こんにちは。
早野です。
今日は早稲田大学に在学中の島原園子さんと早野との対談をお送り致します。
島原さんは不登校から自殺未遂後に、
高卒認定試験を経て今は華の大学生です。
この子はとても希望に満ちていて、エネルギーがある子でスゴイ子なので読むととても前向きな気分になり、
成長することができると思います。
ちなみにこちらの対談の文字起こしは中学生の女の子がやってくれました。
この子も素晴らしい子ですね。
(島原さんというのは仮名でこの子が名前を考えてくれました)
では、ご覧ください。
帰国子女からいじめにあう
早――じゃ、早速お願いします。
島――よろしくお願いします。
早――島原さんはアメリカに小学校の時いたんですか?
島――小中いました。
早――小中…中学校のいつまでいたんですか?
島――中学の一年までいました。
早――あ、一年までいて、それから日本に帰ってきたとか?
島――日本に帰ってきたのが、一応中二の始まりです。
早――あ、中二の始まりで帰ってきたんだ。へぇー。
早――え、中二の始まりで帰ってきて、佐賀に帰ってきたの?
島――そうです。
早――アメリカのどこら辺に…
島――アメリカのシカゴに住んでました。
早――こりゃまた良いところにねぇ、住まれて……。
島――あはは(笑)
早――で、そこから帰ってきて、しばらく学校は不思議な感じだった?
島――そうですね。でもまぁ、最初は喜びの方が大きかったです。
やっと言語…言語の壁ってどうしてもそれだけ話せるようになってもネイティブじゃない限りあるので…。
それがなくなって友達も作りやすいし、授業も聞きやすいし、楽しみだなー!って思って帰ってきたんです。
早――なるほど、前向きだったんだ。
島――あはは(笑)でも、最初の数か月はとても楽しかったんです。
友達もできて、「アメリカの帰国子女なんだー!」って周りももてはやしてくれて…。
でも、ちょっとそこで女子同士のいじめみたいな事にあっちゃったんです。
早――目立っちゃって?
島――目立っちゃったのもあるし、多分リーダー格の子の気に障る事をあたしがズカズカ言って…。
早――へぇー、そういう性格なの?
島――昔はそういう性格でしたね。
早――へぇ。じゃあその反動で空気読みすぎてるの?
島――あー、それもあります。
早――難しいところですね………。昔は結構アメリカ人的なノリだったの?
島――ズカズカ言ってましたね。人が話してると「え、何々、何話してるの?」って割って入っちゃうような性格でした。
早――なるほど…元気だったんですね。
島――あはは、元気だったんですけど…、それが目立っちゃって、中二の時すごいハブられたことがあって…。
どうして自分がいじめられるんだろうって私が不思議に思ってリーダー格の子に「私がいじめられる理由を書いてよ」って言ったんです。
早――あははは、すごいね。
島――そしたら、今となっては罵詈雑言なんですけど、ざぁーっとリストにしてくれて……
早――書いてくれたんだ?
島――はい。それを私は「これを治せば、いじめられなくなるんだ!」って思って、
毎晩毎朝、部屋に貼ってそれを見つめながら「あ、今日は『うるさい』って書かれてるから静かにしよう。」
とか考えながら、学校に行ってたんです。
早――へぇ、偉いね。
島――でも、それって結局自分自身を無理矢理ゆがめて、相手に合わせるっていう行動だし、
しかも罵詈雑言を頭の中でリピートしていたわけだから、
精神的にも自分がどんどん嫌いになっていくし、
「こんなの自分じゃない!」って自分からの反発もすごく、
強くなってるし…葛藤がすごく生まれちゃったんです。
それで自分をありのまま受け入れることが難しくなってきたんです。
人は自分をありのまま受け入れてくれないんだ…という認識になっちゃって……
そこから人間関係が苦手になっちゃったんです。
早――なるほど…。中学は行ってたの?
島――中学はぎりぎり、中三まで…休みがちではありましたけど…。
早――それで、その子とはもう中三で別れたの?
島――中三で別れました。
早――罵詈雑言、書かれたんだ…。でも偉いね、努力家なんだね。
島――でも、根が真面目なので……。良い意味でも悪い意味でも…
早――ま、そうだね。成果は出やすいんだけど…。
なるほど、これで高校入って…高校って頭のいい高校に入ったの?
高校の時に自殺未遂をして入院
島――そうです。県で一番って言われる高校に入りました。
早――で、そこに行って…?
島――人間関係苦手だな…と思いながらも…まあ成績がいかんせん良かったので。
早――成績が……?!
島――いつも五番以内くらいに入ってたので……。
早――五番……なるほど。
島――そこで自我が……「私は成績があるから―!勉強ができるからー!」とありのままの自分を受け入れてもらいたいけど、
この長所があるから私は存在する意味があるんだー!って思っていたんです。
でも、高二以降になるとやっぱり…なんか、周りが…高一は才能で…地頭でいけちゃうんですよね、
勉強しなくても。でも高二は、ちゃんと勉強した分、反映されるようになってくるんですよ。
積み上げたものになってくるから……。
だから、成績もちょっと抜かれるようになっちゃって……
早――うん。
島――十番、二十番台に落ちちゃって…「あれ、私どうしちゃったんだろう」って思って。
あと人間関係も素の自分を出せないとやっぱり長くって続かないじゃないですか。
早――疲れちゃうもんね。
島――疲れちゃうし、相手もつまんないだろうし。
そこで人間関係もうまくいかなくなっちゃって。
学校に行っても楽しくないし、私の生きてる意味あんまり無いし、とかいう風に思っちゃって……
早――でも十番か二十番ぐらいなんでしょ?
島――でも十番でも二十番でも私はダメだと………
早――自分の中では都落ちした感じだったのか
島――そうですね、都落ちした感じでした
早――Jリーグで言ったら一部で負けちゃった感じ?
島――そうですね―――…
早――理系科目が落ちたの?
島――理系科目の成績が落ちましたね。
早――文系は関係ないでしょ?
島――文系は関係なかったです。
早――それで五番ぐらいだったのが十番になり二十番になり、
で人間関係も楽しくないし、生きていてもしょうがない、と…。それで?
島――それで、自殺未遂を一回したんですよ。
早――そうなんだ!どうやって……?
島――ODですOD。オーバードーズて言って、薬物をたくさん飲むやつです。
早――ああ……睡眠薬とか?
島――家がちょうど医者で、薬がたくさんあったので…睡眠薬全般を飲んで。
早――家……開業医?
島――開業医ではないんですけど、薬はいっぱいあります。
早――それで薬飲んだんだ。救急車に運ばれたの?
島――救急車ではなくて、家で対処していただいて…点滴を、お母さんが病院から持ってきて。
早――病院から持ってきたの?!さすが医者だねぇ。
それで、あれなんだ。精神科に…。
島――精神科に行った方がいいんじゃないかって言われて,担任の先生とか、
保健室の養護教員の方とか。で、そこで精神科に行ったら「鬱です」っていわれて。
早――ほうほう。
島――入院した方がいいですって…自殺未遂をする状態って、身の安全を確保しておかないと、
ということなので入院して休養が必要ですって言われて。一か月半ぐらい入院したんです。
早――へえ、それって高一?
島――高二です。高二の後半ですね。
早――後半でやっちゃったわけ。なるほど……。
島――で、まぁ…一か月半ぐらい学校に全く行ってなかったのと、
高二の時にちょくちょく休みがちだったのが合わさって、
出席日数が足りないから進級できないってなっちゃって………。
でも、一学年下でやるのはきついなーて思って…
早――まあきついよね。
島――あはは…それで退学することになりました。
早――ほぉ――………………そっか、でもそういう、なんか入院で留年って手加減ないんだよね。出席日数とか………
島――ないです。
早――あ、で高二でやめて、で?そのあとは?
島――とりあえず受験を………大学には行かなきゃと思っていたので…高三の春から…
早――はやかったね、ずいぶん。
島――えへへ…なんかもう無理矢理だったんですけど、予備校に通い始めて、高卒認定を取ろうと。
でも予備校でも、なんか人間関係アレルギーみたいになっちゃってたんです。
それがずっと頭の中によぎってて、予備校にも一か月二か月でいかなくなっちゃって。
友達ができないって言って…
早――ああ…はい。
島――友達にすごいこだわっちゃったんですよ。
それで家で勉強をしてたんですけど…
早――あー、偉いね。家で勉強できたんだ。
島――まぁ…一日二時間ぐらい頑張れば高卒認定位は取れるので…
今日はこのへんで終了です!!
次回に続きます。
ではまたお会いしましょう。
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