こんにちは。
早野です。
暑いですがいかがお過ごしでしょうか??
いつもお読みいただき有難うございます。
★不登校で後悔するか??
先日、下記のような記事を見つけました。
この記事では『不登校で後悔するか?』というテーマで、
不登校の人の10年後とか20年後について述べています。
論調としては、
『不登校は大きなデメリットで、そのために人生はボロボロだ。一方、良かったという人もいるが、後悔している人のほうが多い。』
という感じですね。
しかし、この記事の元不登校の人の言っていることの本質を見ると、
今現在が充実していないから過去を否定してしまっているのですが、
それは過去を否定しているから現在も頑張れないということでもあるわけです。
それは、自己肯定感が無いからですね。
★例えば、、、
>「小学5年から10年以上、ほとんど引きこもり状態で、人とのコミュニケーションが苦手で……。
>社交性はないし、仕事も続かないし、嫌なことがあるとすぐ逃げる性格になってしまいましたね。
>これまで10回以上、短期間で会社を辞めてしまっていますし」
同じような人でも10回以上転職して天職に巡り会えたという人もいますし、
私もバイトなんかは合わないと思ったらすぐに変えるので、
それが最終的に良いところにたどり着いて良かったです。
むしろ私の周りを見ると、コロコロと変える人のほうが多い気がします。
会社というのはどんなブラック企業も、
給料をくれて仕事を教えてくれる場所なので、
いくらかは成長しているはずなんですよね。
この人は、自分の頭で考えて、トライ&エラーをして、という力が無いんですよね。
ゲームではやっていたはずなんですよ(笑)
★例えば、、、
>佐々木さんは不登校のせいで基礎学力が不足し、「大学に入って勉強についていけず大変だった」と振り返る。
>学力や学歴の壁に阻まれる元・不登校児は多い。無気力が原因で不登校になった吉田明日香さん(仮名・22歳)は高校中退で、最終学歴は中卒。
>「今、看護の仕事に就きたいと思うようになったのに、不登校だったことで夢がかなえられない。
>普通に高校に通っていたら、別の人生を歩めたはずなのにって後悔しています」
>職業の選択肢が狭まり、低賃金でブラックな労働を強いられることもある。
これはまだ20代前半なんだから、勉強すれば良いだけですよね、、、
*不登校専門の塾には社会人の受講生も多いらしく素晴らしいことだと、私は思います。
こういう考え方だと面接などでも非常に不利だと思います。
それを本人たちは不登校のせいにすると思いますが、
全く違いますね。
『はげているのでコンプレックスのある人の気持がわかります』という人と、
『はげているので何をしても馬鹿にされるんです』という人がいたら、
面接では前者の人が採用されるはずです。
同じように、
『不登校経験があるのでそこで大事なことを学べました』という人と、
『不登校経験があるのですが、社会でやっていく自信はないけど、僕でもできますかね』という人がいたら、
前者が採用されるでしょう。
『いじめられて不登校になりましたが、そこでゲームに没頭して、ゲームはトップランクになりました。
その秘訣は対戦相手をよく研究することで、自分は人よりも観察力があると思います。
なんせ他にやることありませんでしたからね(笑)
実際、その力を活かして大学時代の試食販売のバイトではとても良い成績でした。』
みたいに言えれば『まーそうかな』となるかもしれませんし(何人かは)。
『不登校中に編み出したゲーム必勝法を応用して麻雀では負け知らずです』とか、
『不登校中に身につけたゲーム必勝法を勉強に応用したら○○という資格試験に3ヶ月で合格しました』とか、
『ゲームの感覚とネットマーケティングの感覚は同じなのでネットマーケティングの会社でバイトしたらコンバージョン率が3割アップしました』とか。
ゲーム以外に転用するものがない場合でも(何かあると良いですが)
『ゲームではかなり高いレベルになりました。1日15時間くらいゲームをしていたのでホリエモンが大事だと言っている没頭する力があります』とか。
工夫して準備すれば済む問題ですよね。
結局、自己肯定感があるかどうか、周りに信頼できる人がいるか、ですね。
★自己肯定感があれば!?
自己肯定感があれば常に自分に優しい言葉をかけると思いますので、
『今の状況は不本意な部分もあるけれども、しかし自分なりには良くやってきた』と自分で自分に声をかけるはずです。
(そもそも人間ならみんなが不本意な部分はある)
そして、なんとか『過去のそれなりに頑張ってきた自分』のリソースを活かせないかと思うはずです。
実際、
10年も引きこもっていたのに10個も仕事に挑戦したり、
基礎学力が不足していてもなんとか卒業したり、
無気力だったのに今は看護師になりたいという夢があったり、
アッパレだと思いますね。
その努力を思うと涙が出そうです。
そんなふうに自分を見ることが出来れば、
違った世界が見えてくるのですよね。
10個も仕事をすれば、自分は何が得意で何がダメで、という情報が他の人よりも多いはずなので、
次こそはうまくいく確率が上がっているはずです。
基礎学力が不足していてもなんとか卒業できるのは、
手持ちの戦力が不足だらけでも帳尻を合わせられるマネジメント力があるんですよね。
無気力から復活して看護婦になったら素晴らしい看護婦になれると思いますね。
自分の今までの成長を認められれば、
それが他人と比べてどうであれ、
成長の速度がどうであれ、
自信になりますので、
自分の考えも面接官や職場の人の評価も変わるからです。
そうすれば少しづつ前進していき、
感情も行動も習慣も変わります。
まずは自分のネガティブな気持ちを認められたことを『いいね!!』と言うことからですかね。
★とても前向きな気分にはなれない
とはいえ、『とても前向きにはなれませんよ』、という方も多いと思います。
短期的に大きなショックがあったり、長年に渡りダメージを受けてきた場合には特にそうだと思います。
そんな時も自分で自分にOKを出してあげることが大事です。
『子供が食べなかったり、文句を言ったりしていても、今日もご飯を作っていて偉い』
『精神的に疲労困憊でも洗濯や掃除をしていて偉い』
『今日も暑い中、早起きして満員電車で会社に行くのは偉い』
当たり前かと思うかもしれませんが、当たり前ではありませんよね???
当たり前だと思うことや自分で低く評価している部分を、
『認めてあげる』ことから、
不屈の意志が湧き出てくるのではないかと私は思います。
子供を受容するとか褒める前に、
まずは自分のことを認めてあげると良いと思いますね。
では、またお会いしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました!!
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