ニンハオ。ザオイエです。

感谢您今天阅读(今日もお読みいただきありがとうございます)

早野のことを中国語でザオイエと言うそうです。

大学の時に卒業に不可欠な第2外国語で最初フラン語を取り授業に出席できずに(なぜか不思議と行けなかった 笑)、

その後に中国語に変えたのですが意外に性が合うというか中国は好きなんだなと。

無意識の働きはつくづく面白いですね。

今でも大学の椅子の感触や中国人留学生の李くんの笑顔や大学のイチョウ並木が浮かびますね。

★笑いの重要性

心理学で名を残した人物はフロイト、ユング、アドラー、ビクトール・フランクル、ミルトン・エリクソン、などなどといますが、

共通点はハンディキャッパーなこととかなりがユダヤ人であることですね。

アドラーは重度の喘息持ち、ユングは元不登校、フランクルはアンネ・フランクると同じ境遇ですし、エリクソンは乙武さん並の障害者。

で、ユダヤ人の特徴とされるものでユーモア(お笑い)があります。

日本の心理学の世界でも偉大な人物はユーモアが重視される関西出身が多い気がします。

河合隼雄は京都で早稲田の吉本氏は奈良ですし長谷川啓三や東豊は大阪出身です。

ビクトール・フランクルは収容所で囚人どうしで1日1回は笑うことをルールにして生き延びたそうです。

ぶるぶると凍える寒い世界の真っ白な雪に描かれた物語なんですね。

★死者の想いを背負って生きていく

で、フランクルは生き延びた後にカウンセラーとして開業をするわけですが、

そこにあるクライアントが来ました。

そのクライアントは妻に先立たれてうつ病になったそうです。

男は女に先に死なれると弱いらしいです(そこまで愛していたかは定かではないかもしれないらしいですがね 笑)
70年前プラス・マイナス30年前後、目の前には憔悴しきった白人がいました。

で、フランクルはユーモアたっぷりにこう聞いたそうです。

「もし奥様よりも先に死んでいたら奥様はどうだったでしょうか???」

クライアントは答えます。

「家内は非常に苦労してもしかしたら耐えられなかったでしょうね。今の私が苦しむほうがマシだ」

フランクルは言います。

「あなたはそれを背負って生きていかなければならないのかもしれませんね」

男はそこで立ち直ったそうです。恐るべしフランクルの胆力と思いますね(お腹が痛くなりそうですね)。

ユーモアの本質は「逆説 パラドックス」ということですね。

その逆説を読み解いて利用できるかどうかがが大学入試の国語や小論文の本質だと思います。

人をいじめるのはいけません、みたいな文章は出題されませんので。

★遺影と共に

私のクライアントは配偶者のどちらかが死んでいる場合がけっこうあるのですが、

家に行くと遺影があるわけです。

笑顔ですがモノクロなんですね。

ある時、東大合格「割合」ランキング上位3位には入る学校に上位中の上位の成績で合格してその後に学校に行けなくなった子がこう言いました。

「僕は勉強よりも運動が得意だ」

、、、

「そんなわけあるかーい」

と私は思いましたが、

「そうなんだ。でどうしたいわけ???」

とかろうじてキャッチ(受容)しました。

で、いろいろと運動した後に(苦情がきそうな港区の中心の狭いマンションの1室ですわ、、、)

キャッチボールをしたいとか言い出しました。

で、部屋の中でキャッチボールをしました。

で、要求はエスカレートして野球をしたいと言い出しました(2人で。。。)

狭い室内でテニスボールを子供が打ち返す、、、

私もキャッチできるときもあれば出来ないときもある。

キャッチ(受容)は言うのは簡単だが思いのほか難しい。

で、ボールが仏壇に不思議とよく当たる。

ブコッと音がする。

故人の笑顔の写真に当たりスローモーションのように灰が飛ぶ。

しかし、私には故人の魂が喜んでいる気がしました(そりゃ写真はいつも笑っているわな)。

で、その後に大変な苦労をして生きていらっしゃる配偶者と話すと、、、

亡くなられた故人と2人で私に話しかけてくれているような気がするんです。

というわけで、1日1回笑って生き延びていきましょう。

ではまたお会いいたしましょう。

再見!!!(ザイジェン)

最後までお読みいただき有難う御座いました。


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