こんにちは。早野です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
先日、学校の先生と一緒に引きこもっている子の家を訪問しました。
不登校はある意味で非常事態。
学校の先生も不安なんだそうです。（そりゃそうや！！）
なんとか次の学年に進級できそうです。
★人間の性質
人間は環境次第でかなり変わります。
例えば、中国の国内の方は一昔前はあまりマナーが良くないと言われる時代がありました。
でも、今はマナーがめっちゃ良いそうです。（日本より）
AIで日常の行動が精密に管理されているのでマナーが良い人はいろいろとお得なんだそうです。
内申点を稼ぎたい教育熱心な地区の公立の中学の女子みたいですね。
内申点や推薦が無ければ学校はもっと荒れるでしょう（笑）
まー環境で人は変わるわけです。
不登校の子でも環境が変われば人が変わるのはよく目の当たりにします。
天使にもなれば悪魔にもなる。それが人間。
★人間は環境の産物
不登校の子は積極的にカウンセリングを受けるというのはほぼ無いです。
なので、伝統的な傾聴は逆効果ですし、（そもそも普通の人は『一生懸命聞いてます』、とされたら引くでしょう）
科学的なエビデンスが一番ある認知行動療法などはあまり意味がありません。
認知行動療法は医師がやれば保険が適応されますが、
本人にやる気が無いと無意味。
（科学的だけど子供に対しては統計と同じ条件を再現できない）
とはいえ、人間は環境が変われば変わります。
そこでシステム心理学や家族療法などが役に立ちます。
たくさんある中で今日お伝えするのは構造派と呼ばれる考え方です。
その前にシステムを世界史や日本史から見てみましょう。（最近はまってまして 笑）
★歴史のパターン
大体の歴史を見るとこんな感じです。
大黒柱の権力者が死亡→後継者争いで荒れる→乱世→治安の悪化→統一する英雄が出てくる
例えば、信長死亡→内乱→秀吉志望→内乱→家康統一
という感じですが、
秀吉や家康などの統一する勝者が生まれなければ永遠に秩序が回復されないわけです。
人間は秩序が無ければ永遠に愚行を繰り返す生き物です。
無法地帯の家の不登校の子を見ればその愚行ぶりがよくわかるでしょう（笑）
かつての私とか（自分でも信じがたいアホさです 笑）
三国志の後の五胡十六国時代を見るとパターンがよくわかります。
人類は核兵器が無ければおそらく普通に今でも戦争していると思われます（笑）
★構造派の考え方
さて、構造派の考え方に『健全なヒエラルキーの形成』という概念があります。
ざっくり言うと、親が上で子が下、という考え方です。
現代では微妙な響きですが、
例えば大黒柱のお父さんが亡くなったご家庭などを見るとわかります。
大体、大黒柱がいなくなると無法地帯になります。（極論の事例ですが）
秩序が失われると人間は善良でも絶不調になります。
警察がマフィアや反政府組織さんに負けるような国は無法地帯。
健全なヒエラルキーは大事ですよね（笑）
親が上で子が下というのは大事です。
子供も別に自分に自信があるわけでも無いので勝ってしまうと困惑するわけです（笑）
歴史でも百姓一揆で政権を倒すと大体は困惑して崩壊します。
革命政権は大体が理想とは裏腹に無秩序状態になっています。
現代でも厳しい中学受験や夫婦不和で子供が反乱を起こして、
子供の革命政権が成立すると大体がナイフを振り回してきたりします。
それの大人バージョンだと本当に収拾がつかないわけです。
★高校現代文のリアリズムとリベラリズム
現代文や小論文でリアリズムとリベラリズムの話がよく出てきます。
私はリアリズムの基盤の上に、
リベラリズムを重視していくのが良いと思っています。
高校生から始める国際政治 ドラえもんから考える
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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