こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。
今日は私の失敗についてです。
★良かれと思って犯罪者にしてしまった話
その昔、私はコンサル会社におりました。
ある時にクライアントに儲かる商売を提案したところやる気が無さそう。
そこで私がやることにしました。
ADHD的ですね(笑)
さて、私はアルバイトを30人ほど雇いスィーツ屋さんを始めたのです。
アルバイトは20代のフリーターの子が多かった。
私は自由で平等な経営をしたいと思っていてティール組織を取り入れました。
ティール組織とは従業員を管理せずに能力を引き出すという組織運営法です。
管理せずに人の自発性や創造性を引き出すというメリットがあります。
ティール組織は今でこそ有名になりましたが当時は稀でした。
実際、利益も上がりました。
フリーターの子も一生懸命仕事をしてくれ才能が開花していきました。
が、管理をしないデメリットも生まれました。
横領をする子が出てきたのです。
これは私の不徳の致すところです。
利益が上がっているのであればそれの分配も従業員に決めさせるのがティール組織的なのです。
が、株主もいるし私の説明能力不足やさらにはいろいろな仕事がありそこまでは出来なかった。
管理しない。搾取しない。みんなが自由に仕事を楽しんでその果実をみんなで平等に味わう。
私はそんな理想郷を夢見たのです。ある程度は実現したのですが。
しかし、未来ある20代の子を犯罪者にしてしまってはいけません。
良くも悪くも私が無能で犯人は確定できませんでした。(見当がつくくらいで)
そこからは管理をするやり方に戻しました。
キャラクターライセンス事業にして何事もだいぶ予想できる形に変えました。
好きなアニメとかゲームの新作が出たら一定数の人が必ず買いますからね(笑)
管理して目を光らせていさえしていれば良い。私は喫茶店で本を読んでいるような生活になりました。
ただ、私は儲かっても面白く無くてやめてしまいました。
「良かれ」とは思ってのことでしたが。
私のエゴだったのですね(笑)
★大人気漫画キングダムの韓非子に人の成長を引き出す方法を学ぶ
さて、大人気漫画キングダムでは現在は韓非子という古代中国の思想家の話題になっていますね。
この韓非子は子供の才能を引き出すのにとても優れた思想家だと思います。
私の失敗は2000年以上前に指摘されていました。
中国恐るべし。
古典にこんな寓話があります。
ある時に古代のある国の名宰相が死の間際に後継者を選びアドバイスをしました。
>「寛容な態度で治めるのは徳を持った人間だけが可能です。
>次善は厳しい態度で治めるやり方です。>あなたは次善の方法で治めるのが良いでしょう。
>例えば火は恐ろしいですが、その恐ろしさゆえに人が近づいてこないので、
>却って焼死する人は少ないのです。>しかし水は柔らかなので人は慣れ親しんで近寄り、大勢の人が溺死します。
>これと同じように寛容な態度で治めるのは難しいのです。」
>と遺言した。>その後、後継者は先人の遺言に逆らって寛容な態度で臨んだが、
>領内に盗賊が多くなり乱れた。>後継者は反省して厳しい態度で臨み、
>盗賊を捕らえて皆殺しにした。(涙ながらに)
私の失敗にウリ二つですねwww
私はぶっちゃけ処罰はしたくないのでうやむやにしたのですが。
(名探偵でも無かったし証拠が無かったw)
古今東西似たようなことで人間は失敗しているのだとも思います。
人を信じるのも大事ではあるが厳しさも必要。
相手に嫌われたほうが相手のためになることも多い。
たまに理不尽なことこの上ないお父さんとかお母さんや先生などを見かけます。
そんな時にこの逸話を思い出します。
>例えば火は恐ろしいですが、その恐ろしさゆえに人が近づいてこないので、
>却って焼死する人は少ないのです。
>しかし水は柔らかなので人は慣れ親しんで近寄り、大勢の人が溺死します。
嫌われることで相手の役に立つという愛もある。
「嫌な人」と言われている人の中には一定数このタイプがいますね(笑)
★性悪説の本来の意味
高校の社会(倫理)で性善説と性悪説がありましたね。
キングダムで今テーマになっているところです。
性悪説は悪人というわけではないそうで、
「人間は弱いものだから楽なほうに流れる」
というものだそうです。
これは不登校の親御さんは諸手を挙げて賛同するのではないでしょうか。
ましてや子供は。飴玉とかで(涙)
そして、楽なほうに流れに流れると社会的には不都合なことが出てきます。
それもみなさん、子供も含めて諸手をあげて賛同されるのではないでしょうか。
逆に性善説は人の本来の性質は善であると。
これも不登校の親御さんは諸手を挙げて賛同するのではないでしょうか。
そして同時に自分の弱さに勝つ力も持っていると。
負けることも多いけど。
優しさと厳しさと自由と才能と管理と手堅さが調和する。
引き続き、そんな境地を目指していきたいと思います。
★吃音の偉人は多い
韓非子は吃音だったそうですが吃音の偉人は多いそうです。
家康、チャーチル、ダーウィン、ナポレオン、タイガーウッズ。
なんかわかる気がしますね。
吃音に限らず話すのが不自由だったりコミョ障だと知恵が身につく。
才能を開花させられるように頑張っていきましょう。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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