こんにちは。早野です。
もうすぐ7月ですね。
Ciao. Grazie per aver letto oggi.
(こんにちは。今日もお読みいただきありがとうございます。イタリア語)
★世界史に学ぶ不登校
世界史を勉強すると痛感しますが戦争が長期化する場合は必ず国際関係があります。
第二次世界大戦ではソ連や中国をアメリカが支援し、
現在でも北朝鮮などが生き永らえているのは何らかの事情があるのではないかと言われています。
まー、お子さんが軍資金も知恵も経験も体力もなくて(眠っている才能はあると思いますが笑)一体なぜ我々大人に抵抗をし続けられるか、というと基本はそういう構造があるからです。
その状態を維持する構造や維持する力学があるわけですが、
心理学ではそれを『問題維持システム(関係、構造)』と言います。
原因よりも持続因が重要だとも言います。
★問題維持システムを世界史に見る
●価値観の戦い型
記事『世界史はギャグのようなもの』にもありますが、
夫婦間、親子間の価値観の違いで家が焦土と化すことがあります。
ドイツ30年戦争ではカトリックとプロテスタントが争いドイツ人の2割くらいが亡くなられて全土が焦土と化したとか。
家庭でも以前、奈良県で医師が子供に勉強を強制して家に放火されて3人が死亡して家が焦土と化した事件がありました。
私もある政治家の方が腕白少年に中学受験を強要してある日の昼下がりの閑静な住宅街で車を破壊されたのを見たことがあります。
意外に普通の車でしたのでそこまでの被害額ではないような気もしましたが(笑涙)、、、
その後、ウェストファリア条約が結ばれたのでした(今は高校生でなぜか改宗して進学校に通っています)。
●栄光ある孤立型
イギリスは大陸を統一する勢力が出ないようにするのが長年の外交政策でした。
統一する勢力があると負けて侵略されてしまうので、
その時々でどこかの勢力にずる賢く介入していたとかいないとか。。。
ご家庭でも似たようなことはよくありまして、
夫婦の意見が一致しないようにその時々の情勢に合わせてどちらかにお子さんが絶妙に肩入れすることがあります(とても賢い子だと思います 笑)
また、それに似て多いのは夫婦間で子供を取り合い甘さがエスカレートするケースでしょうか。(米ソ冷戦時代に同盟国を増やそうとして米ソのどちらも飴を世界中にばらまいて同盟国獲得に奔走したように)
それらを私は密かに『ゲームある孤立』とか『令和の吉田茂』とかと呼んでいます。
●歴史認識問題という分断政策
アメリカが東アジア諸国が仲良くしないように歴史認識問題や反日を煽っているという説があります。(陰謀論的ですがそのほうが武器も売れるしたしかにいろいろと都合が良さそうな気もします。知りませんが。)
また、韓国や中国は反日がアイデンティティというか国をまとめる思想になっているので国内をまとめるためにそれに依存しざるをえないという話もあります。(これも知りませんが)
まー国際関係はさておきですが、
夫婦間や親子間でも歴史認識問題のように毎回何かのひょうしに過去のことが掘り返されるということがよくあります(問題維持アイテムというか伝家の宝刀というか 笑)
反日のための反日というか、
反抗のための反抗というか、
それがアイデンティティになってしまってというか(本人達もアホラシイのかもですが景気が悪くなくなるとそこに頼らざるをえないのかも)
まー、会社でも好調な時は仲が良いですが、
不調な時はそれぞれの派閥が責任を追及しあうということがあります。
人間は多数派の時に0から上に上がっていく努力は楽しめますし資金もエネルギーも時間も投入できますが、(例えば、中学受験のサポートとか習い事のサポートとか)
逆に少数派になってマイナスを0にする努力はなかなかできない傾向があります。(寝込んだり喧嘩したり自暴自棄になったりしてしまうので)
絶対値で見れば同じことなので数学的に考えれば同じ努力量を同じ姿勢で投下すべきなのですが、
ただ心理的にはなかなか理屈としてすらも納得しがたいところがあります。
私もどん底の時は頑張れないし飯が喉を通らないし勇気も出ないしで痛感しましたが、
基本的に人間は好調な時には調子に乗り自滅し、
逆境では頑張れないという生き物なのだというある種の諦めが大事な気がします。
なのでかわかりませんが、
家族療法などでもミラノ派は『お子さんの問題はご家族の役に立っていて本当に素晴らしい』
という論法で終結に向けて局面を動かそうとします。
実際、お子さんの問題がきっかけで夫婦仲が改善したり、
お父さんが酒を飲まなくなったりという家はよくあります。
少しは改善してきているという事実を少々強引に最大限に利用しようというわけですね。
流石はイタリア人で精神病院を0にしただけありますね。(ほんまかいなと思いますがカテナチオのイタリアサッカーは私はかなり好きでイタリア人を信じています)
私も『不登校はチャンスなんだ』と言っていますが、
それも似たような意図があるのかもしれません。
元々ノー天気なのか意図してノー天気なのかはもはや私にもわかりませんが、
このある種のプロパガンダが入ると(入るとですが)お子さんやご家族が一気に変わる時もあります。(自分はダメだというのがダメな現実を作っていたりもするわけですし)
他にも不登校の本とかを読むと『不登校は家族や本人がより幸せになるための踏み石』的によく書かれていたりしませんか??
まーどうしても暗くなりがちなのですが、
私も訪問先でボンジョルーノという感じで明るく振舞うのはしんどいので逆に笑えてくる時があります(お父さんとか怖いんですよ 笑)
家族療法だとユーモア至上主義で10分に一回は笑いを取るみたいなマニュアルがあったりしますがペットとか小さいお子さんがいると便利というか何よりですね。
Addio. Ti auguro buona fortuna.
(さようなら。あなたの幸運を祈ります。)
★その他の記事
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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