こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。

いろいろと親御さんとお話をする中でわかるのが、
大人から子供の行動を見るといろいろと不安になるようです。
まー私も不安に思いますが(笑)

子供というのは社会に出る前のまだ研修期間というか。
仕方が無いところがかなりあるわけですよ。

社会の荒波から遠いのでのほほんとしていられます。
とはいえ、荒波は遠いのですしある程度は仕方が無い。

一般的に社会人から見たら大学生や高校生はかなり頼りなく見えます。
でも社会に出て何年かするとシャープな思考になっていたりします。
荒波の中にいるようになったからですね。

とはいえ、さすがに甘すぎるのではないか、
という親御さんのお声を頂きます。
「なんとかならんものか」と。

ではどうしたらその状況を変えることが出来るのか??

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その前に、、、

★イベントのお知らせ

8月21日月曜日の夜20時に元不登校の大学生を集めてオンライン座談会を開催します。
早稲田、立教大学、日本大学の学生さんが来る予定です。(まだ仮ですが)

親御さんもお子さんもいろいろと聞いてみたいことがあるかと思います。
オンラインなので気軽にご質問していただけるかと。
声ではなくチャット(文字)でも大丈夫です。

詳細が決まりましたらまた告知致しますね。
ご参加希望の方は下記のメールに参加希望とお返事いただければと。

futoukou123@gmail.com

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さて、どうしたら現実に向き合うかですが
昔にこんな事例がありました。

★お父さんは好きなことばかりしているじゃないか‼

ある時にある夫婦がおりました。
夫は会社の役員で奥さんはパート。不登校の中2の子が1人。

奥さんの言うことは中2の息子は聞かず。
夫は「そのうち行くだろう」と多忙な日々で息子に構う暇もない。

また奥さんの訴えをゆっくりと聞く余裕も無い。
ありがちな話ですね。

そのうちに息子に暴力が出てきた。
壁に穴が空いたり玄関の門が壊れたり。

奥さんは夫に協力に訴えた。
とうとう夫が息子と対決することになった。

夫「人間には嫌でもやらなければならないことがある。中学生は嫌でも登校しなければならない。」
息子「お父さんは好きなことばかりしているじゃないか‼」

夫「!!!!!!!(えっ?)」
息子「毎晩好きな酒を友達(取引先とか?)と飲んで休日はゴルフをしている。役員として威張っている。」
夫「ぽかーん」

子供からしたら好きなことして遊んでいるように見えたそうです。
だから俺も同じように遊ぶのだと(笑)

そこで衝撃を受けたお父さんはこう述べた。
「俺も妻子や世間の前では好きなことを楽しくやっているように言っている。」

「しかし、自分は嫌なことや嫌いなことを相当にやっているのだと。」
「あまりにもアホらしい仕事もたくさんしているのだと。例えば、企業秘密の話。」

それには奥さんも唖然とした。
奥さんは夫は外で楽しくやっていると思っていたから。

その後、3人で対話を重ね息子は現実世界に戻って行った。
(毎度のことですが特定されないようにケースをアレンジしています)

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★ユーチューバーだって嫌なこと「も」たくさんしている

子供は時に驚くような勘違いをしていたりします。
それは「自由に楽しく生きている人がたくさんいる」という勘違いです。

マックの店員さんは嫌なことがあっても笑顔です。
ユーチューバーも動画内では楽しそうにやっている「だけ」なはずです。
(もちろんやりがいはあるでしょう。でも楽しいことばかりではないと聞きます。どんな仕事もそうですよね。)

なんと、私も勘違いされたことがあります(笑)
大手企業に勤務しているご夫婦のお子さんから「早野さんは楽しそうに生きている」と言われたのです。

まーそれだけなら問題無いのですが、
文脈的に大手企業勤めのご夫婦と比べてのお言葉だったのですね。

私は全力で否定しこう言いました。
「絶対に大企業に入りなさい。俺なんか住宅ローンとか通らんだろうよ。」と(笑)

結果、子供は親の言うことを聞くようになりました(前よりは)。
私の本音ではなく、子供に親の言うことを聞かせるための言葉ですね。

ある程度、大人側の欠点を伝えていかないと子供は勘違いをしてしまうんですね。
すると、どっかに「理想郷」があると思って現実逃避してしまったりします。

アニメと現実を比べている子とかもいます。(昔なら恋愛ドラマでしょうか)
「そりゃアニメだからね。」と(笑)
ある時にこんなことがありました。
自〇したいという子にこう言われました。

A君「同級生に遅れに遅れてしまった。この差は取り戻せない。〇にたいです。」と。
早野「俺も同期の人には大きな差をつけられてしまった。上場している人もいるし経済雑誌などに出てくる人もいる。
俺も生きていても仕方が無い。」
A君「えっ、早野先生もですか!?」

そしたらやる気を出してくれました(笑)
彼は私を過大評価してくれていたんですね。

ポジションを上げに上げて落とす(笑)
するとエネルギーが生まれたりします。
ポジションを上げておかないとダメですが(笑)

親御さんは会社で取引先に怒鳴られた話とかすると良いと思います。
会議前には胃薬を飲んでいるんだぞと。

カイジ 利根川2

★やりたくないと言ったり欠点をさらけ出すとやる気が起きてくる

最近、生徒とオンライン自習室というのをやっています。
現実に向き合ってほしいという趣旨です。
普通の自習室とは違います。

黙々と勉強などのやりたくないことをするだけです。
まず私がやりたくない仕事をします。
生徒もやりたくない勉強をします(笑)

その時に私が率先して
「あーやりたくないなー。めんどくせーな。生まれてきたくなかったー。」
と現実逃避します(笑)

例えば、税金関係の書類の作成とか人から頼まれた不登校関係の資料の作成など。
私は書類の作成とか嫌いなんですよ(笑)

交通費の伝票とか〇にたくなる。
(超絶に楽な作業なんですがw)

でも不思議なことに愚痴っているとやる気が出てきてそのうち集中状態に入れるのですね。
飲み屋で愚痴っているサラリーマンて翌日は仕事するじゃないですか(ほとんどの人が笑)

生徒も「めんどくさーい。無理ー。」とか言っていたりします。
放っておくとそのうちやり出します。
(外堀と内堀が埋まっているのが前提ですが)

青汁の有名なCMで「まずい。もう1杯。」というのがありましたね。
あれは意外に本質的なことを捉えているから面白かったのかなと思いますね。

ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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いつも、目から鱗のメルマガをありがとうございます。いつも本当に無料で申し訳ありません。
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うちの息子にも間接的ですがかなり届いています。

 

いつもいいお話をありがとうございます。とても気持ちが折れそうなとき、救われる気持ちになります。
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