こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難うございます。
１２月で寒いですね。
週末は自由の森学園の校長先生とのイベントでした。
足元にも及びませんが大先輩のお話を伺い感銘を受けました。
そこでの共感した点と私との相違点を書いてみました。
★不登校の子と接する難しさとその対策
管間先生は昔に不登校の子と触れ合い、
その難しさを痛感し、
その後かなり勉強されたそうです。
そこがまず非常に共感でして、
いろいろな大学教授の本を読み話を聞いたそうです。
先生のお話を聞くと博学で森羅万象に関する知識が豊富です。
勉強は多岐にわたり子供の世界の言葉を覚えることもその一つです。
勉強しないと子供を理解して、
議論して、
説得して、
お互いが良いと思える現実を創ることはできません。
イベント前も読書をされていて、
こうじゃなきゃこういう学校の校長先生はできないよな、
という気がしました。
★子供の問いに答える必要性がある
なぜかというと子供の質問に納得できる回答をする必要があるからです。
でないと、次から相手にされません！！
前世はあるのか？？
なぜ戦争はあるのか？？
なぜ親は子をこんな世の中なのに産むのか？？
幸せとは何か？？なぜ大人は自分が幸せじゃないのに子供にあれこれ指示できると思っているのか？？
なぜ勉強するのか？？
これらを瞬時にその状況に合わせて答えなければなりません。（長々とは聞いてくれないので）
私は今のところクリアしつつあるのは、
最後の『なぜ勉強するのか？？』くらいでしょうか。。。
管間先生は法学系や哲学系の本を何冊も書かれておられますが、
私も法学部出身で現場に揉まれると似たような経路をたどるのかもしれないなと思いました。（足元にも及びませんが誠に失礼ながら、、、）
先生を見ていて東洋古来からの『道』という言葉が浮かびました。
★私との違い
これは良い悪いではなく日本には思想信条の自由や言論の自由がありますので、
述べてみます。
乱暴なまとめ方をすると自由の森学園は思想が反競争的ですが、
私は競争を肯定しています。
競争で傷ついた子を癒そうという部分がありますが、
私は競争を楽しんで再度逆転しようアプローチが多い気がします。
というのも、お子さんはゲームが好きです。
ゲームでは競争や戦いを必ずします。
とすると、競争を否定して傷ついた子供を癒そうとすることは、
お子さんの本質や好きなことを否定することにつながる側面もあると、
私は見ています。
実際、
＞受験勉強していると楽しくなってきました。
＞一生受験生でいいかも。
というようなお子さんもいれば
＞共通模試の数学、自己採点満点でした
＞私の時代がきました。
というようなお子さんもいます。
ゲーム感覚でこの世を楽しむことを肯定していて、
私は何事もゲーム感覚でやっていますが、
それもありではないかと思うからです。
ゲームがうまい子が偉いとは思われないように、
勉強や収入や人気がある、ないとかがすべてゲームでたいしたことではないと思われる、
そんな世の中がいいなと。
また、競争や格差がこの世からすぐに消えるとも思えず、
今の世が続いた場合でもお子さんたちが生きていける必要はあるとは思います。
★子供の疑問への答え方
さて、共通点に戻りますが疑問への答え方です。
例えば、なんで戦争や犯罪は無くならないの？？
なんで社会には不条理があるの？？系ですね。
管間先生の答えが日頃私が格闘していることに非常に近い気がしました。
これは大学入試や高校入試の小論文でも出ます。
長文を読んでそれを要約して自分の意見を書くというものです。
そして不登校の子はその意見が書けません。
なぜならば０か１００かで考えているからです。
例えば、『冤罪を無くす』という文章を読んで意見を書くとしましょう。
まー、高校生や中学生に試験時間中に冤罪を無くす方法を発見させて、
５００字で記述して試験官を納得させることは求められていません（笑）
無理です。
それよりは論点を見つけて、
少しでも現実を前に進めるような意見が求められているわけです。
仮に冤罪が年間１００人いるとして、
それを９９人とか９０人とかにできるかもと思えるような論理的な意見が試験官は欲しいわけですね。
そしてそういう意見は論理的であれば必ず似たり寄ったりになってきます。（ある程度、出尽くしている）
でも、それでいいんですよ！！
というかそれが人間社会なんですよ！！
ということを、管間先生はおっしゃっていました。
管間先生は日常生活の中でそれを伝え、
私は受験を通して伝える、
ということで、
受験否定派も受験肯定派も実は同じことを言っているのは弁証法的だと思います。
そこらへんのことは私のこちらの本にも書いてあります。
管間先生のお話を聞いていて管間先生はスタイリッシュで、
ユーモアがあり話が面白く、
ああいうかっこいい50代になれると良いなと思いました！！
そして、問いに向き合い続ける姿勢に感銘を受けました。（思想は違えどそれが思想信条の自由や言論の自由が保障された素晴らしき日本！！）
★編入が可能だった
自由の森の先生やイベントに来ていた何人かの生徒さんや卒業生の方はかなりというか非常に魅力的であり、
お子さんが行きたいのであればぜひ行かれるとよいなと思いました！！
そしてこれは私も知らなかったのですが、
編入が意外にけっこう可能なんですね！！
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難うございました。
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