こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
今日も読んでいただき有難う御座います。
★不登校版パレートの法則の続き
前回の記事はこちらです。
ざっくり要約すると、
パレートの法則によれば、
会社員も生徒もアリなどの生物も不登校の子も親も下記の割合に分かれる。
２－６－２
２割が優秀で、６割は普通、２割は優秀でない。
で、不思議なことに優秀な人（アリでも）２割だけを集めても２－６－２になる。
例えば、働き者のアリ上位２割を集めても働かないアリが２割出てくるし、
６割が平凡なアリになってしまう。
逆に優秀でない人だけ（アリでも）を集めても２－６－２になる。
例えば、働かないアリ下位２割を集めても働き者のアリが２割出てくるし、
なんと６割が普通のアリになってしまう！！
で、元不登校の人も２－６－２が当てはまる。
文部省の調査では元不登校の子の５年後は８割が就学か就職をしていて、
約２割弱が就職も就学もしていない。
逆に８割の人が将来に希望があると回答している。
約２割の元不登校の人が不登校経験に感謝していて前向きにとても生きている。
では、不登校版２－６－２のポジティブなほうの２割、６割に入るにはどうしたらいいのか？？？
これが今日の本題です。
お茶会に来ないと教えてあげない、なんてことはありません、、、
★解答
元不登校の人を見ていて私が思うのは、
「移動」している人はいけている人が多い気がします。
移動というのは例えば、
転職の回数が多いとか、
学校を辞めていたり、
塾をやめていたりする回数が多いなどです。
『石の上にも３年』の真逆の価値観ですね。
それだけ親御さんを失望させてきたという側面はあるかもしれません。
私も高校は２つやめて、
塾もいろいろとやめて、
バイトもコロコロとやめました。
留学も試したし、
インターンも試したし、、、
それにより社会人になってから会社をやめなくなりました。
それまでは、試して試して試しまくり、
やめてやめてやめまくる、
という感じですかね。
そこで『しっくりくるところ』に出会えたのですね。
元不登校から自殺未遂で今は早稲田生の子も、
塾もコロコロと変えていますし、
バイト先はいまだにコロコロと変えています、、、
指原莉乃も『今いる場所が嫌なら別の場所へ』と言っています。
彼女は中学３年間不登校ですが、
いきなり東京に行きオーディションを受けていますが、
もし仮にAKBに合格していなくても、
移動し続けてしっくり来る場所にたどりついたでしょう。
それがどこかはわかりませんが。
つまり、、、試行錯誤し続ける、というわけです。（学校とかの場合は金はかかりますが、、、）
もう一度言います。
試行錯誤し続ければ必ずいつかポジティブなほうの２割に入れる！！！
つまり、２－６－２のポジティブなほうの２割に入ることに必要なことは『試行錯誤と７転び８起き』です。
私の観察では個人の資質では断じてないです。（実際に会うとこの子は優秀だからと勘違いしてしまうと思いますが、、、）
塾をいろいろと試したとか、
フリースクールもいろいろと試したとか、
あらゆる人に不登校の相談をしたとか、
バイトもいろいろと試したとか、
仕事もいろいろと試したとか、
そんな人が多いです。
なんだよ『試行錯誤と７転び８起き』かよと思われるかもしれませんが、
心理学や哲学、生物学とか物理学の観点から見てもやはりそうなのです。
成功されている方ほどこのことは理解してくれます。
法則から解説すると、
２割のダメなアリだけで集団を作ると２－６－２になるわけですので、
お子さんもいろいろな集団に入ればどこかで２－６－２のポジティブな２割に入るのです。
（中間層の６割には入らない極端なタイプが多い気もします、、、）
逆に言えば、どんなに優れた学校や組織にもネガティブな２割はいるのです。
天国はこの世にはないわけですね。（窓際族で高給がもらえるのはある意味で天国ですが！！）
また、どんなに素晴らしい人もめぐり合わせによっては、
２－６－２のネガティブな２割に入ることがあるのです！！！
というか、『こんな素晴らしい人がなぜ？？？』というのはよくあることです。
長い人生いつも順風満帆ということは無いのではないでしょうか？？
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181217-00027010-president-life
多くの親御さんはその試行錯誤の過程の途中で絶望されてしまいますが、
親御さんもいろいろなカウンセラーとか先生とか病院とかを試して試して試しまくれば良いと思いますね。
改善し続けてください。
厳しい状況になりかねないのは、、、
何かを信じている親御さん（正しいことであっても）、
諦めてしまった親御さん、
勇気が出せない親御さんですかね。
★もう１回試してみる
トイレの壁に
次のエジソンの名言を貼っておいてください。
『私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、
常にもう一回だけ試してみることだ。』
『困るということは、
次の新しい世界を発見する扉である。』
『ほとんどすべての人間は、
もうこれ以上アイデアを考えるのは
不可能だというところまで行きつき、
そこでやる気をなくしてしまう。
勝負はそこからだというのに。』
『成功できる人っていうのは、
「思い通りに行かない事が起きるのはあたりまえ」
という前提を持って挑戦している。』
★私が一番あなたに伝えたいエジソンの言葉
『人生に失敗した人の多くは、
諦めたときに自分がどれほど
成功に近づいていたか
気づかなかった人たちだ。』
不登校の親御さんやお子さんは素晴らしい素質を持ち、
素晴らしい努力をされていて、
成功に近づいているところで、
絶望しているのをよく見かけます。
いえ、あなたですよ。あなた（笑）
ココ最近、私と連絡のやり取りをメールとかラインとか電話とかでしたそこのあなたとあなたとあなたです！！！
では、またお会いしましょう！！！
私が１０代、２０代で苦しんだことがあなたのお役に立ち、
あなたのお子さんの幸せにつながればこの上なく幸いです。
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