こんにちは。早野です。
私はよく子供から「なんで勉強するの??」と聞かれます。
親御さんも聞かれることがあるかもしれません。
今日は勉強する理由についてさらに考えてみました。
勉強する理由とは???
さて、勉強する理由についてですが、
何かを新しく作り上げるためです。
例えば、「人種差別はダメだ。機会は平等であるべきだ」という社会を作り上げるには、
理屈が必要です。
昔は奴隷(別人種、別宗教の人)は人間ではないのが当たり前という社会であったのですが、
そこに意義を唱えて、
新しい理論を作り上げて、
その考えを広めた人がいるわけです。
女性差別も民主主義も体罰禁止もタバコ規制も個人情報保護もみんな同じ流れです。
つまり、黒を白と言ってそれを広めることが勉強する理由ではないでしょうか??
昔は王様や殿様が絶対で家臣は地面で土下座していたのが当たり前だったわけですが、
どこかの誰かがそれはおかしいと言い出して周りを説得したのでした。
いわば、黒を白にしたわけです。
これからの時代でも、新しい考えが広まり社会は変わっていくでしょう。
最近だとパワハラとかセクハラとか教育虐待などの言葉が発明されて、
黒が白に変わり社会は変化しています。
常識が非常識になり、
非常識が常識になっているわけですね。
昔はパワハラとかは普通でしたし、
文句を言おうものなら軟弱者と逆に避難される始末でした。
昔は子供への激しい指導も称賛されていて、
巨人の星とかはちまきを巻いて夜中に勉強する子供にお母さんが夜食を持っていくみたいな感じでしたが、
今では教育虐待と言われる始末です。
で、大事なことは、
基本的人権とか人種の平等とか個人情報保護とかパワハラとか体罰などの概念を発明した人がいて、
それを理論化して社会に向けて説得した人がいたので我々は恩恵を受けているわけです。
もしそういう人たちがいなければ、
私達はいまだに王様から不当に牢屋に入れられたり、
上司から殴られたり給与を気まぐれで無しにされたり(笑)、
先生の機嫌が悪ければ生徒が殴られるという理不尽な世界に住んでいたわけですね。
で、その流れは拡大し続けています。
30年後の人々が見たら今の我々の生活は奴隷に見えることでしょう(笑)
で、言語能力がある人間がそういう奴隷解放をしていて、
そういう言語能力のある人から順番に恩恵を受けています。
そのためには国語と英語と数学と小論文の能力が必要です。
それがない人は生活保護の申請すら出来ませんし、
パワハラされても自分の権利を守れません。
一方、社内でも言語能力がある人は「上手に」権利を主張して受け入れられます。
藤田田氏の言葉
マクドナルドの創業者の藤田田氏は言いました。
「黒を白だと説得できれば金持ちになれる」
例えば、最近ですと、うつ病とか発達障害とかHSPとかの概念を作り出した製薬会社やセラピストは大儲けできました。
もう少しスケールが大きいと「BRICS」という言葉を発明したゴールドマンサックスも大儲けしましたね。
今後はブラジルインド中国ロシアが発展するから(我社を通して)投資しましょうというわけです。
さらにはアラサーとか終活とかを発明したメディアとかもありますね。
より小さいスケールであれば、
例えば、日産自動車の社員であれば日産の車を売ることができ、
トヨタに転職したらトヨタの車を売ることが出来ます。
テレビの法律相談番組で4人の弁護士が無罪か有罪かで割れますが、
もしあなたが「黒を白にできれば」、
被告側についても勝ち、
原告側についても勝ちます。
就職活動の面接で面接官が履歴書をみながら「不登校は黒だ」と言ったら、
「いやいや不登校は白でしょう」と説得できます。
さらには下手したら「これは問題発言ですな」と脅迫できます(笑)
あなたにもし学歴があれば「学歴がいかに大事か(それとなく)」を説明し、
もし学歴が無ければ「学歴がいかにくだらない」かを説明します。
小論文的能力
こうやって見ていくと小論文的能力が大事であることがわかります。
慶応は小論文が出題されますが、
社会に出ると小論文的な能力の差異で天国と地獄が別れます。
例えば、企画書を出して採用されればあなたがプロジェクトリーダーで、
好きなようにやれます。(責任もありますが、、、)
逆に全然採用されなければリーダーの言うことを聞き、
使えないとなれば窓際です。
ただ、私も経験がありますが窓際は暇なので大変良いことでもありますが(忙しいと心を亡くします 笑)
で、小論文的な能力は国語や数学に理科、社会などの幅広い知識が土台になっています。
小論文と言うと難しそうですが、
ゲーム時間を制限するのは得策ではないとか、
お小遣いは50%アップしたほうが家庭の発展のためには良いとか、
そういうのを説明するのと同じです。
というわけで、
勉強をすれば「黒を白に変えて」楽しい人生を歩めるのでした。
ではまたお会いしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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