こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
目次
お墓参りに行ってきました。
ちょっと遅れましたが母方と父方のお墓参りに行ってきました。
ビールを供えました(笑)
死んだおばあちゃんと会話をしてなんだか癒されましたね。
私は高校をやめて、通信もやめて、代ゼミ(浪人クラス)もやめてしまったのです。
その時の代ゼミ浪人クラス代70万円前払いを出してくれたのがおばあちゃんでした。
代ゼミに通うのは時間の無駄だと思ったから辞めたのですがあの時に周りが信じてくれたのは有難いことでした。
(時間は無駄にならずお金は無駄になりました。経済学的にはサンクコストといって合理的ではあるのですが。。。)
後悔について
さて、今日は後悔の話です。
人間ならば誰でも後悔はあると思いますが、不登校の子は他の子よりも後悔があります。
たまに相談があるのですが、復帰後に後悔がもとでまたひきこもってしまうこともあります。
★大学生にはなって学校も部活も楽しんでいたものの、修学旅行の思い出話に加われなかったことがショックで心が折れる。
★就職したものの『お前は大変な可愛そうな人生を歩んできたんだなー』と同情されて心が折れる。
★社会人になってそれなりに楽しく暮らしていたものの周りと比較してしまい心が折れる。
大体の元不登校生が後悔に苛まされる時が程度があると思います。(程度の差はかなりあります。)
私が後悔を感じる時
★卒業アルバムがない。
★何かの思い出系の話の時など。
★変わっていると言われ続けてきて変わっている性格なのだと自分で思っているが、『普通』の感覚がわからなくてもうさすがにダメかなと思う時がある。もっと『普通』に生まれていれば。。。みたいな。
★地元や高校、大学、社会人同期はもう結婚して子供がいるのに自分にはいない。
対人恐怖症になっていなければ。。。みたいな。
★前職同期は独立してある程度成功しているのに自分は成功していない。
対人恐怖症になっていなければもっと今頃。。。みたいな(笑)
今でもたまに絶望的な気分になることがあります。
特に前職の同期とプライベートや仕事面で自分と比べてしまうとかなりきついですね。。。
転職して活躍している人が多い会社ランキングで日本4位の会社だったのでかなりうまくいっている羨ましい話が多いです。
もっともきつい時は立ち上がり期
そして最もきついのは立ち上がり期でしょう。
周りとの差が一番鮮明だからです。
体力、学力、コミュ力、話題、大人度などが全て落ちていますので周りとの差を痛感します。
幕末の日本のような状況でしょうか。
かなり高い壁に見える時があると思います。
寝ている間にぴーーんち。みたいな。
対策1:夢というか生きる希望や目的を見出せると良い
夢や生きる希望や好きなこと、やりたいことを辛い経験の期間の間に見出していると強いです。
私の場合は自分と同じような苦しみをなんとかするんだ、という志ができたので辛い時期を乗り越えることが出来たと思います。
また、音楽でも美術でもパソコンでもなんでも好きなことややりたいことがあると折れづらいです。
何か没頭するものがあればあまり人と比べたいとは思わないと思います。
全員が全員、見出せるとは思えませんが、少しでも見出したいものです。
対策2:周りの人とのきずな
周りの人にストレスを吐き出して支えてもらう関係が出来ていると致命傷にはなりづらいです。
それは不登校中にしっかりと出来あがると思いますので問題ないと思います。
その場合には心が折れてもしばらくするとまた立ち上がります。
対策3:自分の強みに対する理解
ハンデを感じたときに自分の強みを認識していると心が折れづらいです。
なんとかなると思えるからです。
どこが強いかというのは繰り返し刷り込んですぐに出てくるように暗記しておくと良いと思います。
私の場合は人に好かれやすいということと物事を客観的に見ることができ、固定観念に捉われないで考えることができるので、かなり絶望的な差があっても逆転できると『信じています』。
実際に受験システムの盲点を見抜いて早稲田大学に合格していますし。
対策4:心理学の勉強を徹底的にする
不登校になるような子の中には心理学を勉強したいという子がたくさんいます。
その場合は心理学をたくさん勉強すると良いと思います。
ヨガやアロマなども良いです。
私は相当に勉強しましたので今ではほとんど苦しくなることがありません。
まーいろいろと役に立ちます。
対策5:良い人を回りに揃える
私は社会人になっても3回くらい不登校をやらかしています。
会社に行かないで家で寝ていたのです。
ただ、そのたびに周りが引っ張り出してくれました。
復帰した私もなかなかに図太くなっていたと思います。。。
ある程度、良い人がたくさんいる環境を選ぶべきです。
また、所属するコミュニティーを増やすべきです。
卵を一つの籠にのせるな!!!ということですね。
学校、習い事、友達、家庭教師、整体、親、親戚、カウンセラーなどと選択肢を多く用意しておくべきです。
子供にある程度は進路を考えるセンスがあれば良いですがそうでない場合はある程度は干渉するべきだと思っています。
過干渉や先回りとの境界線が難しいですね。。。
では、またお会いしましょう。
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