こんにちは。早野です。

 

今日もお読みいただき有難う御座います。

 

★ご案内

 

12月4日(土)に川越ライオンズクラブの主宰で不登校のイベントを開催いたします。

 

近年だと星野源や北の国からに出ていた吉岡秀隆の出身として有名な自由の森学園高校の菅間正道校長先生がいらっしゃる予定です。

 

少し先の話ですがもしお時間があればご参加いただければと。

 

★銀の匙というマンガに学ぶ心の再生

 

最近、アニメになった銀の匙にはまっていてそこから考えたことをお伝えします。

 

あらすじは下記のような感じです。

 

 

 

>札幌の私立中学に通っていた八軒勇吾は、進学校の厳しい学力競争に敗れ、

 

>また高圧的な父との折り合いが悪く疲弊していた。

 

>そんな時中学の恩師白石の薦めにより大蝦夷農業高等学校(以下:エゾノー)に進学する。

 

>エゾノーを選んだきっかけは「寮があるから」で、そこでやりたいことや夢はなく、ある意味で逃げるようにエゾノーに進学した。

 

>クラスメイトの多くが将来の夢や希望を持ってエゾノーに入学している中、八軒は引け目を感じていた。

 

勇吾くんの中学生活は、

 

勉強頑張る→成績上がらず→兄と比べられる→否定される、

 

の無限ループで力尽きて、

 

寮のある高校に来たのですが、

 

そこでも、

 

それなりに頑張る→逃げてきた過去に負い目→周りと比べる(周りは農業の夢があったりしてキラキラ)→自信が無くなる、

 

の無限ループの日々でした。

 

で、ある日そんな傷心のどこか自信の無い勇吾くんと校長先生が会話します。

 

校長:君は逃げる事に否定的なんだね。逃げたことに負い目はあっても、逃げた先で起こったこと、出会った人、それらはどうでしたか??

 

勇吾:無言 しばらく自己探索して考えて

 

(いろいろとあるが略)ふと逃げるのもありだと気づく

 

 

勇吾:逃げられない奴はどうしたらいいんですかね??(農家継ぎたくないのに継がなくてはいけない友達とか)

 

校長:自分の事で手一杯なのに友達の心配かね??

(友達想いだねと褒めているとも受け取れるニュアンス)

 

勇吾:やっぱ、俺いろいろと吐き出しすぎですよね。格好悪いですよね。

 

校長:いや、自分の気持ちをうまく言葉にできるからそうして吐き出せるんだと思いますよ。

(言語化能力が高いと褒めている)

 

校長:苦しくても本音を吐き出せない子もいるからそういう子に気づいたら力になってあげてください。

(他人の力になれると勇気づけている)

 

校長:逃げたことを卑下しないでプラスに変えてこそ逃げた甲斐があるというものです。

(プラスに転換する力があることを暗示している)

 

 

★悪循環から好循環へ

 

勇吾くんは被害者意識で自分のダメなところばかりを見ていてために悪循環だったのですが、

 

『逃げる=悪』というのが『逃げる=あり むしろ人間的』と変わることで、

 

気持ちが変わり、

 

さらに友達を気に掛けることで、

 

被害者意識でうじうじ自分の中に閉じこもるうつ循環→貢献意識で仲間と助け合いながら成長していくという青春循環に変わります。

 

教育と言うのはこういう形でその人の素質を引き出すことなのだと思います。

 

 

★コツコツと種を撒く(シーディング)

 

実際にはこんなマンガみたいにすんなりとはいきませんが(紙数の関係かと 笑)

 

コツコツと種を撒き続けることが大事だと思います。

 

例えば、これは実際にあった話ですが、

 

勉強嫌いな子に聞いてみると暗記が嫌いだと。

 

でもう少し聞いてみると、

 

暗記が嫌いなのは塾の先生に一回で覚えろと言われてそれができずに自己嫌悪したからだそうです。

 

その場合、暗記は別に一回で覚えられなくてもいい、というのが入るかどうかです。

 

これはコツコツといろいろな角度から試行錯誤すると入ります。

 

やったことありませんがパチンコみたいなイメージでしょうか。

 

 

別の例だと、お父さんやお母さんが幸せそうではなく尊敬できずに子供が言うことを聞かないし、頑張らないという子がいました。

 

まーこれもさっきの『逃げる=悪』『暗記は一回でなくてはダメ』とかと同じで、

 

『お父さんは大したことない』『親の言うことを聞いてもいいことが無い』も本当なのか?というといろいろな見方があるわけです。

 

これもコツコツと『僕はお父さんの会社には逆立ちしても入れないよ(入社試験で逆立ちしたら落ちるでしょうが)』とか『お母さんも君みたいな子を持てて幸せなんだよ(そんなわけあるかーと言われますが笑)』とかを入れ続けると。。。

 

 

 

下記のようなループが典型的なのですが、

 

例えば、

 

夫婦でディスり合いお互いのポジションを下げる→子供の中での親の評価が落ちる→言うこと聞かず→親はそれでさらに怒る→さらに言うこと聞かず→子供のことで夫婦がディスり合う

 

という感じですので、

 

夫婦で褒めあうと良いです。

 

まー抵抗があるかと思いますが、

 

夫や妻がいないところで子供の前で間接的に褒めればよく、

(仲良くする必要はない 笑)

 

まー極論物理的にこの世に存在していなくてもいいわけです(涙)

 

実際そういう死別されたご家庭とかもいらっしゃいますので、、、

 

まーそうすると、

 

親の言うこと聞く→頑張る→褒めるところある→頑張る、という良い循環に入るわけです。

 

まー家庭教師の時についでにやっておく時もあります(笑)

 

 

★その他の記事

 

認知の歪み系は国語や英語と相性がいい気がします。

 

それらの科目はひたすら客観が求められるのと日常につながりやすいからです。

 

 

 

・ドラゴン桜の名言『大人になるということは客観的になるということ』『一時の感情で人生を棒に振るようなアホにはなるな』

 

勉強と認知行動療法の親和性

 

 

 

 

大学入試で求められることは客観性。日常生活や仕事にも役立つ

 

 

 

 

言語能力があれば人生を作っていける

 

 

 

では、またお会いいたしましょう。

 

最後までお読みいただき有難う御座いました。