こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
先日、宇都宮線の電車に乗っていて次のような広告を見つけました。
かなりびっくり仰天ですよね。。。
このことを元不登校から今は塾の先生をしている子に言ったら、
『私はうんこ漢字ドリルて嫌いなのよ。子供にちゃんと自分のイライラを表現できるように努力させるべきよ。●●の理由でわかっているんだけどどうしても許せないんだよね、みたいに。』
それに対して私は『その場合のうんこはクソ野郎とかファックユーでうんこ漢字ドリルの場合のうんこはもっと自由で創造的なうんこなんじゃないかな』と言いました。
同じうんこでも文脈によって意味が違うわけですね。
低レベルな会話で誠に申し訳ございません(涙)
もちろん単純にうんこ漢字ドリルをやりましょう、という話ではありませんのでご安心ください。。。
子供は何を求めているのか?
さて、この賛否両論の漢字ウンコドリルは売れに売れています。
そこには子供が求めるものがあるからです。
決して親から強制されて買っているわけではありません(笑)むしろ顔をしかめるはずです。
子供は1つには楽しさを求めています。
うんこ漢字ドリルの例文を読んでみてください。
『究極のうんこをお見せしましょう』
『うんこに消費税をかけるなんて無茶だよ』
『うんこ中の私語は禁止とする』
面白い、面白すぎる!!私は大爆笑です。
笑いとは心理学的に言うと想定外の時に起こります。
想定外を許容するのは自由や創造性があり、争いの無い安心できる空間です。
例えば、私のかつらが非常にシリアスな面談中にひょっこりとはずれたらこらえようとしても大笑いしてしまうはずです。(もちろんかつらではありません。)
話を戻すと日本で一番今売れている参考書はうんこ漢字ドリルです。
その理由は笑えて楽しいからです。
なぜ笑えて楽しいかというとそこに自由や創造性、争いの無い安心できる空間があるからです。
うんこ漢字ドリルに負けてませんか?
親や先生としては子供に勉強をしてもらいたい。
しかし、ゲームばかりする。
それはゲーム会社のマーケティングは卓越しているからです。
楽しさ、達成感、ご褒美、親しみやすさ、仲間意識、ビジュアルやサウンドの心地よさをあの手この手で消費者に与えます。
親や先生は命令するばかりで叱ってばかりですし不利な競争ばかりさせられますので、お客様からすると勉強は楽しくないのです。
けっして勉強が嫌いなわけではありません(涙)
しかし、うんこ漢字ドリルはそこに革命を起こしました。
楽しく漢字を練習できるからです。
他に楽しく勉強できるものとしては楽勉というものがあります。
これはゲーム形式で楽しく勉強が出来ます。知育玩具というジャンルですね。
また、ドラマ下克上受験では親が子供と一緒に勉強していました。そうなるとすごい楽しかったそうです。
そこに親の愛と希望があったからですね。
勉強が楽しいかどうかは親しだい
ここまでの話を総括すると、子供に勉強してもらいたければ、子供が愛情を感じて自信をもてるような安心できる争いの無い自由で創造的な空間を作ることが必要です。
親が夫婦喧嘩をしょっちゅうしていたり、小さい頃からお受験に駆り立てられていたり、ガミガミ叱られてばかりでは勉強をするはずがありません。
大人だって上司にガミガミ言われるのは嫌なのです。たとえ自分が悪かったとしても。ましてや子供は。。。
とはいえ、いきなりそのような空間を作るのは先生も親も難しいでしょうから長い目で見ていろいろ実験をしてみてくださいね。
ちなみに私の授業はかなり面白いですよ(笑)早稲田一面白い男だと言われていたくらいですので。
では、またお会いしましょう!!
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