こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。
目次
★お知らせとお詫び
メール配信システム会社の仕様変更で、
現在、無料講座と肯定感を上げるプログラムZEROの今週分を送れておりません。
問い合わせておりますので少々お待ちいただればと、、、
★お便りのご紹介
>早野さん
>おはようございます。
>その後、コロナも大騒ぎですが^^;
>お元気ですか?
>A(男)ですが、5月からは1日も休まず、
>学校に行ってます。
>また、今回、びっくりしたのは、
>A(男)が学期末試験に向けて勉強をしているのです。
>これまで、自分から試験勉強をするのは、
>皆無だったので^^;
>昨日などは、1日の大半を勉強してました。
>私は、勉強しろ!とは、ほぼ言わないので、
>「どうして勉強する気になったの?」
>と聞くと、体調いいし、いい成績にしたいからと話していました。
>早野さんもどうぞご自愛ください。
★ケーキを切れない非行少年達
今回こちらのお便りをご紹介するのは認知スキルについてご説明するためです。
精神科医が書いたベストセラー本で『ケーキを切れない非行少年達』という本があります。
これを乱暴に要約すると、
認知スキルの不足→不適応を起こす→家庭内や家庭外でグレる→犯罪、という仮説です。
私はこれには各論的に賛成部分と反対部分があります。
1つはこの著者の方の場合はIQ84以下の境界性知能を問題とされています。
私は認知行動療法や森田療法などで改善しましたがそこで痛感したのは、
メンタルの改善は受験勉強やスポーツの練習と全く同じで高年齢で能力が高い子のほうが明らかに有利であると。(その当時は私は高校生や大学生でした)
とはいえ、不登校支援をしていて『特別に』IQなどの問題を感じたことはないです。(また、不登校では家族療法的なほうが効率がはるかに良いと感じます。)
ただ、IQとか発達障害とは違ったその子なりに認知スキルに欠陥がある場合があります。
(テストでカチッと判明するものかというともっと曖昧なところだと思います)
★認知スキルの弱点に対する傾向と対策
- 家族システムから学習したものである場合
お子さんの認知の歪みが家族システムの歪みから学習した場合があります。
これは親御さんが変わることで改善されます。
お子さんが頑固な場合、親御さんも頑固だったりします。
親御さんが家でホームパーティーをやるような性格で子供がコミュ障ということはあまりありません。(別の要因で行かないことはよくありますが)
ただ、それは親を尊敬しているが上にコピーしたのであり一概に悪いとは私は思いませんが。愛ある歪みなわけです。
- 生まれつきの固有の性質の場合
とはいえ、これは観察しているとかなり微妙な気がします。
例えば、不注意傾向も毎回いつも必ず不注意なわけではないわけです。
いつも衝動的かというとそうでもないでしょう。警察官の前でも衝動的に振舞うかというと微妙なところです。
なのであくまで『傾向』なわけですが、
その傾向の中で折り合いをつけやすいところや設定を探っていくというところでしょう。
これは親御さんが変わることにより親御さんから学ぶのが一番効率が良いですが(子供も親が好きなので)、
他人からも学ぶこともできます。
★例えば、どんな認知スキル???
認知スキルというよりは性格スキルとか対処スキルと名づけたほうが良い気がしますが、
例えば、絶望しないスキルとか人の言うことを真に受けすぎないスキルなどです。
(これは不登校とか発達障害とか関係なく程度の差はあれ全人類が改善が必要なのではないかという気もします。)
IQは数値化しやすいですがもう少し曖昧な力であるように思います。
それは勉強や遊びやスポーツの中から学ぶことが出来ます。
例えば、学校の勉強で文字の羅列を見て嫌になりこんなのが何の意味があるのか??というお子さんがいたとしましょう。
その場合どんなスキルが必要か??
・自分の考えを疑うスキル
・視野を広げて比較検討するスキル
・様々な考えを比較検討するスキル
・物事を長期的に考えるスキル
・自分の考えを言語化するスキル
などなどです。
一言で言うと、結論を安易に出さず慎重に検討し正解を導き出すスキルとなりますが、
それは国語や算数やスポーツなどでその力を養うことができます。
ただ、問題は学校では、
学校の勉強と実社会のつながりが子供からは見えずそれがどう役に立つのかを教えてくれないことです。
まー、ゆたぽんを見ても主張が安易すぎて実社会では難しいですよね(せいぜい一発屋お笑い芸人になれるかどうかでしょう)
昔だと近所に変わった子がいるね、で終わりなのですが現代だと個人がネット上での影響力を持ててしまうので面白いのですが困ったもので、、、(ただ、ネット上での影響力を持つことのメリット、デメリットを我々大人が説明できないといけないのですが、、、極論、10代の女の子が例えばセクシーな動画を連発してグーグルからそれなりのお金をもらったとしてもグーグルはそれでいいかもしれないけど長い目での損益で考えるとその子は大赤字ではないかと。。。炎上商法で単に注目を集めれば良いわけではないのですがさらにバカな大人がネット上にたくさんいるのでそんなことにも気づかない。。。)
国語や数学を教えるとこういうケーススタディーができるのですが(ゆたぽんはよくよく聞くと不登校の子からも完全に馬鹿にされています)
脱線しましたが、
私の場合だとハヤノケラーと私は自分を呼んで自分で自分を教育していくしかなかったのを思い出します。
課題の抽出→トレーニング→現実の改善を繰り返すわけです。
例えば、私は人の言うことを真に受けすぎる傾向があったのですが(笑)、
それに気づいてからは真に受けすぎないトレーニングをしました。(アニメや漫画やドラマを活用すると良いです)
また、衝動的すぎるところも改善していきました。毎回、振り返ると『思い立ったら吉日』が本当に吉日だったのかを検証できます(笑)
逆に、ミスが多いところなどは改善させず逆にそれを利用するという方針でした。
ただ、こういうのはカウンセリングでこういう理屈で伝えるよりは、(親御さんがこれを伝えると、こんな努力できるわけねーだろ、親のせいだ、ふざけんな、とお子さんから言われると思います 笑)
勉強している時とか運動したり遊んでいる時にさりげなく伝えるのが効率的だと思います。
★いくら本人が頑張っても、、、
とはいえ、私は不登校から東大や慶應に行った子をいろいろ見ていても、
スタンフォードに行かれた子を見ていても、(いずれも20歳を超えているので子ではないですが)
本人の能力や努力ではなかなか限界があるのを痛感しています。(そういうご家庭で育ち子育てをされている親御さんご自身が感じられているかもしれません)
なので、個人個人の改善や向上には限界があり、
家族療法で家族の様々なすれ違いを改善できないと厳しいかなと思っています。
世間的には立派でも生き辛さは残り生活に程度の差はあれ支障をきたしていますが、
私は本人の特質よりは家族関係により焦点をあてるほうが効率が良いという立場です。
★その他の記事
では、またお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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