こんにちは。早野です。
今日もお読みいただきありがとうございます。

最近は涼しくて過ごしやすいですね。
いかがお過ごしでしょうか?

今日は大学に行くことや高卒で働くことの是非などについて
徒然に考察しました。
★大学に行った恩恵はあまり無いかもw

私は北関東出身で大学進学率は4割という時代でした。
なので、周りはほぼ高卒か専門に行った気がします。

(今は6割弱が大学に進学という時代。
ちなみに1990年だと2割強)

さて、私は大学に行ったのですが、
その恩恵はあったか?

ぶっちゃけあまり無いw
まず、高校生の時のほうがモテた気がします。
受験勉強をするとなんだか無難な人間になった気もしますね。

また、収入も別に地元に残った人たちに比べて特別に高いとは言えないですね。
地方だとあまりコストがかからないですし。

港区の年収1000万と地方で年収500万だと
どっちがいいかは微妙なところでしょう。
(個人の価値観によるでしょうし
それぞれの会社の福利厚生や大変さなどにもよるでしょうが)

もちろん私も収入を最大化するキャリアを追求すれば
話は違いました。

しかし、そうなるとそれを守るために走り続けなければならない。
そこにあまり意義を感じなかったのです。

さて、地元の先輩とこの前話して驚いたのですが
40代でもう孫がいる(笑)

その方は大企業に高卒で入りずっと勤めているという人ですが、
他にも地元で職人になったり会社を経営している人もいます。

住宅費や教育費を考えれば
別に年収は低くない気もします。
(塾に行かせるとか私立に行かせるという発想がない)

むしろ稼いでしまうとキャバクラで豪遊でもしないといけないのかもしれません。
そのくらいしかない?

生き方はいろいろとあるなーと。
ただし、彼らはその親も似たような生き方であり
親の生き方を踏襲した感じですが、

私の場合は親が大卒の公務員であり
大学に行かないという考え方は私の中に無かった。

また、飽きやすい性格で
高校で皆勤賞で運よく鉄道会社なんかに就職したら
発狂していたことでしょう。

地元のコミュニティーでずっといくのもコスパが良いとは思いますが
それはそれで苦痛ですよね。
40になっても「またあの話かよ」みたいな。

 

バカボン
★大学に行った恩恵

逆に大学に行った恩恵はなにか?
それはまず就職するのを先延ばしにできたことでしょう。

周りには16歳とかで働き始めた人もいましたが、
私には無理でしたw

たとえば床屋の息子で15歳から修行している子がいましたが
髪が緑色ですが考え方が異常にまとも。

勉強はやらないけどしっかりしているという人がいますよね。
なので、学歴と能力を関連視するべきでないという意見もよくわかります。

2つ目は知的好奇心というか広い世界が見れたことでしょうか。
社会科学というのは自然科学ほどでは無いですが
再現性があります。

たとえば世界史とかだと「こういう状況になるとこういう事件が起こるな」とかが
分かるわけですし、
法学部だとこういう契約書だとこういうトラブルがあとあと起きるなみたいなことを
理解できます。
もちろん理科の実験ほどは再現性が高くないですが。

抽象的な世界というか俯瞰した視点というのを理解できた気がします。
日常会話にはない世界ですよね。

3つ目はこれも似ていますが広い世界が見れたことでしょうか。
就職は大卒オンリーな会社を受けましたが、
海外出張とかもありましたし、
有名な企業などに初期段階から携わることができました。

創業社長などの優秀な人というのは話が面白い。
特に成功した方の悲惨な頃の話などが面白かったです。

学校の先生で尊敬できたのは2割くらいでしたが、
社会では大半の人を尊敬できました。

学校の先生がダメだというのではなく
単純に私の気質的に相いれなかったw

 

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★不登校の子はどちらにするべきか?

正直、人によるというのが結論です。
が、今の時代は不登校でも大半の子が大学に行ったほうがいいでしょう。

まず、親の生き方から多くを子どもは学ぶわけですが
親に近い生き方をしたほうがコスパがいい。

たとえば政治家の息子は小さいころから政治家を見ていますので
他の職業の人よりも政治家になりやすいでしょう。

逆に職人の子は小さいころからその姿を見ていますので
そうした世界に適応しやすいと思います。

私は親が公務員なのに自営業になってしまい
かなりのデメリットを感じてきましたw
毎月の給料が固定な気分がいまだに抜けませんw
2つ目は大体のお子さんには「これをやりたい」が無い。
だったら、大学で探したらと。

お子さんによってはやりたいことが見つかるまで
家でゲームをしながら考えようとしている場合がありますので(笑)

だったら受験勉強でもしたらと。
人によってはゲーム感覚でやりますし。

ほとんどの人にはやりたいことは無いんですよ。
で、働くか勉強するかの二択だと大体は勉強を選びますね。

なので、私はお子さんには勉強は大事だとか
どの大学かで年収が変わるなどの話をするわけです。
3つ目は

正社員として働くには精神年齢的にまだ足りない気がすること。
失礼な話ですが。

発達障害は精神年齢的に幼いという説があります。
不登校の子が発達障害かは微妙ですが
グレーゾーンとかスペクトラムいう概念を導入すると
ほぼ全てが該当するでしょう。
(もともと広い概念ですが最近さらに広がったような)

ちなみに神経発達症というのが正式名称なようですが
普及しないので発達障害と言うことにします。

さらにちなみにですがネットでニートと検索すると
関連ワードで「幼い」とか「偉そう」とか出てきたりしますw

精神的に幼い、
もしくは自分自身を操縦するのに苦戦している。

良く言えば才能をもてあましている。
悪く言えば自己管理ができない。

そんな部分は多かれ少なかれあるでしょう。
ネットでこういうことを書くと一部の人から怒られるのですが、
ありますよねw??

まだ18歳で正社員として世に出るには早いという気がしますw
バイトなどは積極的にして社会を学ぶべきだとは思いますが。

 

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★学歴の良い面

ここまでは学歴や生き方を様々な面から見てきました。
最後に学歴の良い面をもう少し語りましょう。

役所や大企業では高学歴な人が上に行きますす。
中卒で外務省のトップとか三菱UFJの社長とかは聞きません。
それはなぜか?

組織というものが文書やデータで動くからです。
警察官が法律を知らないと困ります。
「とりあえず逮捕しときます」みたいなw

同じように銀行員が決算書を読めないと困りますし、
広告会社の社員が企画書を書けないと話になりません。

そして上に行くほどそれらが複雑になるわけです。
なので、国語と数学ができる人が上にいくのかなと。

官僚や政治家の文章が難しいのは
意地悪もあるかもしれませんがw

ドラゴン桜で頭のいいやつがルールを作りみたいなセリフがありましたが
あの世界観ですね。

とはいえ、役所や大企業で国内の法律や世界規模のルールを作る人が
中卒の学力では無理なのもたしかでしょう。

逆に個人のカリスマや能力で組織を運営するような人は
中卒でもたくさんいます。

しかし、それは個人技頼みでその人がいなくなれば終わり。
芸能人やユーチューバーのようなものでしょうか。
この分野には学歴は不要。

しかし、役所や大企業では個人のカリスマや能力ではなく
仕組みで回すために高度な学力が必要となるわけです。

また、大企業では長期的にプロジェクトを運営します。
インドネシアに工場を作ろうとか群馬県にイオンモールを作ろうみたいな場合は
何年かかかるでしょう。

その場合は各方面と大量の打ち合わせをして、
大量の書類を作成し、
大量のやり取りや修正を重ねることになるでしょう。

政府、自治体、銀行、建設会社、取引先、マスコミ、社内の関係部署、子会社などなど。
財務の書類に環境関連の書類、雇用関係の書類などに地盤がどうこうから
地元の反対運動や有力者とのやり取りまで。

長い期間にわたりMTGをして膨大な文書を読み、
そして書いて提出し、
「修正しろ」と各方面から何度も言われて
「クソが」と思いつつも笑顔で修正しとなるわけです。

学歴がある人のほうがそういう耐性があることは多いのではないでしょうか?
バイトや日雇いの逆の採用条件を考えてみれば明らかです。

仮に採用して無能だったとしても
東大卒であれば採用した社員も責任は問われないでしょうw
なので、採用されやすいわけです。おそらくですが。

★今後

今後ですがAIで学歴社会は崩壊すると言われていますが
私の意見では元からそんなものは大して無かったというもの。

とはいえ、AIやロボットによって仕事がなくなるとか
これからの時代は大企業は不利になるというのは
60年前から言われていて何年かに一回盛り上がるそう。

面白いのは1956年に工場の自動化で仕事がなくなるというのが
日経ビジネスで特集されたそう。

工場や倉庫の一部は自動化されたそうですが
新しい仕事が登場してますので人手不足。

児童精神科とか放課後デイとかカウンセラーとか介護とか
訪問看護とかコンサルとかITとか離婚弁護士とか相続対策とか。

今後も新しい需要が次々と出てくるのではないかと。
AI依存クリニックとかメタバース依存クリニックとかで自然体験をするとかw

日本人の気質や人間自体の気質を考えると
あまり世の中は変わらないのではないかというのが現在の印象です。
今度こそ本当に学歴神話や大企業神和、仕事神和が崩壊するのかもしれませんが。

では、また。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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