こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難うございます！！
やる気が起きない。動けない。
先延ばしにしてしまう。
不登校のお子さんでそんなことが多いと思います。
われわれ大人でもそんなことは多いものです。
今日はその対処法についてです。
★やる気がおきない問題 先延ばし問題
なぜやる気が起きないのか？？
それは向き合いたくないからです。
会社帰りに飲み屋で愚痴を言っていて建設的なアクションを起こさないサラリーマン。
彼らは向き合いたくないのです。
転職をする？？面倒です。辛そうです。ローンもあります。
上司に交渉する？？面倒です。難しそうです。左遷されちゃうかも。
自分の能力を上げる？？いやーそれが出来れば苦労しません。
そんな感じで現実が面倒な時、
人は現実逃避行動に逃げます。
ゲーム、ギャンブル、お酒、動画、ドラマ、趣味。あとは楽な無難な仕事とか（笑）
さて人間には飽きるという性質があります。
そして現実逃避にも飽きるのです。
もし会社の上司が愚痴を言って酒を飲んでいる部下にこう言ったらどうでしょう？？
仕事は良いから1日中酒を飲んで愚痴を言っていてくれと（怒っては無い。罰ではない。）
そしたらそのサラリーマンも仕事をしたくなってくるでしょう。
飽きるという性質があるからです。森田療法的でもあります。
最近、このやり方を使った事例があるのでご紹介します。
★世界が滅びてしまえばいいのに
ある子がこう言いました。
「世界が滅びてしまえばいいのに」
勉強をなかなか始めない。絶賛現実逃避中ですね。
そこで私は現実逃避徹底タイムに設定しました。
「北朝鮮のミサイルが東京に直撃すればいいのにー」
「プーチン早く核戦争を始めろよー」
「世界の金融システムや物流システムよ破綻してしまえー」
「地球温暖化で早く地球が２００度になればいいのにー」
それを１０分くらい言い合っていると、
おもむろに参考書を開き勉強し始めました。
現実逃避も気が済めば他のことをしたくなるわけです。
コツは徹底的に現実逃避することですね。
ディズニーランドも「ここから出ちゃいけない」とか言われたら出たくなるでしょ？？
「お願いします。ディズニーランドから出してください」と。
最初のサラリーマンの事例が近いかもしれませんね。
２０世紀最高の精神科医と言われるミルトンエリクソンにも似たような話があります。
非常に反抗的な患者がいたそうです。
そこでエリクソンは率先して病院の窓などを破壊したそうです。
（現代だと問題になりそうな）
それを見た患者は「先生、やめてください。いけません。」と止めたそうです。
他人の現実逃避は止めたくなるという傾向もあります。
例えば、私が酒を飲み過ぎて身体を壊しそうになればゲーム依存の子も止めてくれるでしょう（笑）
そしてあーなってはいけないと！！
ぜひ参考にされてみてください！！
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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