているだけで丸儲け」 裏の裏の裏の裏 さんまさんのうつ病からの復職過程
日々、子どもや親御さんから学んでいることに感謝いたします。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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