能力があるのと能力を発揮できるのは違う

こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。

最近あらためて「なんでこの仕事をしているのか」
とこの前聞かれました。

それは、
下記を痛感しているからだと思います。

1 ★能力があるのと能力を発揮できるのは違う
2 ★発揮できていないパターン
3 ★ポイントを絞る
4 ★教育支援センターのフォーラム開催
5 ★メルマガ読者様の声のご紹介の一部

★能力があるのと能力を発揮できるのは違う

能力があるのと能力を発揮できるのは違います。
私は対人恐怖症というか不安症の時にそれを痛感しました。
そもそも思い通りに身体が動かない。

車はあるけど運転ができない、
というような感じでしょうか。

車の性能があるのと運転が出来るのはまた別なわけですね。
そりゃそうだ。
という感じですが意外に盲点ですよね。

そこで私も自分という車の運転の仕方を研究すると、
かなりマシになりました。

目から鱗で感動でしたね。
その感動を毎回いろいろな家庭で味わえるのが面白いのかなと思います。

思えば能力を発揮できている人ってどのくらいいるのでしょうか？？
「うつです」みたいな極端なケースでなくてもたくさんいるのではないかと思います。
そこらへんが私のミッションなのではないかと。

★発揮できていないパターン

能力を発揮できていないパターンで目立つのは委縮してしまっているパターンですね。
真面目なので難しく考えすぎてしまっている。

悪い思い込みに縛られてしまった、
悪い暗示にかかってしまったようなものでしょうか。

あまり難しく考えずに細かく分解して着実に進んでいく。
そうすればそりゃ誰でも前に進みます。

しかし、「あまり難しく考えずに」というのが出来ない。
「自信持ちなさいよ」「難しく考えるなよ」と言っても出来ない。
なぜなら真面目だから(笑)

なので、そういうモードにならない雰囲気を作る必要があります。
これは非言語で伝わるようにするほうが効率が良い気がします。

例えば、その子が興味がある話題にこちらも興味を持つ。
そしたら「自分は価値がある存在だ」というのが伝わります。

最近でもみなさん自分の運転が上手になってお喜びの声を頂戴します。
・苦手科目の試験を受けられた
・苦手だった塾に行けた
・苦手だった学校の夏季セミナーに行けた

「俺って何かしているだろうか」と思い返すと大したことしていないですね(笑)
相手の関心のある話題に関心を持つ。

勉強は元々は貴族の遊びだったわけですしそんなに難しく考える必要も無いｗ
そしたら「自分はできる（かも）」というのが自然に相手に入ります。

笑いと理解がある空間を作る。
雰囲気作りでしょうか。

これは武道的なところで呼吸を読むというか合わせる的な感じな気がします。
（武道したことないですがｗ）

★ポイントを絞る

あと大事なことはポイントを絞るということでしょうか。
「一言で言うと？」を意識する。

例えば、
中３のルートは2乗の逆な「だけ」。
中３の式の展開は全てかけ合わせる「だけ」。
英文法は交通ルールみたいなものを覚える「だけ」。
漢文はレ点と１、２点と授業のプリントを覚える「だけ」。
政治経済の政治は権力者の横暴を防ぐ制度の集まりな「だけ」。

そうすると「意外に難しく見えているだけかも。自分にもできるかも。」
というのが子供に入ります。
そりゃ教科書はできるように設計されているので出来ます(笑)

人間、混乱している時と状況が整理されている時だと後者のほうが力を発揮できます。
混乱して四方八方がふさがっている状態だとパニックになり逃避してしまうのですね。

大地震で我先に逃げ惑うみたいな感じでしょうか。
逆に避難経路が明示されていて「訓練です」と言われていたら落ち着いて力を発揮できます。

ただし、わかるのと出来る（テストで点とれる）のは違います。
練習量の差というのはあります。
ただし、そこもコントロールできるという感覚があるとさらに安定します。

発揮率が上がったり下がったりするパターンもいくつかあり、
なかなか面白いものですね。

★教育支援センターのフォーラム開催

9月23日（土）に千葉県の南流山市での不登校克服フォーラムにパネリストとして参加します。
個別相談会もあるそうです。ご興味がある方はぜひ。
しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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