ナオトインティライミの不登校の子をやる気にした話

こんにちは。早野です。

今日もお読みいただき有難う御座います。

★お便りのご紹介

こんにちは。〇〇ですが別人のように勉強に部活に頑張っています。

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〇〇は早野先生の話が気に入ったらしく
校長先生の代わりに全校集会で話してもらいたいと言ってます。

先生に言ってみようかなとのことです。

略

★やる気が出た話とは？

全校集会で僕が話すことは丁重にお断りしたいのですが、
〇〇くんにお話したのはこんな話です。

昔、あるミュージシャンがいた。名をナオト・インティライミと言う。

彼は柏レイソルのユースにいたこともあるほどサッカーは上手。
サッカーしながら中央大学の付属高校に入るほどに勉強も出来る。

ちなみに早野は中央大学の杉並高校や明治大学付属明治高校は落ちた(笑)

音楽もその頃から駅前でストリートライブをするほど。
中央大学を卒業しレコード会社に所属しデビュー。

イケメン、話も上手い、サッカーはプロの手前、音楽はプロ、さらに学歴もある。
正直、早野が勝てる領域は無い(笑)

そんなナオトインティライミはデビューして1年弱引きこもった。
意に反してなかなか売れなかったのだ。

ナオトインティライミは柏レイソルのユースに所属しながら
中央大学の付属に通いながら音楽でプロデビュー。

相当な負けず嫌いか相当な優等生であろう。
優等生に見せないチャラい感じの現代的な優等生(笑)

陰キャな優等生よりも陽キャな優等生のほうがプライドが高い。
自分に対する負荷が高いということでもある。

そんな彼にとって思うようにいかないことはとても辛いことであったに違いない。
プロデビューした事務所は倒産。音楽もぜんぜん売れない。

逆に友人はサッカーでプロデビューしたり一流企業で働いていただろう。
そんな彼が引きこもるのも無理はない。

こんなはずでは無かった。と思ったはずだ。しかし彼はプライドが高いので誰にも相談はできない。

＞「普段ポジティブだと、そういうとき本当に弱いんです。
＞落ち込んでいるところを人に見せたくないし…」

でも彼はある〇〇で変わった。
さて彼はなにで変わったのでしょうか？？

★旅に出た

彼はそこで旅に出ます。半年かけて世界１周。

でも彼は安易に旅は勧めないと言います。

＞若い人はまず立ち止まって、大いに悶々とした方がいい。
＞順風満帆にいっても痛みがわからない人になるので。

＞人の一番のエネルギーって、『なにくそ』という悔しさだと思う。
＞立ち止まるって違和感を感じることだから、自分と向き合い、事実を受け止め、受け入れることから始めて、
＞検証して何をすべきか考えたらいいんじゃないかな。

＞それを経験した上でなら、やっぱり旅はオススメ。
＞短時間でこんなにたくさんの出会いがあることは他にないし、
＞変化を求めるならすごくいい機会になると思いますよ」

しかし中学生や高校生は世界一周は難しいこともあろう。
ある番組で彼が中学生のサッカーチームに県大会の準決勝くらいの試合前にこんなアドバイスをしていた。

＞勝つことよりも負けることのほうが重要なんだよ。
＞だから試合には「負けたらいいよ」。

保護者や生徒は唖然とする。大事な県大会。晴れた休日。彼は続ける。

＞僕は今まで世界の各地を旅してきた。
＞海外では何もかもが違う価値観や習慣の中で、差別を受けたり騙されたりして、負けることを強いられてきた。

＞しかし、そうやって負ければ負けるほど人生が豊かになることを知った。
＞「負ける」ことは自分を成長させる最大の「チャンス」だ。

＞常に勝ちつづけてきた優等生は、たった一回の敗北で自殺してしまうこともある。
＞負け続けたものは、同じ痛みをもつ者たちへ手をさしのべることができる。

＞自分の弱さをさらけ出し、補い合い、分かち合い、助け合うところから、
＞「競争から共存」への未来ははじまる。

プライドの高い不登校の子に必要な言葉ではないでしょうか？俺にもか(笑)
さすがは元引きこもりのナオトインティライミさんですね。
「勝てば外面が充実し負ければ内面が充実する」と言います。

不登校を機に内面も外面も充実すると良いですね。
でもぶっちゃけ俺は負けたくはないなー(笑)私は負けませんがね！！

ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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