こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
今日は不登校の子が持つべき人生戦略と私の不登校支援の理念についてです。
人生戦略ありますか??
戦略とは、今までの競争を全く違う視点で評価し各人の強み、弱みを分析して、他の人とは全く違う努力の仕方やチップの貼り方をすること。です。
例えば、織田信長は他の大名とは違う視点で戦争や政治について考え、他の人とは全く違う政策を採りました。
具体的には専門兵士軍団を作るために商業を推奨しました。また、兵士の戦闘能力の向上を諦め、武器の工夫や兵士数の増加によって戦争に勝とうとしました(そのためにさらに商業を推進しました)。
それによって弱い兵隊しかいなくても他の大名に勝てるようになったわけですね。
現代は価値観が多様化しており、ビジネスマンの方なら常識だと思いますが、個人個人にも人生戦略が必要だと言われています。
企業や国家にのみ戦略が必要でしたが、社会が多様化し豊かになり、個人個人に戦略が必要になってきたわけですね。
そして私は不登校の子はより個性的な子が多く、人よりも早めに人生戦略が必要ではないかと思っています。
見方によっては他の人よりも早めに人生戦略を立てて実行しざるをえないようになったという意味ではチャンスでもあります。早くスタートをきれるからです。
逆に、個性的なのに普通を望んでしまうと膨大な努力をして良くて普通止まりなのです。それはモチベーションが上がらず人生が嫌になるでしょうよ。(学校に行かなくて良いと行っているわけではないです。普通を目指さないほうが学校にも行きやすい場合があるということです。)
とはいえ、なかなかそうは行かないのはいくつか理由があります。
①常識に捕われないこと
他の人と違う視点から考え、違う行動をすることが戦略ですが、そのためには常識に捉われないことが必要です。
極力、思い込みを拝し、感情に捉われずに、考えることですね。
言うまでもなく、私も含めて皆さん、それが出来ません。
それが出来るようになるためには、いろいろな情報を集めて、いろいろな人に話を聴き、自分でもいろいろな状況を経験する必要があります。
②長い時間軸で辛抱強く
また、辛い状況ですので、ある程度長い時間軸で辛抱強く取り組む必要があります。
2歩進んで1歩下がるを辛抱強く繰り返す必要があります。
ある程度、長年のひずみから不登校になっている場合が多いからです。
すぐに諦めてしまっては努力が水泡に帰すことになります。
③逆境経験
これらのことはある程度、体感して身に着けるものなので、ご家族のうちの誰かがこのような経験をしていることが望ましいです。
最悪の状況で打ちひしがれず、良い状況で天狗にならないのが大事ですが、人間は頭でわかっていてもなかなかそうはなれないからです。
人生で修羅場を経験するような医者、経営者の人達にはこのような素養がある場合が多いです。
2017年は陣容を強化して、不登校というピンチをチャンスに出来ることを増やしていきたいと考えています。
では、またお会いしましょう!!
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