こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
不登校支援の際に訪問カウンセリングをするのですが、子供たちの趣味を私もかなり気合を入れて勉強します。
子供たちの土俵に登るためです。
というわけで、いろいろ子供たちの日頃インプットしている情報を同じように私もインプットするのですが、けっこう暗くなるときがあります。
何がヒトの気分を決めるのか??
人間はどんな情報を取り込んでいるかで気分が変わります。
映画館で高倉健の映画を見た男はみんな、肩を怒らせてヤクザのように出てくると言います。
夏の夜に怖い話を聴いた後はトイレに行くときに怖い気がしますよね??
ニュースで悪いニュースばかりを聞いているとなんとなく暗い気分になりますよね??
実は、不登校の子は暗い情報や物語を好んでインプットする傾向があります(賢い子に多いかも)。
暗い話ばかりをインプットするとますます暗くなります。
私もたまに死にたくなるときがあるくらいです(笑)。不登校はチャンスとか言っている気分では無くなりますね(笑)。
太宰治の人間失格みたいな小説ばかり読んでいては、死にたくなるでしょう。この前、部屋で見つけて唖然としました。下記のようなあらすじらしいですので。
他人の前では面白おかしくおどけてみせるばかりで、本当の自分を誰にもさらけ出す事の出来ない男の人生(幼少期から青年期まで)をその男の視点で描く
もしくは、2チャンネルばかり見ていてはもう人生ダメかなと思いますよね??
さらには、ミスターチルドレンの桜井さんが『太宰治』を超える才能を持つミュージシャンと絶賛するあるバンドの曲ばかりを聴いていては暗くなる(曲によりますが)。
物語は暗示効果を持ちます。催眠で恐ろしいのは無意識の物語を使用した催眠です。テレビでよくあるような『あなたはだんだん眠くなるー』なんてのは全く怖くないのですよ。
いかに暗い物語から離れさせるか??
①借りるという名の没収。子供が持っている問題の本を借りて、自分の趣味の本を渡せばいいのです。明るくなるような。
②何か明るくなりそうなより楽しいことを提案する。家に卓球台を入れた家がありましたが、そういう感じですね。
③旅行。情報からの遮断でお勧めなのは旅行です。いろいろ変化するからです。
感性の鋭さゆえの暗さ
とはいえ、芸術には暗さや悲劇も重要です。悲劇的な物語の美しさまでは否定しません。僕も嫌いではありません。
ネガティブな面も人生の重要な一部分であると思っています。人間失格は素晴らしい小説だと思います。
しかし、バランスを取るべきではあると思います。野菜だけでなく肉も食べなければいけません。
では、またお会いしましょう!!
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