こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
目次
★最近は学校復帰、進路決定ラッシュです。
進路決定というのは高校生や大学生になると、
モラトリアム的な『自分は何をしようか。。。』という悩みがかなり深刻なのですね。
*とても健全なことだと個人的には思いますけどね。
とはいえ、学校復帰も進路決定も『人生のあがり』ではもちろんありませんから(笑)、
その後も山あり谷ありです。
この先の人生ゲームをお互い大いに楽しみましょう!!
★親との関係の改善。
今年は私は親との関係がかなり改善したと思います。
その経験は『親との関係があまりよくない』方や、
『親に対して心のどこかにひっかかるものがある』方にお役に立つと思います。
というのも、親が親との関係が改善すると、
子供の問題も改善することがあるからです。
なので、ちょっと私事で恐縮なのですが、
お付き合いいただけると幸いです。
★鏡の法則
http://coaching-m.co.jp/reportaaa.pdf
野口嘉則氏の大ヒットした『鏡の法則』ですが、
似たようなことが私にも起こりました。
鏡の法則のストーリーはこうです。
子供がいじめられて悩んでいるお母さんが、
『ものすごい勇気を出して』自分の親との関係を改善することにより、
子供の状態が劇的に改善した。
あと、ついでに夫婦関係も改善していました(笑)
★私が親との関係を改善した方法
私は母親には愛されていないような気がしていました。。
昔はむしろ嫌われているのではないかと思っていたくらいです。
『お母さんは俺のことを嫌いなのではないか?』と考えることは、
私の中で絶対のタブーだったくらいです(笑)
それが私の対人恐怖症や生き辛さの原因の1つでした。
(あとの原因は凸凹なところとか 笑)
心理学を学んだことでとても生きやすくはなりました。
しかし、親との関係はやはり私の人生に影を落としていたようです。
面白いのが、私は家庭を訪問した時によく子供が親に甘えているのを見て、
『うらやましいなー』と思っていたことです(笑)
私は『あなたのお子さんは不登校になって良かった』と思いますよ!!
愛情の必要量というのは人によってかなり違います。
ゾウのように水を100リットルくらい必要な子もいれば、
修行中のヨガ行者のように水とリンゴだけで良いという子もいます(笑)
また、必ずしも全てが親からである必要はなく、
友達や目上の人からでも良いという特性もあります。
★で、少し話がそれましたが、ある人からのアドバイスがあり、
母親と父親に対して『第三者のような気持ち』で、
私の幼少期と思春期のことを『インタビュー』をすることにしたのです。
そしたら、、、
『私が愛されていない』というのは、
完全に『私の誤解』であったことがわかりました(笑)
それどころか、私はとても愛されていたことに仰天したのです(笑)
すると不思議なことに、
私のプライベートや仕事でいろいろなことが好転していったのです。
実はこういう誤解は、
夫婦間や親子間や、
先生と生徒の間や、
友達と友達の間にたくさんあります(涙)
また、出来事に対して誤解していたということもあります。
ほぼみんながこういう『悲しい勘違い』を胸に抱えて生きているのだと思います。
ポイントは『第三者のように』聞くことです。
でないと、やり取りが『いつものパターン』になってしまい真実は隠れてしまいます。
★『第三者の気持ちでインタビュー』してみることの威力の他の事例
中学の時にクラス中で無視されて不登校にはならなかったものの、
人間不信で生きてきた方は、
ある時に全員が自分のことを無視していたわけではないことを知ったそうです(笑)
(そりゃそうだ!!)
また、別に『そもそも無視されていたわけでもない』ことに気づいたそうです。。。
人間関係がかなり良くなり、生きるのが楽になったそうです。
★もう1つの事例
ある子は小学校の時にいじめられて、
それが嫌で私立中学に行ったそうです。
しかし、人間不信は根強く残り、
勉強して良い大学に行っても、
音楽をしてプロ手前まで行っても、
全く楽しくなく、
対人恐怖症的にびくびくしながら生きてきたそうです。
『いつか裏切られるに違いない』と。。。
しかし、ある時に地元の駅で昔のいじめっ子とバッタリ出会い、
『勇気を出して』その当時のことを聞いてみたそうです。
(他の子はみんな逃げたそうです 笑)
で、話してみたらその当時のいじめっ子の事情もよくわかり、
お互いに許しあえたそうです。
事情を聞いてみれば『えーそうだったの(笑)??』
というギャグのようなものだったらしいです。。。
まー、悩みというのはほとんどがギャグみたいなものだと思います。
(お酒が入れば100%ギャグだと言い切りますが。。。)
『第三者のようにインタビューする方法』の詳しいやり方は下記の本に書かれています。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07538Y5V5/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
また、不登校対策プログラムZEROでは全ての劣等感は勘違いなのだということに気づき、
かなり楽に生きれるようになっています。
★野口氏の『3つの真実』という本
野口氏は鏡の法則の他にも『3つの真実』という本があります。
これは仕事がバリバリできるお父さんが、
子供が不登校になったのと部下の裏切りに苦しんでいたところ、
自分の心の中を改善することにより、
子供の不登校や部下との関係が改善するというストーリーです。
こちらもオススメですね。
★さて、12月16日(土)に都内で伊藤丈雄さんのミュージカル&相談会を開催します。
伊藤さんに元不登校からICUに入り、
劇団四季を経て日本全国でひとりミュージカルを開催されています。
下記はHPです。
下記はユーチューブチャンネルです。ユーチューバー的な活動もされているのですね!!
https://www.youtube.com/channel/UCx2gvvbatbNylZEvAakqd0w
下記は伊藤さんの本です。
こちらの伊藤さんの本では不登校でひきこもっていた時期のことも書かれていて、
それがいかに今の仕事に役に立っているか??
自分の特性をどう人生の中で活かしていけばいいかが書かれています。
私もとても共感していて、
私は学校を辞めたことや対人恐怖症だった時に多くのことを学びました。
いわばそれらの経験が『最高の学校だった』と思っています。
そして、私は『変わっている』と言われ続けてきた凸凹の人間ですが、
『いかに凸凹を活かすか』を研究してきました。
私や伊藤さんの経験や考え方は今現在お悩みの方のお役に必ず立てると思っています。
一足早いクリスマスプレゼントになると良いなと思いますね。
では、またお会いしましょう。
最後までお読み頂き誠に有難う御座いました。