こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難うございます!!
先日、ある親御さんにこう言われました
「回復期には勉強するようになる、と本に書いてあったのですが、
うちの子は勉強しません。
うちの子は回復していないのでしょうか?」
私は驚きました。
「自分から勉強するようになるのはもちろん非常に稀です。
本に書いてあることは気にしないでください」
★不登校や子育ての本の功罪
不登校もいろいろです。
小1の不登校と21歳の不登校だと全然違います。
極論、不登校1日目と5年目でも全然違います。
本に書いてあることは一般論なのであまり役に立たないことも多いのです。
なので、私の本も含めて捨ててしまってよいのではないかと(笑)
その昔、お父さんが不登校の本なんか捨ててしまえという家がありました。
そのお母さんは本がけっこう好きなんですね。
で、私のも含めて捨ててもらいました。
そんなことで夫婦で戦う必要は無いわけです(笑)
このことを勉強で考えてみましょう。
仮に早稲田大学の商学部が第一志望だとしましょう。
参考書を100冊やったから合格するか??
もちろん合格しません。
なぜならばその参考書がテストに出題される分野かがわからないからです。
おそらく出題されない分野が大量に入っているでしょう。
マックやミスドに行くと高校生が勉強しています。
で、机の上の赤本や参考書を見ると「その参考書は意味が無いんだけどなー」
みたいなことがけっこうあります。
女子高生たちに教えてあげるべきか悩みます(結局声はかけませんが 笑)??
無意味なことで時間を浪費するのも青春ではないかと。
★不登校本の功罪についてもう少し深く
例えば、中1の数学のテスト(正負の数の計算)で60点だとしましょう。
それを90点にしたい。
その子が間違えているのは応用問題で
-0.42×-2.3÷-40分の55 みたいな問題だとしましょう。
そしたら小学校の分数や少数が弱いんだなとわかる。
ならば小学校の分数や少数の練習をしたほうが点が取れる確率が高いでしょう。
中1のAという教科書や参考書をいくら勉強しても1点も伸びません。
不登校でもどこでつまづいているかが家によって違います。
なので、不登校の本がそのご家庭の目的にジャストミートするかは微妙なところだなというのが本音です。(ジャストミートすることもあるでしょうが)
例えば、『子供を信じましょう』という精神科医の本があったとして、
それを真に受けて引きこもり10年目でも子供を信じています。
みたいなことがあったりします。(少し極論ですが)
僕は法学部出身なんですが、
人を殺したら死刑かというと違います。
故意か過失か??他にも正当防衛とか緊急避難とか精神的問題とかいろいろと場合があります。
薬も治験すると有効性100%ではなくせいぜい80%とか90%なわけです。(たしか)
なのに、不登校の世界だと「ゲームは絶対禁止すべき」とか「好きにやらせるべきだ」とかで、
「人を殺したら有罪」かどうかでも見解が別れるのになんで「ゲームは絶対禁止(もしくは自由にやらせる)」なのか(笑)??
例えば、病人には栄養を取らせろ。という本があったとして、
糖尿病とか心筋梗塞でも取らせんの??みたいな。
この子や家は自信過剰で現実不適応だけど褒めんの??みたいな。もしかして逆効果??
頑張りすぎて裏目に出ている両親がいたとして「子供の一大事なのでさらに頑張れ」でいいの??みたいな。そりゃリバウンドかドロップアウトするかもですね。
なので、不登校のご家庭がどの段階のどこでつまづいているかがわかるような「本」を書いたほうが良いのかなと思案中です(本の良さもやはりある 笑)
勉強だとカリキュラムがありますし、
料理だとレシピがあります。
不味い場合は何が出来ていないかがわかります。
カレーライスを作ろうとしたらご飯をたけてなかった、みたいな。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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