こんにちは。早野です。

 

今日もお読みいただき有難う御座います。

 

最近、星野コーヒーのモーニングのパンケーキとドトールのジャーマンドックが美味しいことに気づきました。

 

★お便りのご紹介

 

>こんにちは

 

>GWはいかがお過ごしでしたか?

 

>3姉妹でバスケ部になので 公園で遊んだり、

 

>英検2級の対策をしたり以前と違い活動的でいろいろと話してくれます。

 

>練習試合に出場したり それなりに学校生活を楽しんでいる様子で安心しました。

 

>●●地方(北のほう)は臨時休校で部活中止で友達とも遊べず暇潰しに姉と遊び、

 

>こんな穏やかなGWを家族で過ごせるとは!

 

>正直、半年前には想像すらできず 順調過ぎて怖いくらいです。

 

 

★偽解決と本当の解決

 

今回こちらのお便りを取り上げたのは、

 

偽解決のお話をしたかったからです。(このご家庭は偽解決ではないですが)

 

『不登校の解決は何ぞや??』

 

というのはすごく考えなくてはいけないテーマな気がします。

 

心理学には偽解決という概念があります。

 

人は何かの問題が起きたときに解決行動を起こしますが、

 

偽解決になる場合と本当の解決になる場合があります。(また白と黒の間に無限のグラデーションがあります。)

 

例えば、ドラえもんや水戸黄門はいつも偽解決ですよね(それが面白いのですが 笑)

 

のびた困る→ドラえもん道具出す→のびた調子に乗る→元の木阿弥→またのびた困る

 

小学生低学年くらいで子供学校に行きたくない→無理やり連れて行くのも同じです。(ただ、その後はずっと行ける子もかなりいるのではないかと思いますが)

 

 

★本当の解決

 

本当の解決を定義することはとても難しいですが、

 

こういう場合は本当の解決と言えそうです。

 

それは、

 

心底後悔してシステム(パラダイム、法則など)が変わった場合。

(ただし人間なのでゆり戻しがある)

 

例えば、欧州は戦争の歴史でドイツとフランスはひたすら戦争していました。

 

第一次世界大戦で科学技術の進歩で死者が大幅に増加し彼らは心底後悔したそうなのですが、(両国で300万人戦死)

 

ベルサイユ条約でドイツに無理な件を押し付けたのでまた戦争が起こるのは明らかでした。

 

夫婦間や嫁姑間、親子間でもこういうことはよくある気がします。

 

その後、第二次世界大戦で心底後悔し、

 

もう戦争しないように欧州を統合しようと。

 

ナショナリズムから欧州人へとパラダイムがある程度は変わったわけですね。

 

日本もそうで原子爆弾を2発も落とされてようやくもう戦争やめようと。

 

憲法とかは非現実的だと言われながらも今だに維持し続けているわけです。

 

欧州も日本も様々な学者や一般人から無茶苦茶だと言われながらも、

 

現実を無視してでも新パラダイムを維持するという強い決意というか後悔というか。。。

 

例えば、北朝鮮とかがミサイル飛ばしまくっても、

 

日本の周囲に国境問題がいろいろとあっても、

 

スパイが日本中にうようよいても、

 

憲法の『平和を愛する諸国民の公平と正義を信頼して』の文言は変えません(笑)

 

どんくさいようで実はかなり賢いのではないかと。

 

欧州もいくら学者や専門家に非現実的だと馬鹿にされても変えませんよね。

 

そこには深い知恵と底知れぬ後悔からくるかなりの決意があるのだという気がします。

 

不登校の親御さんでも『何があっても何か良いものを愛する子供の良さと能力を信頼して』という境地にたどり着いていらっしゃる親御さんはこの感じに近いと思います。(厳しさも必要ですが)

 

家の中で北朝鮮のようにミサイルを飛ばしても、

 

●●国のように約束を全く守らなくてもですよ(笑)

 

そういう意味ではアメリカやソ連は勝ったけどその後も戦争をし続けていて自国の若者が犠牲になり続けています。偽解決だったんですかね。重度の依存症ですし。

 

私も含めて負けず嫌いな方が多いですが、

 

負けるが勝ちというのも一面の真理で、

 

お子さんに負ける、旦那に負ける、妻に負けるというのも大事なことなのだと思います。

 

勝つのは楽しいのですがそれだと『自分は正しい中毒』になり、

 

正しいけどお互いご苦労は耐えませんなという感じになるかもしれません、、、(とはいえ、どうパラダイムを変えるべきかはご家庭によって異なるのですが)

 

こういう話をすると『親が悪いんですか??』とか『私(奥様)が悪いんですか??』とかになりがちですが、

 

善悪とは違うパラダイムで見るということが大事な気がしますね。

 

 

★その他の記事

 

 

家庭内警備という奥の深いお子様のお仕事

 

 

ある精神科医の言葉 ただひたすら●●●と言えばいい

 

ではまたお会いいたしましょう。

 

 

最後までお読みいただき有難う御座いました。

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