こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
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今日はあなたとあなたのお子さんと私の痛みと苦しみを和らげる方法についてです。
★我々障害者
昔々、あるところに元気で明るく誰にも好かれる大学生A君がいました。
しかし、交通事故で足を切断し、義足になってしまいました。
それからというもの、引っ込み思案で過敏な性格になりました。
A君はたまに大学には行くもののいつも暗い顔をして家に閉じこもりがちになりました。
さて、ある日A君は大学に行きエレベーターに乗ろうとしたらエレベーターが来ません。
工事中だったのです。(バリアフリーとかいう概念は無かった時代 笑)
そこに、とても優秀で誰からも好かれている教授が通りがかり言いました。
『A君エレベータがなかなか来ないね。階段で行こうか???』
そして、A君と教授は二人は階段をヨタヨタ苦労して他の人に追い抜かれながら登りました。
そこで、とても尊敬されている教授は言いました。
『我々障害者は階段で行こうじゃないか』
その教授も足が不自由だったのです。
A君はそのことをきっかけに元の社交的で成績優秀なA君に戻りました。
足は戻りませんでしたが。
というのも、A君は新たなアイデンティティー、セルフイメージを獲得したからです。
尊敬される障害者というグループの一員にA君はなったのでした。
アイデンティティーというのは何と自分を同一視するかということですね。
世間の不登校やフリースクールのイメージと自分を同一視したら元気が出ないのは当たり前ですね。
お子さんを心配する時にあなたは誰とお子さんを同一視されていますか???
★鎮痛剤を減らす方法
世の中には不幸にして大火傷をする人がいます。
で、救急車で病院に運ばれてくる時は氷に身体が包まれているそうです。
病院の入口で待っていたスタッフは患者さんにあることを言うと鎮痛剤を使う量が減るそうです。
ある当たり前のことを言うだけで良いそうです。
つまり、痛みが減るということですね。
それはこう言うそうです。
『身体中で冷たい感覚を味わってくださいね。そうすれば痛みは和らぎます。』
氷で冷やされているのですから、冷たいのは当たり前なのですが、
当たり前のことを認識すると痛みは和らぐのですね。。。
ただ、それだけでかなり楽になるそうです。
★誰かの話を聞いてあげる時に
お子さんがいろいろと学校や友達の文句を言ったり、
自分の不幸さを嘆いたりすると思います。
その時に話を聞いてあげた時は、
『こうやって誰かに話すと少し楽になるよね。
いつでも何でも言ってね。
話してくれて嬉しいな。』
と言ってあげてください。
そうすると、ストレスや不幸を少しコントロールできるという感覚が身につき、
単に話を聞いてあげるよりも効果が出やすくなります。
それを心理学で自己効力感と言います。
これを知っていると、
親御さんのほうもストレスや不安をコントロールできる感が少し上がると思います。
*言い方はかなり和んできた時に言うのが良いと思います。
タイミング間違えると『死ね』と言われます。
★さらに欲ばるならば(笑)
『人に話すと100の苦しみが90になるとしようか。このくらいだとまだ実感は無いよね??
さらに好きな音楽を聞くと5減るよね。そしたら80だね。それでもまだ実感は無いよね??
来月は誕生日だね。何をしようか?それで5減るよね??そしたら70だね。そろそろ気分が前向きになってきたね。
そういえば、◯◯君もまだ学校になかなかなじめないと言ってたよ。大変のはあなただけじゃないわね。これで8減ったね。
しつこいね(笑)』
みたいにやっていくと、
状況のコントロール感が上がってきて心が折れづらくなります。(指摘すれば)
当初はストレスや不安に対して完全敗北だったのが、
少しづつ希望が出てくるわけですね。
ドラクエのように武器を獲得していくわけですね。
苦しいから苦しいのではなくて、
武器がないから苦しいわけですよ。
★勉強がわからないのも分割と粘りの原理を使う
勉強が苦手で頭が悪いと思いこんでいる子がいます。
しかし、例えばトランプの神経衰弱を一緒にやると私は勝てません。
*あなたも勝てないはずですよ。
記憶力は悪くないとわかります。(しつこく指摘すれば)
将棋やオセロなどをやってみます。
頭の出来は変わらないことに気づきます。(しつこく指摘すれば)
自分は頭が悪いと思っていたのが、
忘れた頃に『自分は早野さんよりも頭が良い』と言い出します。
(実際にはここに書いているよりも時間はかかります。
私はバカという洗脳が人によっては根強いからです。
そのほうが楽ですし、自分の正しさを証明したいですしね。)
★さらに、さらに、欲ばるならば(笑)???
私が行った(辞めた)通信高校の生徒で小4から勉強をやりなおしている子がいます。
(やり直しているのか、やっていなかったのかはわかりません。。。)
とはいえ、1ヶ月くらいで中1くらいまで行きました。
というのも、宿題を思いのほかきちんとやってきてくれるからです。
わからないことがあると病院に行ってお母さんに聞いているそうです。
今まではゲームばかりをしていたのが(顔がゲーマー)、
お母さんが病気になったのを機に将来に向けてやり出したそうです。
工業系の資格を取りたいのだそうですが、
マーチとか日東駒専レベルの大学も行けるのではないかと、
私は思い始めました。
こういうのを余計なお世話と言うのでしょう。(親御さんは期待しないでくださいね 笑涙)
とはいえ、ご家族や本人や私が思ったよりもはるかにはるかに遠くまでいけるのではないかという気がしてきました。
(そんなに勉強が向いているタイプでもないのですが)
物事を分解して1つ1つバカにせずに、
絶望せずに粘り強くクリアしていく。
でも、まだ満足行く結果ではない。。。
だから落ち込む。。。
しかし、それでも気分が回復したら、
物事を分解して1つ1つバカにせずに、
絶望せずに粘り強くクリアしていく。
それを繰り返す。
七転び八起きではなく、二百転び3百起きくらいかな。
私は祖父に雑草のように生きろと小さい頃に言われたのであまり苦にならない(変態)
そうすれば思ったよりもはるかに遠くまで行けると私は知っています。
思えば我々の先祖は日本が焼け野原の状態から今の日本を作ってきたわけですし、、、
不登校も実はこれと同じことだと思いますね。
あなたのご家庭が焼け野原の状態でも同じことだと私は思うのですよ。
下記の方は昨日ようやく登校しました。
期間は3、4ヶ月程度ですが、
この方によってはその時間は永遠に感じられ、
毎回絶望しつつも、
粘り強くやってこられたのですね(50転び50起きくらい??)。
>朝、学校につくと下駄箱で仲のよい友達に会い、楽しく話しながら階段を上り教室に行ったそうです。
>教室では旧知の友達が寄ってきたり、廊下では色々な友達が話してきたりで、みんな普通に接してきたので、
>今までと同じように振る舞ったみたいです。こんなにあっけないものなのか、と思ったよう。
>一日過ぎるのは長かったようですが、あまり疲れた感じではなく、すっきりした顔をしていました。
こちらの方は中学の時に不登校になり、
その後も五月雨登校を何度か繰り返し、
中高一貫で上に上がったのですが今は順調なようです。
お母さんは体重が10キロとか20キロ減ったとかおっしゃってましたね(うらやましいZ!!!)。
>早野さんお元気ですか?息子は高校は順調に登校してます。
>朝は自分で起きてきます。
>ありがとうございます??
>過干渉と先回りをせずに見守ります
最後までお読み頂き誠に有難う御座いました!!
私が10代、20代で苦しんだことがあなたのお役に立ち、
あなたのお子さんの幸せにつながればこの上なく幸いです。
*あなたのストレスを減らすスクールカウンセラーや担任の上手な活用の仕方はこちら。
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