こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。
今日は不登校の子を教えていて感じる勉強とメンタルについてですね。
★勉強と認知行動療法と実生活と
勉強はメンタルな行為で実生活と同じく不安との戦いです。
それは簡単には解けない問題に取り組む時に顕著です。
英語や国語の長文問題に数学の問題に理科の問題に小論文に、、、
テスト中には泣きそうになることがたくさんあるものです。
まーみんなが解けるようではテストにも入試問題にならないわけですので、、、
程度の差はあれ、
わからなくて不安の中でみんな合格しているわけです。
なので、不安だけど意外にゴールに近いということがよくあるんです。
例えば合格点が50%の試験で4択だと、
20点は解けた人は後の問題を全て適当に◯をつけてもなんと合計40点になります。(確率的には)
本人は絶望ですが実はあと10点の差なわけです。
高卒認定試験は合格点40点で4択で年2回も受けられまっせ(ただし問題は超簡単というわけではありませんが20点とか30点取るのは簡単でっせ。 笑)
大学入試でもマーチや日東駒専の問題で30点解けた人は残りを適当に◯をつけても47点であと3点でっせ。
さてマーチの試験でそこからいくつかの問題を消去法で4択を2択まで絞れば、、、
で、他にもいくつかの問題を4択を3択にまで絞れば、、、
諦めずに試行錯誤すれば合格に近づいていけるわけです。
30点分しか解けない人はテスト中は絶望の嵐ですが実はゴールまで意外に近かったりする、、、
うーん、人生にもありそうですな、、、
泣きそうな状況でも泣くのは実は早いのかもしれない。
まー人間は私を含めて自分の感覚と現実との差に対する絶望感には誤解が多いわけです。
例えば、不登校だからテストが出来ないとか誤解します、、、いやいやあと3点でっせ、、、
どちらかと言うと真面目に学校にも塾にも行っていた人がかわいそうな状況でっせ、、、
また例えば、ある生徒は「運じゃ意味がない」とか言い出します、、、
いやいや、この問題は俺でも自信ないんだがな、、、
そもそもお前は単なる親の脛かじりの分際で何が実力かと(笑)
まーゲームだと運ゲーの要素は少ないが現実は理不尽なんだと生徒に言われました(笑)
脱線しますと、ある心理学者によると子供がゲームにハマるのは公平で努力が報われやすいからだそうです。
例えば、ゲームだとどの家に生まれるとかどういうキャラ設定かとかそういうのは最初に選べたりしますので(まーゲーム内でのはかない幻想なんですが 笑)
この子はなかなか頭が良いんだなーとも思います。
こういうのを認知療法とか論理療法とかで扱います。
医者がやれば保険適応されるくらい論理的です。
まー論理的ですよね??
いつも、そしていつでも、
私やあなたの絶望感は嘘なんですと。(少なくとも正確ではないと)
★一時が万事
例えば、子供が「僕はブサイクだから外に出ませーん」、みたいな場合も論理的に考えてみましょうか、、、という感じですし、
親御さんが「子供が不登校で不安なんですー」という場合もまー論理的に考えてみましょうか、、、という感じですし、
親御さんが「この子がいつ殺人事件を起こすかと不安なんですー」という場合も算数を一緒にしてみましょうか(分母と分子に数字を入れて)、、、という感じですし、
「起業して会社が潰れそうで不安ですー」というのも論理的に考えてみましょうか、、、という感じです。
ただ、起業して10年以内に潰れる確率はある統計だと9割を超えますので「潰れることを想定しましょう」という話になります。(長生きしている人はみんな想定しています)
ポジティブシンキングではないんですね。(ただ不登校からニートは統計的にはその逆です。ニートは大人になってからのほうが圧倒的に多いです。)
メンタル的には客観的に見ることが非常に大事なんだと思います。
で、メンタルが全てを決めています。
勉強、スポーツ、仕事、人間関係、子育て、軍事、政治の世界まで。
★で、大学入試で問われること
大学入試で問われるのは頭の良さではありませんし、
記憶力でもありません。(勉強できる子と出来ない子で神経衰弱をすると勝負は互角になります。東大の親や開成高校の子と成績1の子とかで試しても大して変わりませんでした。)
私は大学が求めているのは「物事を客観的に見れるかどうか」だと思います。
例えば、千住博氏によると美大の入試はひたすら物体(例えばりんご)を客観的に描けるかを採点されるそうです。
そうなると科学的に何点と計算できるそうです。
主観や感性や個性をいっさい見ないのだと。
「観る」ということがただただ最重要なのだと。
理系だと客観性が求められますよね。
物理の試験で重力は嫌いだから計算式から外しましたとか無いですよね(子供か 笑)
理系は化学でも生物でも数学でも物理でもひたすら実験、観察、データ、計算と客観的に観ますよね。
文系でも実は問われるのは客観性です。
現代文も古文も英語も作者の言うことを主観なしに客観的に読めるかどうかという試験なんですね。
社会は暗記のように見えますが客観的に見れば暗記は意外に少ないですし、(用語集と入試問題と合格点を分析すれば答えは出ます。単純作業の世界です。)
まー、マーチは英語と国語の2科目で受験できる大学もありますし、
早稲田は国語、慶応は数学が出来る人が有利です。
ただ、不登校の子は思い込みが激しいので社会で勝負するべきだとも思いますが暗記は嫌いなんですよね(お子様か 笑)
思春期だと「私のことはほっといてよー」みたいな感じの青春でとても美しいのですが、
まーそれは大人の社会では通用しないわけです。
あなたも私もうんざりですし大学や企業はもっとうんざりなんですよね。(それはそれで美しいんですがね)
新入社員が「僕のことはほっておいてください」とか言っても許されませんし、
政治家が「私のことはほっておいてください」とか言っても許されません。(ワイドショーのネタになるだけです)
★現代文と実生活をつなげる
さて、不登校の子は頭は悪くないことが多いです。
しかし、思い込みが激しいですよね。(私や親御さんもですが)
で、その理由は勉強と現実は別だと思っているからなんですね。(学歴と勉強も別ですが)
まー、勉強は役に立たないと思っているわけです。
しかし、それはとんでもない勘違いで誤解だと思います。
大損しているのですね。
そこらへんは既存の受験産業や公共教育に私や親の教育の罪は重いと思います。
そこで今「心が強くなる国語」と「心が強くなる数学」という本を書いています。
勉強しながら認知行動療法が学べて現実が変わっていくという本です。
現代文や英語を生徒と勉強した後に、
しばらくして生徒が取り乱した時に「現代文モード」とか「現代文ビーム」と言うと奴らは我に帰ります(しぶしぶと 笑)
なんだよ宣伝かよと思われるかもしれませんがまたHPで無料で配りますのでよろしければ読まれてみてください。
今年も有難う御座いました。(31日までやっていますが)
またお会いいたしましょう。
冷静に考えると不登校から抜け出したらお会いしないのですがでも純粋な不登校のブログでも無いので、、、
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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