不登校やひきこもりの黒幕は正しい社会常識だった
不登校になりようのない考え方を身に着けるためには、その前に『正しいように見えて』建設でない考え方を追放することから始めましょうという話をここ最近しています。
不登校に限らず、引きこもり、うつ、自殺などの問題が解決できないのは、正しいように見えて建設的でない社会常識が原因だからです。
みんなが正しいと思いこんでいるものが原因だから理由を説明できないし、解決できないのです。むしろ増加してしまうのです。
そして、その罠を見抜けないと真面目で素晴らしいのになぜか。。ということになります。
下記はある意味正しいのが当たり前すぎてピンと来ない方もいるかもしれません。だから犯人が見つからないわけです。
一つ目の追放すべき考え方は『なるべく多くの人に好かれて認められなければならない』という誰もが賛成しそうなことですね。しかし、冷静に考えてみると。。。日本には不登校やひきこもりの問題があるが欧米には無いのは。。
二つ目の追放すべき考え方は『失敗や落ち度、過ちがあれば自分を責めたり、落ち込んで当然』でした。
みんなそれが当然だと思っているからうつの人が1,000万人もいるという話でした。しかし、外国では当然でな人たちもたくさんいるのです。
三つ目に追放すべき考え方は『相手を自分の判断基準に合うように変えるべき』でした。
そうすると敵対関係になってしまいますね。例えば、『親が変わらないと子供は変わらないんですよ!!』とカウンセラーに言われたらなんとなくいらっとしませんか?
味方になるにはありのままに相手を受容することが必要ということでしたね。
いきなり不登校を解決しようと思うよりも、まずは味方になり、そこから二人三脚でやっていこうという二段構えの戦略でしたね。
四つ目に追放すべき考え方は『競争が必要。そして勝つことが大事。それによって自分の価値が決まる』というものでした。競争に勝つことに依存している段階で自信ではないですね。
さて、五つ目に追放すべき考え方は『苦々しい感情は自然であり、ある出来事や人によって引き起こされる』というものです。
苦々しい感情とは、怒り、罪悪感、恐怖、ねたみ、悲しみなどです。例えば、デートの約束をしていて直前でドタキャンされたらけっこうがっかりしますし、親しい人が遠くに引っ越したら少し悲しいですね。
子供が不登校になれば心配。テストの点が人よりも悪ければがっかり。馬鹿にされればむかつく。
彼氏にふられれば悲しい。周りが昇進して自分が取り残されれば焦る。
それらは当然のように思います。しかし、、、
マイナスの感情は味わう必要はない。
というのも、様々な状況によってどのような感情を味わうかは自分で選択することができるからです。
人間の感情は、思考→感情という順で発生します。
感情は直接コントロールすることはできませんが、思考はコントロールすることができます。ただし、練習は必要になります。
この場合の思考は無意識的なものも含みますので、少し注意が必要です。
認知行動療法によってうつの人や対人恐怖の人の感情が全然違うのものになるのも、思考を変えれば感情が変わるからです。
感情は思考をコントロールすることによって完全にコントロールすることが可能なので、何か思い通りにならないことがあった場合に、泣いたり、落ち込んだり、自暴自棄になったりするのは完全に時間の無駄です。
なぜなら、テストで悪い点を取った際に、一晩中泣いたとしても成績が上がることはないからです。
なので、自分の無意識の思考をチェックして、感情をコントロールしましょう。(根性でプラス思考になるのとは違いますよ。。)
感情はコントロールできないというのが常識です。もしくは頑張ってコントロールするものと思われています。
それが間違っていたのです。
ここで言いたかったのは次の二点でした。
1、何か悪いことが起きた時にがっかりしたり、不安になったり、怒ったり、泣いたりする。それらは状況の改善に役立たないので無駄。
子供が不登校で飯がのどを通らない。これはダイエットには良いかもしれませんが。。
2、感情は思考によって引き起こされるので、感情は完全にコントロールすることができる。とはいえ、すぐにできることではなく練習が必要ですが!!
例えば、先生が自分に冷たかったとしましょう。すごい悲しくなってしまうかもしれません。学校に行きたくなくなるかもしれません。
テストの成績がものすごい悪かった。そしてみんなに馬鹿にされた。もう嫌だとなるかもしれません。テスト嫌いになるかもしれません。
しかし、自分の中の思考を見直せばマイナスの感情を味わう必要はなくなります。
ここらへんはすぐにピンと来ないと思いますので、無料相談をやっていますので、ご連絡くださいね。
では、またお会いしましょう!!
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