こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
どうでも良い話かもしれませんが、先日ある人から脳科学的には女の子は9歳で考え方が大人になるが、男の子は50歳で考え方が大人になると聞き、大変ショックを受けたとともに妙に納得してしまいました。
2016年もあと1日となりましたが、今日もよろしくお願いいたします。
今日のテーマは2017年の抱負についてです。
不登校の子が活躍するモデルを生み出す
一つ目は不登校の子が活躍する事例を生み出して生きたいということです。
アドラーによると人間の幸せには3つが必要であると言います。
①自己受容 ②他者受容 ③他者貢献。
『幸せ=自分が好きで周りの人のことも好きで人間関係が良好であり、さらに周りの人に貢献できている状態』
不登校の子は①②③があまりよい状態ではありません。(特に③)
一方、私の元にくる不登校の子はポテンシャルが高い子が多いですし、時間もたくさんあるわけです。。。
2017年度は不登校の子にささやかながらでも事業をしてお金を稼いでもらい、どこに行ってもやっていけるという自信をつけてもらいたいと考えています。(もちろん、最初からは稼げませんが。)
あくまでお金を稼ぐことが目的ではなく、自信をつけることにより良い状態で復学することを目的にしています。
今の教育の問題の1つに『勉強したことが将来どう役に立つのかわからない』ということがありますが、事業をすることにより勉強したことが役に立つという実感を得てもらえると思います。
不登校の予防活動の普及する組織の立ち上げ
2つ目は通常の不登校支援にプラスして、不登校の予防活動をしていきたいと思います。
本格的な不登校になると復学までになかなかの時間と労力がかかります。
①親御さんに不登校に関する知識があれば、防げた不登校がたくさんあるのではないかと思っています。特に、不登校の前兆の時期、不登校になりかけの時期が重要です。
②不登校になるとエネルギーが低下するので勉強嫌いがより強くなりますが、楽しい勉強の仕方を知っていればここまで勉強嫌いにはならんだろうという事もたくさんありますが、これも防げるはずです。
①②がしっかりと出来ていれば不登校の予防ができるだけでなく、メンタルの強い成績の良い子になれるはずです。
一方、不登校になってしまったという場合もそこから得られるものが必ずありますので問題ないと思っています。
少なくとも私自身は高校を辞めたことや対人恐怖症で苦しんだことから多くを学びましたのでとても良い経験をしたと思っています。
そして、そのように思っている元不登校の子はたくさんいます!!
では、良いお年を!!