こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。
かなり最近は涼しいですね。いかがお過ごしでしょうか？？？
★人間と争い
私は不登校支援をしていて、
よくあるのが、両親揃って愛着に問題がある場合（インナーチャイルドがどうこうという奴ですね）、
お互いの要求がエスカレートして罵り合いが延々と続く場合です（単に相性が悪いのかもしれませんが）。
これは子供の不登校をきっかけに休戦する場合とさらに激戦になる場合とあります。
★ゲームはどうでも良かった？？
以前、ゲームを制限するべきかどうかでお父様とお母様が大激戦を繰り広げ、
「とりあえずこの激戦をやめていただけないかな」
と私はゲーム賛成派のお父様のほうに回り賛成しゲームを好きにさせることになったら、
（依頼者がお母様だったので私なりにバランスを取ったつもりだった、、、）
なんとお母様がゲーム賛成派になり（根回し不足だったが流石に予想外だった 笑）、
逆にお父様がゲーム大反対派になるということがありました。
で、母親・子供・私 VS 父親という争いの構図にうっかりなってしまったわけです（人間の現状維持機能というのはすごいものですね 笑）
まー、主導権争いが大事で正直ゲームがどうこうはあまり大事でなかったということが、未熟なので読めなかったということですね。
（まー私も正直ゲームはどうでもいいと思うのですが）
「ゲーム依存にするつもりかー」とお父様が怒っていたのですが、
今までそのゲームをさんざん与えてきたのはお父様（笑）
戦争は良くないと言いながら武器を売りまくる国連の常任理事国達みたいな、、、
家庭から企業、学校、病院に国会に国連までこんな感じなのが人間というものです。
そんな時、クーデターが起きてよくも悪くも決着がつく場合もありました。
以前、母親が父親を家から追放したことがあり、
その鮮やかさに感動したことがありました。
その口実を与えた父親には「ここでブチギレたら終わり」と念を押して、
私は夜の２２時頃に帰ったら夜中にお父様は突然ブチギレてしまったようです。
真珠湾攻撃や盧溝橋事件を止められなかった政治家の気持ちがわかりますね。
また、どちらかが変わって家族全体が変わる場合もあります。
まーこれが一番望ましいところです。
★子供は宇宙人
さて子供の不登校がきっかけで両親が停戦している場合は子供は学校に行くわけにはいきません（国連軍がいなくなるとまた戦争始まっちゃいますからね）
宇宙人が地球人どうしの核戦争を辞めさせようとしているという冗談のような都市伝説がありますが（笑）、
子供は宇宙人以上だったりします。
また、親の問題行動（過度な飲酒、ギャンブル、不倫、暴力、仕事しすぎに正義中毒などなど）が子供の不登校をきっかけに無くなったりします。
大自然の神秘というか子供は天才的ですね。
逆に子供がクーデターを起こし新たな国王として君臨する場合もあります。
過酷な労働を課された労働組合（この場合は勉強やしつけ）が会社や国を乗っ取ったような感じになり、
その場合サピックスや鉄緑会のテキストなどが粛清（燃やされる）されます。
で、親御さんが勉強のことを言い出してさらに粛清されるということが繰り返されたりします。
以前、子供が久しぶりに勉強するというのでお母様がサピックスの教科書を出してきて子供が激怒して部屋をめちゃくちゃにしたことがありました。
それは江戸幕府の役人の前でキリスト教の話をするくらい「やってはいけない」ことなわけです（私がお父様に怒られました 笑）
★平和はどこに？？
さて、いったい平和はどこにあるのでしょうか？？？
日本史で有名な関東事変を起こした陸軍の天才石原莞爾「世界最終戦争論」というのがあります。
それによると人類が争いをやめるのは無限生産体制の確立と無知の根絶が必要になるそうです。
無限生産体制というのは全てが無料になる世界らしいです。
家も服もご飯も移動も娯楽も教育も医療も人からの尊敬も愛情も全てが無料の世界（自動で必要なものが全て生産され
て最適なタイミングで最適な量が消費される世界）。。。
石原は欠乏意識による争いの時代を人類の前史時代と言い、
それ以降を人類の後史時代と呼んでいます。
★争いをやめる方法
とはいえ、そこまでは待てないのであとしばらくは現実的に考えなくてはいけません。
上記の問題の典型的な解決法の１つは、
子供を褒めちぎるというものです。
これは子供を褒めて自信を与えようという意図ではなく、
褒め殺すという感じです。
「いつまで親の荷物を背負ってあげるわけ？？？」
とストレートに言いたいところですがそうすると反発するので、
「◯◯くんのおかげでこの家庭はすごい助かっているんだね。今後はもっと学校に行かないでいいから一生家でその役割をやってね。頼むからね！！！」としんみりと。
子供が親を助けようとするのは無意識なので（動けなくなるのは無意識）、
それを意識化してしまい自分が大損につぐ大損をしていることに気づけば、
「無気力でどうしようもないのは自分では無かった。アホらしいことをしていた。」
と最初は感動しつつもしばらくするとめでたく目が覚めるわけです。
人間は無意識でやっていることを意識化すればうまくできなくなるようです。
例えば、普段人と話したり日常生活を送るのは普通は無意識にやっていますが、
不登校の子は人の目とかを意識しだすとそれが出来なくなります。
で、親の荷物を背負って無気力になり不登校になるのも意識化してしまえばあまり上手に出来なくなります（笑）
私はこれを恐怖症返しと呼んでいます。
いわば、全てが「白日」のもとにさらされるわけですね。
で、その場合の論点は白日にさらしてしまって良いでしょうか？？？ということになります。
最近下記の歌が心に染みる（涙）
ドラマ「イノセンス-冤罪弁護士」の主題歌の大ヒットソング King Gnu – 「白日」
＞後悔ばかりの人生だ
＞取り返しのつかない過ちの
＞一つや二つくらい
＞誰にでもあるよな
＞そんなんもんだろう
＞せわしない日常の中で
＞歳だけを重ねた
＞その向こう側に
＞待ち受けるのは
＞天国か地獄か
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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