こんにちは。早野です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
★本当は人と話したい
私の生徒は親とも話さず部屋から出ないという子も多いんです。
親が部屋に入ると布団をかぶってしまうんだそうです。
そんなわけで
親もいろいろなセミナーに行ったり本を読んだりして勉強します。
そこで「親が変わらなければ子供は変わらない」と聞く。
勤勉な親御さんはもちろん変わろうと頑張ります。
でもなんせ子供の反応が無いので親も辛い。
「もっと厳しくしたほうがいいのか」とか
「本人に任せたほうが良いのか」とか悩む。
なんせ布団をかぶってしまうのでわからない。
わからないとそりゃ動きづらい。
人間暗闇では走れないわけです。
そんな感じで時間が過ぎていく。
そこで夫婦間や祖父母と喧嘩をしてさらに雰囲気が悪くなっちゃったりする。
父方陣営と母方陣営いがみあって状況がさらに悪化していったりするんですよね。
そんな状況での私のやり方は単純明快。
普通に部屋に入っていって話す(笑)
そうすると意外に
子供も布団から顔を出して話したりします。
砂漠の真ん中で遭難している時に日本人にばったり会った時くらいに喜びます(笑)
「人と話すのに飢えてました」と言ったりする。
（とはいってもその前に入念な準備と作戦が必要だけど）
★未知の部分に宝がある
私も正直このやり方は怖さというか気まずさがあります。
でも怖いまま進むと意外や意外な展開があります。
冷静に考えれば
「怖くないこと、不安を感じないこと」は今までと同じことなので改善はあまり無い。
どうなるかはわかっているわけです。
逆に怖いことには未知のことなので意外や意外な展開があったりします。
なんとその日に学校に行ったりする。
「あっ暇なんでそろそろバイトしますよ」みたいなこともある。
さすがに状態がヤバいのかなと思ったら
素敵な笑顔を見せてくれたりします(笑)
世界の秘境という感じですね。
そんなわけでこのタイプの不登校は難しそうに見えて意外に簡単です。
怖さを乗り越えられればですが。
なるべく無理せず楽に
とはいえ、私もさすがに疲れます。
そこで元不登校の大学生に先に部屋に行かせて
親御さんとテレビ見ながらケーキを食べていることが多くなりました(笑)
でもあんまり細かいことを気にしないタイプを人選するんだけど
精神的にはけっこう疲れるらしいんですね。
そこで一緒に行くことにしました。
そうすると楽です。
怖いまま楽して無理せず進む。
無理して頑張って心折れているみたいなご家庭やお子さんも多い。
不登校になった後でも
以前と同じように無理して頑張って前に進めたらそれも素晴らしいこと。
でも怖いまま楽して合理的に進む。
そのほうがその後も心が折れなそうじゃないですか(笑)
同じ失敗をしなくて済みそう。
私はそれを大事にして進んでいこうと思っています。
親とは話さないで部屋に引きこもっているけど部屋には入れる（話にはならないけど）。
そんなご家庭はぜひ無料相談をご利用ください。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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いつもいいお話をありがとうございます。とても気持ちが折れそうなとき、救われる気持ちになります。
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