こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。
最近は暖かいですね。
ついに首都圏も緊急事態宣言が解除されましたがいかがお過ごしでしょうか？？
★お便りのご紹介
＞こんにちは。●●です。
＞なんとか無事に合格通知が届きました。
＞●●高校です。
＞卒業式も参加してきましたー
略
いやー良かった。良かった。
いろいろとすったもんだありましたが、、、
★逆境を乗り越える精神
私は個人的にベンチャーキャピタリストの村口さんを尊敬しています。
０から生まれた売上０の企業をことごとく上場させてきた伝説の方です。
もはや合法的にお金を印刷しているような域（必ず何年かに一度は宝くじに当たる域）で不登校から復活より1億倍は難しい気がします。
で、村口さんはとても素朴（あまり賢そうではない。失礼。）な方で2浪して入った慶應で演劇にはまり演劇では食えないと知り仕方なく働くことにしたそうです。
で、成功するには人間理解と早耳であることが大事だそうで人間理解のためにはシェークスピアを学ぶと良いらしいです。
というわけで、今日はシェークスピアの名言をご紹介します。
★シェークスピアの名言と不登校の子の言うことの共通点
＞人は皆、泣きながらこの世にやってきたのだ。
＞そうであろうが、人が初めてこの世の大気に触れる時、
＞皆、必ず泣き喚く・・
＞生まれ落ちるや、誰も大声を挙げて泣き叫ぶ、
＞阿呆ばかりのこの大きな舞台に産み出されたのが悲しゅうてな（悲劇リア王）
冷静に考えればこの世は理不尽に溢れていて、
生きていくのもアホらしいものです。
よく不登校の子が『こんな世の中にこんな俺を産みやがって』と言いますが、
全くそのとおりであると（釈迦が言うには四苦八苦だと 笑）
そこを自覚しているとあまり腹も立たずに明るく前向きに生きていけるのではないかという気がします。
＞悲しみが来るときは、単騎ではやってこない。
＞かならず軍団で押し寄せる。
うーん、シェークスピア深いですね。
例えば、夫がＤＶ、死ぬほど悩んで離婚、そこから姉が不登校、そして弟が不登校、さらに職場でトラブル、病院通い、周りから問題のある家庭と見られる、みたいな。単発ではなく軍団で来ますね。
親が不仲、学校で悩んで暗い、虐められる、子供不登校、親がショックでうつ、失業、離婚、子供入院みたいな。（半分冗談ですが暗くてすみません 笑 ぷよぷよの連鎖みたいな感じで捉えると良いかと）
別に不登校でなくても震災で被災、会社倒産、落ち込む、暗い、別の地方の学校でいじめられる、進学できず、何年かして働いたらパワハラされるみたいな。
必ず連続しますね。
だから明るく振舞ったり（いつもでなく生活の一部で）より悲観的に冷静に見ておいたほうがかえって良い気がしますね。
そこらへんを心理学の逆境理論では学術的にまとめています。
なので、テレビで有名人や政治家や公務員などがスキャンダル、周りが離れる、周りが叩く、みたいなのがありますが私はなるべくどんな人にも寛容であるべきだと私は思いますね。（明日はわが身かもだし）
そして、テレビでそういう叩かれている人達でうまく復活する人としない人を観察するととても勉強になります。
私は飲食業界に進出しようとして築地で無給で働いていた世界の渡部さんなどはかなり天晴れだなと思いますね。
あれだけ叩かれてテレビがダメかもでもまだまだ勝算ありと見ているのでしょうね。
これは不登校の子もそんな感じで面白いところです。
＞不幸というものは、耐える力が弱いと見てとると、そこに重くのしかかる。
敵はサッカーの対戦相手やいじめっ子のように弱みを見せるとそこに襲い掛かってくるわけですね。
逆にコテンパンに叩きのめしてやろうじゃありませんか。倍返しやーと。
＞あの人は本当は頭がいいから阿呆の真似ができるのね。
＞上手にとぼけてみせるのは、特殊な才能だわ。
不登校の子は問題行動をあえて演じているように見える時もありますが（大人のために）、
頭がいいなーと思う時があります。
＞人の傷を笑うのは、傷の痛みを感じたことのないやつだ。
これは私が苦しんでいる時に痛感したのですが、
同じ立場になって立ち直れる人は少ないであろうなと思ったものです。
人の傷を笑う人はある意味で『あまりご苦労なされていないようで良かったですね。本当におめでとうございます。』という感じです。
（皮肉ではなく本当にそう思います。まー私もあまり苦労してないほうかもしれませんが 笑）
＞豊かさと平和は、臆病者をつくる。
＞苦難こそ強さの母だ。
私は明治時代に生まれた森田療法にかなり救われたのですが森田療法はかなりざっくり言うと『来るならこいやー』という療法です。（超ざっくりですみません。）
例えば、緊張しまいと思うとさらに緊張するわけですが、
人目を気にしないようにするのではなく、『どうかこの緊張ぶりを笑ってやってくれよ。いっそユーチューブに投稿してくれよ。』と思えると緊張も減るものです（思えなくていいので試しに口に出してみる）。
学校に行こうとするとお腹が痛くなるなら、『どうしたよ。腹痛さんよ。お前はこんなもんなのかよ。』と思うといつの間にか腹痛は無くなります。
私は腹痛で半分以下の力しか出せなくても人並み以上の結果が出せるように工夫しようと思うようにしました。
まー『できるわけない』と思わずに『あんたなら出来る』と子供を褒めて勇気づけてやらねばなりません。
『早野さんでも出来たんだからあんたなら余裕でしょ。早野さんが早稲田ならあんたは最年少人間国宝よ。このマインクラフトの出来は素晴らしい。政府に手紙書いて推薦しておいたわよ。』と。
（そして、ただし人間国宝なんだから責任は自分で取りなさいと）
そしたら私は『いやいや、全くそのとおり。私などは●●君の足元にも及びません。私などは何をやってもダメ人間で（ある意味、本当）、、、』と合わせます（笑）
そこを『早野さんを見習いなさい』とかお子さんに言うとお子さんも旦那さん（奥さん）もへそを曲げてしまうかもしれません（念のため）。。。
もしくは『ビリギャルがビリでギャルならあんたはビリでオタクよと（冗談です 笑）』
パニック障害で電車に乗れなければ『電車さんよ。お前の攻撃はそんなもんなんかよ。』と（間隔が短い山の手線あたりで 笑）
とはいえ、あまりに辛すぎるのでその時にシェークスピアの名言のような世界観だとやりやすい気がします、、、
詳しくは下記の記事で。
ＰＴＳＤを叩きのめすＰＴＧのススメ
コーピングと外在化という最強の武器
正直者はバカを見る。不登校の子に狡さが加われば最適解であるが当事者の多くはそれをなかなか認めない。
問題：それは何を指すかを10字以内で答えよ。
★その他の記事
電子書籍『不登校からの大学受験 納得が９割の解説動画作りました。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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