不登校はピンチの顔をしたチャンスの理由

こんにちは。早野です。

今日もお読みいただき有難う御座います。

私は以前に不登校というピンチの顔をしたチャンスという本を出しました。

で、そこそこ好評だったのですが、こうも言われました。

「不登校は単に辛い」「好きでなったわけではない」

それは全くそのとおりで、

わたしも渦中の時は「ピンチはチャンス」とか思ってませんでした。

むしろ、「何言っているんだコイツ」と思ったことでしょう（笑）

そう言っている理由

とはいえ、「不登校はピンチの顔をしたチャンス」と言っているのには理由があります。

１０個くらい理由がありますが、今日はそのうちの１つをご紹介しますね。

名付けて「トイレの張り紙」理論です。

人間は大切に扱われているものは大切に扱いますし、

粗末に扱われているものは粗末に扱う、

という習性があります。

コンビニの店主がトイレを汚く使う人が多い時に、

「キレイに使ってください」と言うよりも

「いつもキレイに使っていただき有難う御座います」と言うほうが、

結果は良いのですよね。

そして「自分は不幸だ。可愛そうだ」という人は、

周りからそんな感じで扱われるわけです。

例えば、あなたの職場に「自分は世界一不幸で可愛そう」という人がいたら、

クビですよね。

そこまで行かなくても自分の部署とかチームには要りませんよね？？

そんな人を雇いますか？？

月給５０万で保険料とかいろいろ含めると毎月１００万円以上也！！（きれいごとは抜きにするとですね）

子供社会でも暗い、いじめられっ子には先生もそれなりの対応になります。

トイレの張り紙理論からすると、

いじめられっ子はさらに周りから人がいなくなり、

（なのでいじめらっ子はいじめられていてもそれを言わないでしょう）

ダメ人間はろくなチャンスがないのでさらにダメ人間になり、

弱国に列強の餌食です。（例えば、１９世紀、２０世紀の中国）

有望な投資対象として見られるべき

一方、不登校や発達障害の子は優秀（な部分がある）で投資対象として有望だと思われれば、

周りに人が寄ってきますし、チャンスにも恵まれます。

優秀な子が多いので（ダメな部分もかなりありますが　笑）成功する子も普通に出てくるでしょう。

いわばユダヤ人のようなもので、

パレスチナ人とかアフリカの難民とかかわいそうかもしれませんが、

あなたはどちらに自分の子になってもらいたいでしょうか？？（きれい事抜きで）

国になんとかしてもらいたいと言っているユダヤ人はいないわけですがね。

で実際、優秀な人もたくさんいるわけですの、、、

私が言っていることも嘘ではありません。

文部省の調査では下記のようになっています。

＞また、インタビュー調査では、不登校によって勉強、友人、進路等でのマイナスがあったという意見の一方で、

＞「休んだことで今の自分がある」

＞「成長した・視野が広がった」

＞「出会いがあった」

＞「人とは違う経験をした」

＞「人に優しくなった」など、

＞不登校の経験を振り返りながら前向きに進んでいる様子も伺えた。

２割くらいが肯定的に捉えているようです。

文部科学省の統計はそれなりの母数があります。

もちろん、統計はあてにならないという方もいると思いますが、

じゃ何をあてにしますか？？（私のやあなたの経験でしょうか、、、）

また、文部省の統計では中３不登校のうち２割弱がニート状態だそうですが、

「そういう人はどうなんですか。かわいそうじゃないですか。」と言われるかもしれませんが、

トイレの張り紙理論を思い出してください。

ということですね。

世の中には私の想像を絶する苦境の方もいるとは思いますが、

自分をかわいそうと思っていては道は開けないのが血も涙もないこの世の法則ではないでしょうか。

でも「かわいそうだ」と思わなければ道は開けると思いますね。

ではまたお会いしましょう。