こんにちは。早野です。今日もお読みいただき有難うございます。
今日は前回の続きです。
★正しいかではなく役に立つかどうか。
不登校に限らず世の中の問題は多面的です。
「勉強は意味がある」と「意味がない」
「学歴は意味がある」と「意味がない」
「仕事はお金だ」と「仕事はお金じゃない」
どちらも正解です。
私も勉強や学歴が「いかに役に立たないか」を
何時間でも話すことができます(笑)
「いかに人生お金じゃないか」を
何時間でも語れます(笑)
矛盾するようですが現実は多面的で複雑です。
正しさには決着がつきません。
しかし、正しさに決着はつかなくても、
お子さんの役に立つかに決着はつきます。
（あくまで個別の状況においてですが）
多くの親御さんはお子さんに
高卒の資格くらいは取ってもらいたいと思っています。
また、私はお子さんのご様子を見ていて、
大学で多様な経験をしてから自分の人生を選ぶのが良いと思います。
２０代で無職のまま何年か世界放浪とかしても良いのですが、
そういうタイプは少ないでしょう(笑)
また、社会に出る前のリハビリとしても大学に行ったほうが良いと思います。
お子さんが18歳で正社員になり（つまり１７歳で就活）
その後の人生設計を自分でする。
（職場の人間関係、年金、法律関係、保険、キャリア戦略、スキルアップ、転職、家族計画などなど）
私にはそのイメージがまるで湧きません(笑)
職を転々として履歴書を汚しそうな気しかしません(笑)
これには多くの親御さんが激しく同意なされるでしょう。
また、専門学校は２年です。
なので、１年目で就活が始まるわけです。
高卒で就職とそこまで変わりません。
また、専門分野を高３で絞れるお子さんは非常に限られます。
さらには、どう考えても「食えない」専門学校を選ぶ子もいるでしょう。
ご存じのようにどうしようもない「学校ビジネス」が多数あります。
でしたら、大学に行ったほうが良いと思います。
そもそも計画を立てる以前に考える力をつけたほうが良いと思います(笑)
それには多様な知識と経験が要ります。
というわけで、
「正しさではなく現実に役に立つか」から考えると、
答えは一択な訳です。
こういう考え方をプラグマティズム（実用主義）と言います。
高校の国語や社会で学ぶ考え方です。
倫理的ではありませんが役に立ちます。
私もつくづくもっと勉強しておけば良かったと思いますね。
そうすれば複雑な現実の中で正しさで悩まなくてすみますから。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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