こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
今日はある寓話をご紹介いたします。
とても興味深かったからです。
普段悩んでいることを違う視点から見てみるとどうなるか??というお話でもあります。
言うことを聞かない牛をどうにかする名人の話
ある牛飼いに聞いた話だそうです。
牛の中には性格や環境によるのだろうか、暴れたり、まっすぐ耕さなかったり、なかなか言うことを聞かないような牛がいる。
そういう牛は訓練士に一週間程度預けて訓練してもらうのだそうです。
牛の訓練名人と言われているその人はどのようなひねくれ牛でも一週間あれば直すそうです。
彼の訓練方法は他の人のそれとは違っているそうです。
彼は訓練場としてかなり広い泥田を用意している。
連れてこられる牛は例外なく警戒的であり、言うことなど聞いてやらないぞと不敵にかまえている。
彼は牛を連れて泥田に行き、牛に一言二言声をかけてそのまま泥田に放してやるのだそうです。
牛ははじめ戸惑いを感じているが、そのうちに田んぼを走り回ったり、転がったり、あぜの草を食ったり、すき放題に遊んでいる。
名人はそれをキセルをくわえてみている。
長いときは3日も4日も見ているのである。名人はただ見ているだけである。
そのうちに牛がリラックスしてきて名人のほうを気にしだすそうです。
なぜ、この人は自分に何も言わないのだろうかと。
そして、『もう充分遊んだ。』と牛がまさに言うそのときに名人はやおら立ち上がり、牛にすきをつける。
牛はやはりこれが人間の本性かとばかりにすきを引いてあちこち走り回る。
名人は牛の後を牛の行くとおりについて走る。
数時間たつと、牛は立ち止まって不思議そうな顔をするそうである。
名人がにっこりして『さぁ真っ直ぐ真っ直ぐ』と言うと牛もにっこりとして真っ直ぐにすき始める。
教訓
これは人間にも通用する話ですね。
まず、相手に好きにさせてあげていることですね。過干渉や先回り、指示、命令、提案をしていません。(なんと牛に対して!!)
とはいえ、無関心ではなく愛情を持って見守っています。
そして、もう飽きたまさにその時に働きかける。
そして、警戒心がまた出たときに相手の好きなようにさせてあげる。
その後、にっこりと打ち解ける。
そうすると、なんとこちらの言うことも聞いてくれる!!
うーん、深いですね。人間の場合は残念ながら1週間では難しいと思いますが。。
では、またお会いしましょう!!
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