こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
よく表面的な『マニュアル』が欲しいというお声を聞くのですが、それに対する皮肉を書きます。
かちんとくるかもしれませんが、ご容赦ください。
マニュアルはどこまで通用するか??
アルバイトはマニュアルに従いますね。
お客さんが来たら『いらっしゃいませ』
クレームが来たら『店長を呼ぶ』
料理を作るときもマニュアルに従いますね。お肉は何gでご飯は何g。フライドチキンを揚げる時間は何分間と。
マニュアルに従っていれば問題なくお店は運営されていきます。
時給900円くらいのアルバイトのみでお店が回るのですね。
しかし、お店が危急存亡の危機の時はマニュアルに従っていればよいというわけではありません。
業態を変えたり、新メニューを開発したり、お店の様々なところを見直したりしますね。
解決策はお店によって違いますし、いくつか試さないとうまくいかなかったりします。
親業や不登校に対する対応は後者に近いですよね。
もしくは親業は芸術に近いのではないかと思います。
マニュアルを気にしすぎることの問題
サッカー日本代表の元監督の岡田武士氏はマニュアルどおりにやろうとすると選手の本気さやゲームを楽しもうという気持ちが出なくなり、弱体化すると言っています。
岡田監督にとって『エンジョイ』とは自分で考えてリスクを取る事だと言っています。だからこそ楽しいし、失敗したときは悔しいし、ドラマも生まれますし上達するのですね。
人から言われたことや本に書かれていたことをそのまま従う。それで本気で子供に向かい合えるでしょうか??
思いっきり言いたいことを言ったほうが子供には愛情は伝わるでしょう。
マニュアル人間の親を尊敬できるでしょうか??
思いっきりやればそれで万事OK??
一方で、思いっきり言いたいことを言えばいいかと言うと、またそれも違いますね。
過干渉や甘やかしに逆戻りだったりします。腫れ物に触るようになるよりはましだと思いますが。
不登校に関する情報や専門化の意見は聞いておく必要があると思います。
あなたはあれこれ考えずに言いたい事をいったほうが良いですよ、という場合もあります。
その上で自分の意思で自分の行動を自分でリスクを負って選択していくということが大事だと思います。
自分の頭で考えて責任を負うということですね。
そういう意味では、プロサッカー選手のように期間限定でコーチを雇うというのも良いことだと思います。
では、またお会いしましょう。
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