こんにちは。

早野です。

今日もお読みいただき誠に有難う御座います。

夏休みが終わった方もこれから終わるという方もいらっしゃると思いますが、

いかがお過ごしでしょうか??

まだまだ暑いのでご自愛くださいませ。

★受験とコミュ障と認知と感情の不思議な関係

私は受験生に勉強を教えることがあります。

で、一緒に英語や数学の問題を解くのですが、

そこで大事なことはお子さんが『物事を冷静に観察する術を身につけること』だと思うんです。

別の言葉でいうと、思い込みに囚われないということですね。

思い込みに囚われなければ突破口はあるはずです。

で、それが自立だと私は思います。

★例えば、、、

事例1:難しい英語の問題に直面してパニックになり、諦めて投げ出してしまった

事例2:久しぶりに登校したらクラスの子に死ねと言われた(もちろん許されないことですが、そういうことも生きていれば残念ながらあるわけです)

もしくは、勇気を振り絞って久しぶりに登校したら先生に『なんで今まで学校来なかったんだ』とみんなの前でものすごい怒られた(老害ですね、、、私も仕事をする気が失せそうになります 笑) 

とはいえ、これは意外にけっこう似ていると思うんですよね。

腹を立てても、

世を嘆いても、

過去の自分を後悔しても、

他人に期待しても、

仕方がないので、

冷静に観察して考える、

ということが大事ではないかと私は思います。

★例えば、

さて、こちらは立教大学の英語の過去問の長文問題の一文目です。

When people have an impotant decision to make in the workplace,

they often arrange to discuss the issues with a group of well-informed and level-headed colleagues.

こちらあなたはわかりますか???

実は、私はよくわかりませんでした。

何のこっちゃ、という感じじゃないですか(笑)???

わかるのは仕事場についてこれから論じるんだろーな。程度です(笑)

大事な決定と言っていますが大事な決定じゃなきゃ問題にすんなよと(笑)

で、お子さんはそこで簡単に投げ出してしまうのですが、、、

実は、文章の最初の一文を読んでもよくわからない。

しかし、それは日本語でも英語でも一緒(笑)

例えば、あなたも私のこのメルマガの文章を読んでいてもこの先の展開がわからないはずです。

で、上記の英文で言えば、下記の思い込みがお子さんを苦しめているわけです。

・文章を完璧に読まないといけないと思い込んでいる(完璧主義)

とりあえずわからない単語は○○とかXとかにして読んでいけばいいんですよ。数学の方程式のように。

まー、気楽に適当にやればいいのですが、勉強というので身構えてしまっているんですね。

もうその段階で負けですよ。

相手(問題)にのまれてしまっているわけですから。

得意なことは気楽にやると思いますが、(ゲームとか 笑)

力が入っているということは苦手意識がありその時点で負けですね(勉強とか 笑)

観察に失敗しているんですね。

・自分だけが出来ないと思っている(被害者意識)

・学校行っていなかったから出来ないと思っている(過去に囚われている)

まー、入試問題はほとんどの人が解けないから入試問題なんですよ(笑)

学校行って真面目に授業受けていても塾に行っていても全く解けません(笑)

むしろ、それだけゲームしてた割にはよく出来ている方だと思いますよ、、、

そこで、『不登校だから、、、』『発達障害だから、、、』『適応障害だから、、、』だと思うのは正確な現状認識ではないですよね。

で、現状認識を間違えれば、後は全て間違えます。

この場合は投げ出してしまう、というところでしょうか。

まー、私は投げ出すのも人生面白いかなとは思いますが。

現状認識を間違えれば後は全て間違えるというのは、

現在東京にいて目的地が北京なのに、

現在沖縄にいると思っていたら北京にたどりつけません。

(飛行機や船は自分で地図を見ながら操縦するという設定です)

・何事も一回で理解したりマスターはできない(自分の脳力の過信)

ありのままを受け入れると一回聞いて、

そうはできないではないですか??

何事もある程度の繰り返しが必要なんですね。

★先ほど英語に関する思い込みの続き

で、さらに言えば英語はほぼ全てが懐かしの5文型になるのですが、

いわば骨の枠組みが決まっているんですよね。

だから、わからない単語や熟語が出てきても、

骨組みを見抜ければなんとかなるんですよ。

要点を見抜くというところです。

大事なことは冷静に観察して判断して、

意思決定をして、

結果に関しては自分が責任を追う、

そして、諦めずに改善・改革していく。

というところだと思います。

それが自立だと思います。

で、それはとても苦しいことなんです(涙)

苦しいのも思い込みからきているのですが、、、

それには技術的なところとメンタル体力の2つがあると思いますが、

面白いことに人は若い頃のほうがメンタル体力は低いですね。

★人から何か言われても冷静に観察する

さらに例えば、上述の『死ね』と言われたケースですが、

学校によっては『いじめられ当番』みたいなこともあるわけです。

先生同士の貧乏クジとかママ友同士の貧乏くじみたいなもんでしょうかね。

いわば、ジャイアンとのびたみたいにいじめっ子といじめられっ子の関係が固定されていなく、

ほぼ全ての人が期間限定でいじめられることになる。というような学校ですね。

給食の当番のように回ってくる(涙)

私の小学校はそんな感じで、

いじめっ子はそのうち『ジャイアン』とあだ名されて、いじめられていました(子供は残酷ですがセンスがありますね 笑)

子供社会は意外に下剋上が横行する戦国時代だったり無法地帯だったりします。

私は小学校でナイフで脅されたことがあります。

で、ナイフをすぐに出す子は後でひどい目に合います、、、

大人の世界のように力や金があるだけではダメで世論を読めないと、、、

大人の世界のほうがより理不尽だと思いますがね。

・自分だけが苦しいわけではない

・冷静に観察すればいじめっ子のグループもけして一枚岩ではないし、必ずしも本音や本意ではない。

・冷静に観察すれば、いろいろな家庭の事情などがあり、みんな不安でいっぱいで、必死に生きている。

そうなると、

『自分=かわいそう』という感情があったのが、

『みんなかわいそうだな、、、あわれだな、、、』という感情になってきます。

いわば、現在地の現状認識によって感情や行動は変わるんですね。

上述の立教の問題も一筋縄ではいかない英文が20ページくらいひたすら続きますが、

観察し続ければ全貌が見えてきます。

「なんでコイツはナイフを出してくるんだろう、、、」というのもわかってきます。

まー、そうすれば対処はいくらでもできるわけですね。

ちなみに、この時の経験は私が社会に出てからサバイバルするのに非常に役に立ちました。

また、逃げることは非常に大事で、

歴史を見れば恥も外聞もなく逃げまくった人が最後には勝っていますね。

ただ、逃げるだけだと厳しいのでどこかで挑戦するべきですが、

でないと、僻地に追いやられた少数民族のようになってしまいます。

しかし、そのタイミングを読むのは非常に難しい(涙)

強気さを求めるお母さんやお父さんが多い気がしますが、

強ければ生き残れるのかは大いに疑問です。

★ダメな先生もかわいそう、、、

先ほどの先生に『なんで今まで学校来なかったんだ』とみんなの前で怒られたケースですが、

冷静に考えれば、『この先生はかわいそう、、、』じゃないですか???

世の中の流れについていけない、

人の気持ちがわからない、

もともとは子供のためにと思って教師になったと思いますがそうなれなかった、

うーん、かわいそう。

この年齢でこの程度では家庭でも職場でもどうにもならないだろう。

もののあわれですね。

まーこういう人はなるべく排除していったほうが世の中のためにもこの人のためにもなる気がします。

まー簡単に排除はできませんので、利用の対象くらいに考えておいたほうが良い気がします。

公務員は素晴らしいですね(笑)

とはいえ、私は自分をかわいそうと思わずに、他人をかわいそうと思ったほうが、

お得な気がしますね。

★自分だけが家庭がうまくいっていないわけではない

こちらはあるお母さんの感想です。

>学生時代の友達10人くらいと飲みました。

>そしたら、夫の不倫に自分の難病に子供の非行に親の自殺に会社のリストラにとみんなが困難を抱えていました。

>自分だけが苦しいわけではないのだなと妙に感心しました。

こちらは私の母の感想です。

>どこの家も何かしらの問題を抱えている。

>親戚も従兄弟の叔父さんは医者になったけど40代で亡くなられてしまった。

>親戚の○○ちゃんも学校に行っていたけど拒食症だったし、

>親戚の○○さんは今は成功しているけど会社を辞めてぶらぶらしていてそこから厳しい修行をしている。

>周りの人は幸せそうに見えるかもしれないけど必ずしもそうではない。

>単にみんな暗くなるから言わないだけ。

私の周りの人は、

親が自殺していたり、

兄弟の連帯保証人で自己破産していたり、

難病を克服していたり、

辛い想いをしている人が多い気がしますが、

けっこう明るいし強いなと思います。

★最後に

最新のサッカー理論と受験や認知との関係性

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名著『トラウマ返し』

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トラウマ返しに『親が自立すれば全ての問題が解決する』という感じの文章がありますが、そう思います。

トラウマ返しされるための準備

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元不登校の親御さんの記事『善悪や常識などの思い込みを越えて子供と向き合う』ということ

http://futoukou123.com/%e5%b8%b8%e8%ad%98%e3%83%bb%e9%9d%9e%e5%b8%b8%e8%ad%98%e3%80%81%e5%96%84%e6%82%aa%e3%80%81%e6%ad%a3%e3%81%97%e3%81%84%e3%83%bb%e6%ad%a3%e3%81%97%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%81%84%e3%82%88%e3%82%8a%e3%82%82/

笑えれば ウルフルズ×SMAP

https://www.youtube.com/watch?v=iy6CozsaO4w

中居くんが歌っている(笑)

ではまたお会いしましょう。

最後までお読みいただき有難う御座いました!!!

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