こんにちは。早野です。
ご無沙汰してしまっておりましたが
お元気でしょうか?
今年もあと残りわずかですが
読んでいただきありがとうございます。
★感謝とお礼
今年も多くの親御さん、お子さん、先生方に
多くを学ばせていただいた一年でした。
本来ならばお一人お一人にお礼をするべきなのだと思いますが、
事務能力が低いので
こちらのメールにてかえさせていただければと。
年賀状を数百枚交換されていらっしゃる方とか見かけますが、
「まじでエリートだな」と思います‼
世界人類のほとんどが
出来ないのではないかと。
ま~私もかなり落ち着いてきたなーと思いますが、
本質は変わっていないことに愕然としますw
リリーフランキーさんの名言を思い出す
今日この頃。
>人は歳とったぐらいで成長なんてしません。
>おっさんが落ち着いて見えるのは元気がないからです。
一理はあるなとw
さて過去最高を更新したこともありましたが、
過去最低を更新したこともある1年でした。
★良い時に喜ばず、悪い時に落ち込まず
最近、印象に残ったのがサイバーエージェントの藤田社長の本。
おすすめに何回か出てきたので記事を見てみました。
(本は読んでおりません)
そこで印象に残ったのが次の一言。
>麻雀が強い人は一喜一憂しない。
https://president.jp/articles/-/105798?page=1
あと面白かったのが藤田氏いわく
成功の秘訣は何事もとにかく「我慢」だと。
(これはYouTubeインタビューで言われていたこと)
話は少し変わりますが、
不登校で一番大事なことは
我慢だと思います。
たとえば、お子さんをぶっ飛ばしたい時にも
我慢しなければならないこともあるでしょう。
耐えがたきを耐えという感じでしょうか。
(これが基本形)
逆に我慢して
厳しい態度を取らないといけないこともあるでしょう。
心を鬼にしてというやつですね。
(時と場合と程度によりますが)
いつも思うのですが
不登校の親御さんは粘り強いなーと
感心することがあります。
最終的にお子さんがうまくいくと
お子さんに脚光が当たったりしますし、
そもそもお子さんが一番辛いという話も聞きます。
が、私の見るところ
お子さんは暴れてたり、
ひきこもっていただけw
もちろん、
すごい悩んだとは思います。
苦しかったとも思います。
しかし、苦しむとか悩むというのは
別に誰でもできるわけです。
(それを言ったら怒られますが)
逆に親御さんの読みというか、
見立てというか、
判断というか、
勇気というか胆力というかは
なかなか真似できないことだと思います。
そのうえで細かい工夫や
忍ぶ心があるわけで。
★勝負所と効率性
また、藤田氏の本で印象に残ったのが、
勝負所で頑張るべきという言葉。
藤田氏いわく、
「高1で半年とか受験勉強を頑張っても意味はない。
でも高3の秋に3カ月間がんばるとステージが変わる」
という言葉。
これは全くそうですよね。
不登校でも似たようなことを思います。
たとえば、中1で不登校対策を頑張っても
そこまでのリターンは無いのですが、
中3で頑張ると次の3年間、
そして何十年間が変わったりします。
通信に行ったとしても
充実度合いが違います。
もちろん、気力や体力、時間や資金などのリソースがあれば、
中1でも中2でも復学することが可能です。
(学校との相性が悪すぎる場合は復学させるべきではないと思いますが)
とはいえ、復学しても低空飛行ではあります。
私は週休3日を推奨。
親御さんがイライラするのは大して変わりませんw
(会社でも休職後に復帰した人にいきなり大変な仕事は任せませんよね?)
まー、学校で低空飛行か家で低空飛行かだと
どっちでも良いような気もします。
この年になると思いますが、
中学とか高校とかは別に遊んでいてもいいのではないかとw
学校で学んだことで役に立ったことはほぼ無いですね。
あなたはありますか?
本当に役立ったのは
遊びの中で学んだこととか
真剣に取り組んで学んだことだけ。
とはいえ、
勝負所とかタイミングがあることはあります。
中3,高3,浪人などでしょうか。
高3か浪人以外はどうでも良いような気もしますが、
それはさすがに割り切りすぎでしょうか。
また、そもそもが適性というかそういったことの見極めが
肝要で結果よりも大事なことな気もします。
場合によっては大学に行かなくても良いですし、
受験勉強なんかせずとも
戦略的に大学もどこでも良いという場合もけっこうあると思います。
(何事も時と場合によって異なるわけで)
★そもそも人間はなぜ生きているのか?
つくづく思うのですが、
人間は生存のためには生きていない。
生存が目的であれば、
ひろゆきがいつも言うように
別に働かずに生活保護でいいわけですw
運動部でがんばるとか無駄でしょうし、
箱根駅伝とか車で走ればすむことw
食事も医師と栄養士による配給制にして、
超ヘルシー食でいい。
服もユニクロより安いのでいい。
ただ、面白いのが人間は無駄なモノとか
不健康なこと「ばかり」にお金を使うこと。
酒にラーメンにパンケーキに住宅に車に動画にゲームに過度な運動に。
合理性よりは選択の自由を望む。
冷静に考えれば
旅行も要らなければ中学受験も要らないでしょう。
どう見てもアイフォンとかマックでなく、
中国とか韓国のスマホやPCにするべきw
もしくは高卒でガテン系就職して早めに結婚して、
40代で孫がいるというのがダーウィン的には理にかなっている気がします。
僕の先輩は祖母になっていて衝撃をうけましたw
でも、それだと満足しない人が多いのかなと。
お金の使い方を見ると大半は楽しみのための消費。
もしくは幻想である生存の恐怖へのための消費。
これは私のオリジナルの見方かと思ったら
オランダの哲学者のホイジンガ―という人が
ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)という概念を100年前に提唱してました。
ホモ・サピエンスで(知恵のある人)というのは
明らかにおかしいですよねw
そんなに知恵があればこんなに苦労してないw
そして楽しみというか好奇心には
悲劇とか怖いとか苦いというのも含まれる気がします。
夜と霧で有名なビクトール・フランクルは
ホモ・パティエンス(耐える人)という概念を提唱しました。
パティエンスは我慢とか患者という意味ですね。
語源を見ると、
>ラテン語の「patior」(被る、苦しむ)に由来し、
>単に苦しむだけでなく、
>その苦しみの中に意味を見出し、
>耐え忍ぶ力を持つ存在を指す。
だそうです。
面白いですよね。
適当に書いていたのですが、
我慢と遊び(藤田氏の場合は麻雀で大局から見た効率性)と
患者と意味を見出すなどがここでつながるわけです。
ただ、不登校もふくめていろいろな社会制度や常識が
生存が価値であることが前提になっているのでうまくいかないのかなと。
戦後すぐの時代から
本質的なところがあんまり変わっていない。
「生き残りをかけてー」とか
「そんなんじゃ将来食えないよ」
とかのフレーズを聞くことがありますが、
実際に食えない人を見たことが無いw
お金の不安とか将来の不安というのはあると思いますが、
それは概念とか信用の不安なわけで。
日本国憲法に
生存権というものがあります。
「最低限度の文化的な生活を保障する」というものですが、
私もふくめて全くうれしくはないw
(昔は超画期的だったと思いますが)
なので、ひろゆきがよくするアドバイスで
「仕事が辛ければ生活保護でいいじゃん」
というのが刺さらないw
私も昔は親御さんと最悪の状況のディスカッションをした時に
「最悪は生活保護じゃないですか」
と言っていたのですが全く響かなかったですねw
感情を除外した状況シミュレーションの話だったのですが、
当時は生存自体の情緒的価値が低いことに気づかなかった。
(生きていれば可能性はあるわけです)
ゲームに没頭する子どもの話を聞くと
このあたりで社会通念とお子さんとの間にずれがあると感じます。
が、個人としての楽しみの追求と
周りや本人との調和は両方が大事ですよね。
とはいえ、大人でも毎日がつまらないという人は山のようにいますし、
子どもの反抗には社会全体の構造が隠されているのだと思います。
近年は中国や韓国、欧州などの寝そべり族とか
あきらめ世代というのも話題となりました。
人間は私もふくめて贅沢なので
文句たらたらなのが面白ところですよね‼
というわけで、
2026年以降もいろいろなものが登場していくでしょうが、
私もその候補の1つになれればと思います。
生存権などの古い人権と競争による選抜からの商品だと
便利だけど依存を助長みたいな結末が多いのかなと。
AIとか今のゲームの比ではなさそうな感じも。
とはいえ、
楽しみというか好奇心という意味では
生きていれば楽しいことはあるわけですよね。
まず、2026年はワールドカップの年。
停滞する日本でサッカーは意味不明なレベルで進化しましたが
どこまで行けるのか⁉
明らかにフィジカルで劣ると20年前は思われていた日本人が
大柄な外人を吹っ飛ばすのは予想外でしたね。
大谷さんみたいに
フィジカルに優れているようには見えないんですが。
私は欧州の代表チームみたいに黒人ばかりのチームになると思っていたのですが、
日本代表だと23人の中でわずか1人。
ユース年代だと白人系、黒人系の有望選手というのはけっこういたのですが、
代表チームに定着とはなっていない。
体重とか身長とか選手の評価額などの数字とか、
10代での才能がありそうとか無さそうというのは
あまりあてにならないものだなと。
強いやつが勝つのではなく、
勝ったやつが強い。
挑戦心を忘れずに
ワクワクと生きていきたいものだと思います。
最後に最近人気再燃のポルノグラフィティの
「mugen」をお送りします。
2002年の日韓ワールドカップのテーマ曲ですね。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
★その他の記事
ドラマ「良いこと悪いこと」にフリースクールが出てきたので不登校問題のリアルを考察してみた【ネタバレ注意】
https://note.com/11171407/n/n4894c71b7441
