こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
今日は不登校にはあまり関係の無い話ですが、固定観念が崩れる話をご紹介します。
心が自由であれば人は悩まない
人間は固定観念があるから悩むのですが、固定観念が無ければ悩みません。
現代社会においてはどうとでもなることがほとんどだからです。
自分の間違った固定観念を崩すには下記の2つの方法があります。
①固定観念が崩れるような体験をする。
②固定観念が崩れるような話を聞く。
①はなかなか出会えないかもしれませんが、海外に行ったり、何かに挑戦したり、不意の出来事などによって起こります。
不登校や神経症などの心の病はそういう意味では固定観念が崩れるチャンスでもあります。
心が自由であれば今後、悩むことはあまり無くなるからです。
②は自分でコントロールが可能です。好奇心のままに見聞を広めれば良いからです。
そういう意味では勉強というのは心を自由にさせる要素がありますので、不登校だったとしても勉強して欲しいものです。
特に数学や物理学の最先端はかなり日常の感覚と違う世界ですし、歴史なども日常の感覚とかなり違う世界です。
普通に新聞やテレビを見ていても世界を広げることは出来ます。
下記は朝日新聞デジタル12月10日の記事です。
チョコから物々交換して家を手に入れた話
京都市北部の山あいに広がる京北地域に、築100年超の大きな古民家がある。おとぎ話の「わらしべ長者」のように、一口サイズのチョコレートから4年間にわたり物々交換を続け、この家を手に入れた人たちがいる。
観音様のお告げを受け、1本のわらを手に入れた貧乏な男が、道中でより高価なミカンや馬などと交換を重ね、最後に屋敷を手に入れる「わらしべ長者」の物語。それを現代で再現したのは、同市右京区で、地域密着型の無料季刊誌「右京じかん」を発行するNPO法人「子育ては親育て・みのりのもり劇場」だ。
2012年6月、「地域の人と人をつなぐ企画をしよう」と、誌面を通じて物々交換を始めた。初回は、京福電鉄嵐山線(嵐電)の車両をあしらった限定品チョコレートを提供し、交換を呼びかけた。チョコは手作りボードゲームに換わり、次は絵本に。3カ月に一度のペースで交換を繰り返すこと15回。今年3月、テーブルマットが土地付きの一軒家になった。
空き家を提供したのは、同市中京区に住む冨永利香さん(52)。10年以上借り手がなく売却しようとしたが、買い手がつかずにいた。「中はぼろぼろ。管理ができないので、地域のために使ってもらいたい」と申し出た。
「まさか本当に家が手に入るなんて」と驚いたのは、NPO代表の伊豆田(いずた)千加さん(47)。「わらしべの家」と名付けた敷地90坪の古民家は、所々瓦がはがれ、柱や梁(はり)の腐食もあった。それでも昔ながらの太い柱が健在で耐震性に問題はなかった。徒歩10分圏内にバス停や大型スーパー、区役所の出張所などがあり生活しやすい。
民家がある京北地域の人口は、1955年には1万人以上いたが、今年10月現在で5371人に減少。空き家も年々増えている。ただ、京都市中心部から車で1時間弱の立地のため、手軽な田舎暮らしを求めて移住を希望する人は多い。市北部の山間部への移住相談窓口には、8~10月の3カ月間に60件を超える問い合わせがあり、うち半数以上が京北地域への移住を希望したという。
伊豆田さんは今後、京北の人たちと協力して「わらしべの家」を改修し、過疎化が進む地域の振興に活用したいと考えている。移住希望者が職探しや「お試し」で長期滞在できる部屋や、地域住民や観光客が立ち寄れるカフェを設ける予定だ。11月には市のモデル事業として改修費の助成も得られるめどがたち、部屋の賃借料やカフェの収益を維持管理に充てて、息の長い活動にするつもりだ。
伊豆田さんは「幸運を得た昔話の男のように、この古民家に引き寄せられた感じがする。家を拠点にした活動をぜひ成功させたい」と語る。(松本江里加)
現代のわらしべ長者
御伽噺だと思っていたことがこうやって実現するのは驚きですね。(長者までは行きませんでしたが)
どんな状況の人でも未来を見据えて、人と交流・交換をしていけば思ってもみなかったところまでたどり着けるということですね。
どんな環境にあったとしても前向きに交流・交換をしていきましょう!!
では、またお会いしましょう!!
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